小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年12月23日火曜日

信義なき法的関係に疑問

 弁護士の仕事は、私たちのトラブルを法的な筋道に従って処理したり防止したりすることですが、残念なのは信義とか信頼関係とかいう人間としてもっとも原始的ながらもっとも純粋な価値があまり認められないことです。


 私の身の回りであるプロジェクトが進行中ですが、今日の諸事情からなかなか具体案がまとまらず、協定書にある具体的契約を取り交わす期限を迎えてしまいました。事情を勘案すれば期限延長は当然のことですから、両者協議の末にしばらく様子見をすることになりました。そこに弁護士から文書で残すべきだという主張がなされたのです。


 確かに何事も文書にして残して間違いのないように進むというのは法的な感覚からすれば常識なのでしょうが、一般人にしてみるとそこまでしなくてもという気持ちがあるのも否めません。口約束とはいえ簡単に反故にされるような共同事業などあり得ないのですから、やはり信頼関係あってこその法的関係といえるのではないでしょうか。

 

 しかし、それが常識として通用しないほど世の中は世知辛くなってしまっているのかもしれません。