小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年12月18日木曜日

優越感の時代

 外車に乗るとか、世田谷に住むとか、由緒ある家柄の出だとか、人が優越感を持つ根拠は様々です。ただ優越感というのは人の資質とはまったく無関係な感情であり、一種の自己満足に過ぎないものなのに、周囲の人間にとってはしごく厄介な代物です。


 何故ならば、あからさまなお世辞であろうと、優越感をくすぐられて怒る人はいませんが、これを少しでも踏みにじったりすると、その人の逆鱗に触れかねないからです。


 インドの独立指導者マハートマ ガンディーは自分の子どもたちが優越感を持った人間にならないように、特別な学校ではなくて自分の住む地域の普通の学校に通わせました。ガンディーは優越感は人間にとっては有害な感情でしかないと考えていたのです。


 現代は残念ながら様々な優越感に満ち満ちていますが、その理由は社会が哲学に帰依する自己実現ではなくて整形手術の大流行などに代弁される自己表現の時代にあるからではないでしょうか。