小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年3月31日月曜日

個人の犠牲を強いる根性主義

 本日の甲子園の試合で、桐生第一高校のエース山田知輝投手は3試合連投で合計342球を投げました。残念ながら延長戦までもつれて結局はサヨナラ負けを喫しました。しかし、勝つためとはいえ高校生投手のこんな酷使が許されていいのでしょうか。

 

 一試合でも多く勝ちたい気持ちはよく分かりますが、チームの限界は分かり切っています。そんな中で山田投手が3連投して肩を痛めたら取り返しがつきません。個人の過剰な犠牲を強いる根性主義は特攻隊と根っこは同じで、教育現場には相応しくありません。

不都合な真実 した人、された人

 袴田事件は、無実の人を意図して死刑囚に仕立て上げた人がいて、その結果48年間も刑務所に閉じ込められていた人がいるという構図です。

 

 不実をした人は、自分の行為の悪意性を十分に認識していたはずで、その行為が問題となって糾弾される事態に陥ると、事が事だけに反ってゴメンナサイと言えなくなリ、引っ込みがつかなくなってきます。

 

 こうした人間の浅はかさの弊害を最少限に食い止めるのが刑事訴訟法の役割なのでしょうが、幾度となく冤罪が明らかになっても、その反省が制度の改善に活かされてこないのは、どこまで私たちは浅はかなのでしょうか。

2014年3月29日土曜日

アレッー!ネコの餌が一気に35%も値上がり!!

 今日ネコの餌を買いにいつものスーパーに行ったら、一袋478円が一気に598円に値上げされていました。三ヶ月前は438円でした。


 食料品(?)ですから、買わない訳にはいきません。すでに魚の缶詰が98円から146円になっていますから、一日当たりにすると私には200円の値上がりです。アベノミクスはアゲノミのクズです。

あなたはイヌ派?ネコ派?

 ある調査によりますと、イヌよりもネコの方が癒し効果は高いという結果が出ているようです。私にはイヌのことはよく分かりませんので、この調査結果をネコの視点だけから解釈してみたいと思います。


 ネコはイヌより独立心が強くて自分勝手に生きているように言われます。確かにネコは適当に餌を置いておけば食べたい時に食べて、寝たい時に寝て、甘えたい時に甘えてきますから、まさにマイペースな暮し方をしています。飼い主が帰宅してもネコは腹が減っていない限りは知らんぷりで、へつらって喜ぶ様子などはまったく見せません。


 こうした天上天下(てんじょうてんが)唯我独尊的な生き方をするネコには、よく観察してみるとそれぞれに非常に強い個性があって、ひとつひとつの仕草に如実にその性格が表れているのが分かります。その個性を知って毎日の暮らしぶりを見ていると、ネコの行動の裏に隠されている意図が分かってきます。


 人間と違ってネコの行動にはまったく裏表がありませんから、個性さえ押さえていれば、ネコが、何を欲し、何を嫌がり、何を怒り、何を喜んでいるのか手に取るように分かります。ネコは飼い主を噛むこともありますが、イヌとは違ったその喜怒哀楽を含むストレートさが大きな魅力なのではないでしょうか。

客は断じて神様ではない!

 ホテルなどのサービス業の世界ではホスピタリティーという言葉をよく耳にします。日本的なホスピタリティーという考え方の解釈には、顧客のニーズに答えてひたすら尽くすという下僕的なニュアンスが感じられて、私にはどうも違和感があります。


 デパートで客が来る気配はまったくないのに店員さんたちはずっと立ったままです。ある鉄道のサービスコーナーでも座ってできるはずの仕事を立ってしています。スーパーで買い物をしてもレジ係の人はいちいち両手を揃えてお辞儀をしてくれます。無意味な過剰サービスのために毎日こうした仕草を強要されるのが近頃の傾向のようです。


 不必要に一日中立ち尽くしたりお辞儀をし続けることは肉体的に大きな負担です。経営者は顧客の満足だけでなく、働く人たちの快適な職場環境の実現にも配慮すべきで、その際に役立つのがケアリングという考え方です。ケアリングとは、サービスが提供される場所を顧客も働く人たちも共に癒される空間にしようとするものです。


 特にサービス業で働く人たちは息が詰まってしまいそうなこの頃の職場環境ですが、そろそろお客様は神様という考え方は止めにしようではありませんか。

2014年3月28日金曜日

私の青春時代と袴田事件

 袴田巌死刑囚が釈放されました。1966年に死刑が確定してから実に48年間の獄中生活を送った袴田氏の精神力と支援者の魂の闘争は必ず歴史に刻まれるはずです。


 私がもっとも悲しく思うのは、私が生きた溌溂とした青春の思い出の時代に、こんな残酷な不実が堂々と行われていたということです。今になって何故と考えてみると、袴田氏を地獄に送り込んだ主要関係者が亡くなって、当局が彼らのメンツにこだわらなくなったからではないかと邪推してしまいます。


 こんな酷い過ちが明らかになっても、冤罪で死刑執行されたイギリスのティモシー エヴァンス事件のように死刑廃止の声が高まってこないのは、日本はやはり特殊な社会なのでしょうか。

2014年3月25日火曜日

少しエロい話ですが

 私がフランスで学んでいた頃に数人のフランス人との会話がエロい話に発展してしまいました。そこでジャポネのアレはでかいという定説(?)が出てすっかり言葉を失ったものです。


 画壇の巨匠ゴッホも浮世絵に心酔していたくらいですから、ヨーロッパ美術界の浮世絵ブームのなかで日本の春画が知れ渡って、日本人のはデカイという話が固定化してしまったのでしょう。天才浮世絵師歌麿も罪深いことをしてくれました。

教え子の成長は元気の源

 私が担当したクラスの留学生が立派に育っていることを知って喜んでいます。総勢22人のクラスにいた6人の留学生は大学院志望者が多くて、その指導にはかなり神経を使って時間をかけました。


 彼らが無事に大学を卒業してホッとしていますが、2人が東大の大学院、2人が早稲田と慶応の大学院に進学できたことを知りました。私に挨拶に来たようですが、昨年3月で定年退職して研究室がなくなっていて困っていたそうです。


 教師にとって教え子が自ら成長していく様子を見るのは何よりの喜びです。いわゆる超一流大学ではなくて普通の大学で、恵まれた国費留学生とは違って雑草のように生き抜いている若者に触れていると元気がもらえます。

根性のある指導者が欲しい

 アメリカでは第二次世界大戦後も相変わらず人種差別は残り、1963年には黒人運動家キング牧師が「I have a dream...」と20万人の聴衆を前に人種差別撤廃を訴えました。この年はケネディ大統領が暗殺された悲劇の年でもあります。


 1947年にドジャーズ球団所属ジャッキー ロビンソン選手が戦後初の黒人メジャーリーガーに昇格すると、すぐに相手チームは反応してことごとく対戦を拒否しました。ナリーグ会長フォード クリックは試合を拒否すれば出場停止処分に処し、それでナリーグが閉鎖に追い込まれるなら仕方がないとして、断固として人種差別を許しませんでした。


 そして21世紀に入ると米国史上初の黒人大統領バラク オバマ氏が誕生しました。私は彼の首都ワシントン市での大統領就任式をテレビで見て、かつてのキング牧師の演説で受けた感動を思い出さずにはいられませんでした。


 アメリカは民主国家としての歴史を着実に刻んでいることは誰もが認めるでしょう。それを支えているのはかつてのナリーグ会長フォード クリックのような勇気ある自立した理想主義者の存在だと思いますが、日本の指導者にそんな人物が見当たらないのはなぜでしょうか。

2014年3月24日月曜日

消費税上げで買いだめ

 近くの大型ドラッグストアでは4月1日からの消費税アップを前にトイレットペーパーやティシューの棚がガラガラで、今にも在庫が底をつきそうな状況です。


 そんな買いだめをしても一つについてほんの10円ほどの節約にしかならないのに不思議な消費者心理です。テレビショッピングなどでも限定50組様などと言われると、ついつい慌てて注文してしまう人も多いことでしょう。


 つまり損をしないように私たちは敏感に反応して合理的な行動を取っているつもりですが、実際には案外不合理なことを毎日していそうです。得することは大好きですが、びた一文損はしたくないというのは人間の性なんでしょうか。

2014年3月22日土曜日

笑い話 認知症

「3億円持ってこい。さもなくば人質をぶっ殺すぞ!」

「待て、早まるな!まず人質の生の声を聞かせろ。」

「なっ、なっ、何かあった...ん...で...すか?」

「おい、人質は何も分かってないようだぞ。このままほっとくか?」

放射線の低線量被曝の怖さを再認識しよう

 放射線の低線量被曝の怖さが想像しにくいのは私たちの日常生活上の常識が通用しない領域の問題だからです。

 低線量被曝による健康被害については実際にはよく分かっていません。ですから今回の福島第一原発事故の放射能汚染による人体への悪影響については年間20㍉シーベルト以下の被曝についても広く疫学調査を実施すべきなのですが、政府の方針は頑なで変わりそうにありません。

 放射線の悪影響で知っておかねばならないことは、青酸カリなどの古典的な毒物と違って放射線にはこれ以下の被曝ならば安全だという閾値(いきち)がないということです。安全を確保するには放射線量をゼロにするしかありません。これを感覚的に理解するには私の3月9日のブログを参考にしてください。

2014年3月21日金曜日

若い女性に触るなと怒鳴られた

 嫌悪感とは本来は女から男に向けられるものかとこの頃は思われてなりません。先日は通勤電車で空席があったので遠慮がちに座ったのに隣の痩せて神経質そうな若い女性に触れるなと怒鳴られました。


 スタッフ全員を女性にしたクリニックが開業して大盛況だと聞いています。確かに女性にしてみると診察だからとはいえ、いろいろと男性医師に体を触られるのは不快なはずで納得のグッドアイデアですが、私たちの許容力はどこまで狭まっていくのでしょうか。


 私の通勤電車の経験は特別な例としても、何となく現代人の男女間の関係がぎすぎすし過ぎてきてはいないでしょうか。

ドラマ「相棒」 ヤクザの子ども

 刑事ドラマ「相棒」の最終回は、ヤクザの父親を持つ3人の息子たちの相克の関係に父性愛を絡めた話でした。ドラマの設定は、長男が後継ぎのヤクザ、次男が弁護士、そして三男が死刑宣告を受けた父親の検察側証人という兄弟関係のもとで、長男が人質を取って民家に籠城し、警察の保護下にある三男を殺害して死体の引き渡しを要求するというものでした。


 彼らは生き方は違っても社会に対する敵意を共有しているかのように描かれていました。現実社会でもその種の世界の子どもたちはとても生きにくくて周囲への不満が鬱積しているはずです。親が子どもの幸せを願うのは当たり前という価値観を私たち大人が共有できれば、彼らももう少し生きやすくなるのではないでしょうか。

2014年3月18日火曜日

郵便物が確実に届く国であり続けたい

 日本では入試の合格発表を書類の郵送で済ませている学校は少なくありません。私たちは郵便物は間違いなく受取人に届くものと信じて疑いません。しかし、外国ではこのような考え方はまったく通用しません。


 私がいた大学の入試会議で合否の発表は入学手続き書類の発送で済ますことになって、日本では郵便物はそんなに信用できるのかと英国出身の先生は驚いていました。


 所変われば品変わると言いますが、私達の常識は世界の非常識ということも多々あるのかも知れません。

笑い話 二枚舌の弊害

「おい、あの政治家が舌の手術したらしいぞ。」
「ええっ!やっと一枚にしたのか?」

2014年3月17日月曜日

理系人と文系人の違い

 私は理系人と文系人との違いが具体的にはよく分かりませんでしたが、最近になって理系人の私が感じる文系人との違いのひとつは観察力にあるように思われてきました。


 例えば、ある実験のデータを基にして何らかの新しい事実を知ろうとするには優れた観察力が求められます。もちろん他人がしたことを真似るだけのことならば経験を積むだけで済みますが、それ以上の高みを望むとなると経験だけでは優秀な研究者にはなれません。


 アレキサンダーフレミング(英国)が青カビが作るペニシリンを発見したのも彼の鋭い観察力のなせる技でした。実験中に混入した邪魔ものの青カビの周りには細菌が繁殖していないことに気づいて世紀の大発見がなされました。凡庸な研究者であれば実験を台無しにした青カビの付着した実験皿を恨んで洗い流してしまったことでしょう。


 一方で文系人の優れたところは思考力にありそうです。しかし、これは事実や現実から簡単に遊離して自己満足の世界の虜になりやすいものです。文系人が圧倒的に多い今日の世界の問題点はこのあたりにもあるのではないでしょうか。気付きに通じる観察力を大切にしたいものです。

2014年3月15日土曜日

日本経済は大丈夫か? 銀座に数棟の売りビルがあるらしい

 これは聞いた話ですが、銀座に数棟の売りビルが出ているといいます。大手の業者の話では、これまで40年間で銀座の売り物がいくつも市場に出ているのは初めての経験だそうです。

 元小泉内閣で経済財政政策大臣を務めた竹中平蔵氏は、講演で2020東京オリンピックまでは何とかなろうと言いつつも、その後については言葉を濁していたそうです。2020年までは公共投資にお金をつぎ込んで景気を下支えしようということでしょう。

 福島第一原発の廃炉、日中韓北朝鮮関係そして尖閣諸島領有権などチョー難題が山積しているうえに、国の借金などお構いなしの公共投資の大判振る舞いも東京オリンピックまでとなると、何だかうすら寒い感じがする2020年後の日本です。

2014年3月13日木曜日

増え続ける大腸ガンに気を付けよう

 私の友人は直腸の手術を受けて今は元気に暮らしています。昨日はいろいろと話をしていると大便の色が話題になりました。


 彼は手術後の大便の色が赤ちゃんみたいに黄色くなって驚いたそうです。彼には大便が黒くなったら危険信号と繰り返し伝えていましたが、それでも異変に気付かなかったようです。


 とにかく毎日の便通と大便の色は健康のバロメータですから、満40歳を過ぎたら観察を怠らないで下さい。ネコのものより色が黒くなったら要注意です。

2014年3月12日水曜日

小学生とのネコ談義

 私がキャンパスに来てネコたちが自然に集まってくる様子に興味を持ったのか、親のお迎えの車を待っていた小学生がやってきて自然に会話が始まりました。


 餌をねだるネコたちの名前や兄弟親子関係などを説明すると、私がネコのそんなことまで知っているのを不思議に思ったようでした。私がもう2年以上世話しているからと答えると納得しながらも、今度は驚いた表情を浮かべていました。


 私が定年後の大切な仕事になっていると言って笑ったら、安心したようにありがとうと言って帰って行きました。ネコの代わりの感謝の言葉なのか帰り際の単なる挨拶代わりなのか分かりませんでしたが、私には心の和む一時でした。

2014年3月11日火曜日

意外!円安は日本の切り札ではなかった

 円安の進行は日本の製造業界にとっては願ってもない福音となり、日本の製造業再興の切り札になると私はこれまでは考えていました。


 しかし、近頃の大きな赤字続きの貿易収支を見ていますと円安効果は限定的で、日本全体としてはデメリットの方が大きいように思われます。そうなると極端な円安の進行の歯止めになる有効な手段を日本は持っていないことになり、ユーロ安の恩恵を腹一杯享受して大きな貿易黒字を出せる強いドイツとは大違いです。


 この日本の現実には非常に深刻な問題が隠されています。それはアベノミクスの切り札である金融緩和による円安誘導策が期待を裏切って逆効果であるとすれば日本はもはや丸裸も同然と言えるからです。今やアベノミクスは絶体絶命のピンチにあると言えるかもしれません。

3.11 割安な夜間電気の不思議から見えてくるもの

 今日3月11日夜に私たちの町では不要な照明が一斉に消されてライトダウンが実施されます。夜間でも出力を落とせない原発が停止して夜間電気は余っていないはずなのに、繁華街では相変わらずネオンサインが煌々と輝いています。何故でしょうか。


 その理由のひとつは、電力会社は商品の電気をたくさん売らなければ充分な利益が上がりませんから、夏季の一時を除いて消費者に電気の節約をしてもらっては困るからです。私たちが日頃からあまり電気の節約をうるさく言われない訳もそこにあります。


 電力会社は、夜間もフルパワーで稼働する原発の余剰電気の処理に困って割安な夜間料金の設定をしました。現在はむしろ夜の割増料金を請求すべき状況なのに、それは出来ません。もしそんなことをしたら原発の諸問題が広く世の中に知れ渡るきっかけにもなりかねないからだと思われます。


 このように私たちの無関心や無知は、為政者などにとっては非常に都合のよいものですが、時には絶望的な原発事故、いや恐ろしい戦争のような不都合をも起こしかねないことを、私たちは3.11を再び迎えて再認識すべきではないでしょうか。

笑い話 STAP細胞危うし

 「STAP細胞の信憑性が危うくなってきたぞ。」

 「ああ、普通の細胞が外部ストレスで万能細胞になるという話だろ。」

 「ノーベル賞のiPS細胞も真っ青の研究成果だと思ったんだが。」

 「うーん、この騒動に変なリケンが絡んでいなければいいんだが...」

2014年3月10日月曜日

診察室に犬がいる風景

 作家で精神科医の帚木蓬生(ははきぎほうせい)氏の診察室には診療中でも犬が一緒に居てくれるようです。そこでは普段の医師と患者の関係からは想像できないような会話が交わされるようで、医師自身もその効用に驚いているそうです。


 そこで私たちの常識の縛りをなくして、例えばお母さんやお父さんが夏休みなどに潤いのない職場に一日でも子どもを同伴できるようにしたら、大人にも子どもにも新しい発見があって、お互いの成長の糧になること請け合いです。


 私たちは、従来からの価値観に何の疑問も持たず、すべてが習慣化されてしまっている生活に安住して、新しい変化を起こすことに臆病になり過ぎてはいないでしょうか。

2014年3月9日日曜日

見捨てられる命

 原発事故後も汚染区域(福島県富岡町)でイヌやネコたちの世話を続ける松村直登さんは、「あいつらは今でも知らねえべ、なぜこんなことになったか」と語っています(東京新聞、3月9日朝刊、“あの人に迫る”)。

 私は定年退職後もキャンパスのネコたちの餌やりに通っています。私が来なくなったら、人はたくさんいるのに食べ物がもらえない理由が分からないままネコたちはみな死んでしまうことでしょう。

 

 おそらく人生においてもっとも悲しいことは、なぜ自分が死なねばならないのか分からないまま死を迎えることだと思います。

 

 取るに足らない動物だから、貧乏人だから、不治の病者だからなどといって見捨てられる、いわば命に序列のある社会は豊かな社会と呼べるのでしょうか。

3.11を前に 改めて放射線の怖さを確認しよう

 東日本大震災3.11から3年目を迎えるにあたって、私たちのエネルギーに関する常識が放射線の分野ではまったく通用しないことを理解しておきましょう。


 通常の水道水(20℃)のコップ一杯分(180cc)を沸騰させるためには1440カロリーの熱エネルギーが必要です。飛躍があって乱暴な話になりますが、これは放射線(ガンマ線)を当てて同じようにお湯を沸かすと仮定すれば6000シーベルト相当になります。


 しかし、不思議なことに人間は10シーベルトの放射線を一気に全身に浴びると1週間もすれば死亡します。これはコップ一杯分のお湯を沸かす熱エネルギーの600分の1のエネルギー量に過ぎません。放射線量が低いからといって安心できない理由のひとつはこのあたりにあるのです。

2014年3月8日土曜日

世界経済 アメリカの独走状態となるか

 アメリカの景気が本格的な上昇軌道に乗ってきたようです。その理由の一つが有名なシェールガス革命です。世界一のエネルギー消費国が必要な全エネルギーを自前で賄うことができるというのですから脅威です。


 一方であまり知られていないのが先進国のなかではダントツの人口増加国であることです。日本では減る一方の個人消費がアメリカではGDPの70%を占めています。そのGDP成長を支えているのが大きな人口増加エネルギーではないでしょうか。


 2050年の日本の推定人口は現在の1.27億人から9000万人に減少するようです。一方でアメリカは3.1億人から4億人に増加します。この先満65歳以上人口の割合が40%近くに達する日本と、20%に留まるであろうアメリカとでは勝負の行方は見えています。


 21世紀の世界では、GDPで世界第2、3位の中国と日本だけでなくヨーロッパ諸国までもが少子高齢化に苦しんで衰退化を免れないとすれば、この先で頼れるのはアメリカしかなさそうです。

2014年3月7日金曜日

これは人種差別か?

 教え子が介護福祉士の免許を持っていて、私が紹介した介護施設に就職が決まっていました。本人は好きな道を歩めると喜んでいましたが、外国籍の介護福祉士は、フィリピンやマレーシアなどの出身者でないと就労ビザは認められないことが分かりました。


 介護施設はどこも慢性的な人手不足で意欲的な人材を血眼になって求めています。そんな状況下において国籍の違いによっては介護福祉士の資格を取得しても働けないなどという理由がよく分かりません。


 天下り官僚の多い外国人研修者を紹介する組織は、研修者に支払われるのが月額13万円前後なのに、月に一回レポートを提出するだけで約6万円の管理料を企業から受け取っているというようなことをかつて聞いたことがあります。


 こうした組織の既得権益を守るためのおかしな規制をなくさなければ、意欲のある外国人の労働者はいつまでたっても確保できません。

都知事選後に復活 新聞原発関連報道

 都知事選挙中には絶滅したかと思われた福島原発事故関連の新聞記事がやっとまた復活してきた感があります。今日の東京新聞は1面すべてが福島関連です。


 新聞社が政府の意向を慮って自主的に取り組んだのか、それとも何らかの働きかけがあったのかは分かりませんが、どちらにしても書きたいことが書きにくい、言いたいことが言えないという雰囲気がマスコミにあるとすれば気になります。 

2014年3月5日水曜日

夢 動物との対話を可能にする?

 私たちは毎日何回も夢を見ているようですが、朝になって思い出すのは時々でしかありません。そんな夢を自動的に記録して映像化できないものでしょうか。隣で寝ている我が家のネコの寝言らしき声を聞いて思いつきました。


 人間の睡眠には大きく分けて2種類のパターンがあります。ひとつは肉体の疲労回復のため、もう一方は脳の休息のためのものです。私たちはこれら二つの眠り方を理想的な一定の割合に配分して毎日の疲労をうまく取り除いています。


 現代人のように頭脳を酷使して肉体の疲労とのバランスが悪いと睡眠の質はおのずと低下して、朝になっても疲労感が残ってしまいます。そうして脳の疲労が蓄積していくと記憶に残る夢の頻度も高くなり、夢も悪夢になってくるという説があります。もし夢を記録して映像化することが可能になれば私たちの生活改善に大いに役立つでしょう。


 人間で夢の映像化が可能になれば動物たちでもできるはずです。そうすれば動物が何を感じながら生きているのか解釈が可能になり、一種の対話が出来るようになります。そうなったら毎日世話に来る私より気まぐれな女子学生の膝の上の方が好きな黒猫ディーンの本心を夢分析で白状させてみたいものです。

二大政党の重要性とアベノミクスの行方

 一昨年末に安倍政権が誕生してから、アベノミクスへの期待感から株式市場は一本調子の上げ相場となりました。ところが、今年に入ると約束されていたかのように突然日経平均株価は下落に転じました。


 日経平均の上昇を支えてきた感のあるユニクロやソフトバンクの株価はそれぞれ20%下落して正念場を迎えています。NY市場では、配当性向2.5%、時価総額は年間売上高の1.5倍が妥当な株価水準の判断基準のようですが、ユニクロとソフトバンクの現時点の配当性向はそれぞれ0.86%と0.5%で、すでに株価はマネーゲームの域にあります。


 ここからは大幅な規制緩和による景気対策が不可欠です。日本に2大政党時代が望まれる理由のひとつは、政権が保守と革新で交代すれば社会にスクラップアンドビルドが促されるからです。こう考えるとビルドばかりの印象が強いアベノミクスの運命は危ういかもしれません。

2014年3月4日火曜日

送電線が足りない!って本当ですか?

 NHKクローズアップ現代で再生可能エネルギーの普及が進まない理由の一つとして送電網の容量不足があると解説されていました。


 北海道の風力発電の可能性は非常に高くて400万kWの発電能力があり、その電力を東京まで持ってくるには送電線を新設する必要があり、総額は5000億円にもなるという話でした。


 しかし、原発による電力を東京に送るための送電網の既存容量を再生可能エネルギーに譲ったらどうなんでしょうか。その点を検証してこそ価値ある番組と思えるのですが...

2014年3月3日月曜日

ストーカーは病気か

 精神科医の福井裕輝(ひろき)氏によれば、大量のストーカー関連のデータ分析から見えてくるのは「ストーカー病」といえる加害者の精神状態だそうです(東京新聞、3月2日朝刊“だんろん”から引用)。福井医師はストーカーは「恨みの中毒状態」になっていて治療が必要であると主張しています。


 福井医師は脳の線条体や前帯状皮質の障害との関連性を推定していますから、何らかの理由でもし発達期の脳にそのような後天的な器質性変化が起こればストーカー病につながる可能性もあります。そうなるとストーカー病は生活環境との関係性も否定できなくなり、現代社会の病理の問題として考える必要が出てくるかもしれません。

 

 いわゆる福井医師のいうストーカー病が脳障害と関連性があるのか、そしてうつ病と同じように私たちの誰もが罹り得るものなのかなどの検証について、今後の研究成果に期待したいところです。

2014年3月2日日曜日

獣医さん要らず ネコの健康管理

 私がキャンパスのネコの世話で気を使うのが各個体の健康状態のチェックです。風邪を引いたり、細菌に汚染された食べ物を摂って高熱を出されたら、治療費はすぐに数万円になるため、毎日かなり綿密な観察をしています。


 私の経験では、まず一番簡単で最も有効な手がかりは目ヤニの有無です。ネコは清潔好きで1日に何度も顔を洗いますから、健康であれば目ヤニを付けたままでいることはありません。ですから真っ昼間なのに目ヤニを付けて現れたら黄信号です。その後に毛並みが乱れて抜け毛がひどくなってきたら一大事です。


 次は食欲の有無です。ネコでも食欲には個体差があり、自分のネコの食べ方と日量を知っておくと役立ちます。食欲の減少が感じられたら体温測定をします。熱があれば水分と栄養補給に努めます。翌日になってさらに食欲が落ちたり高熱が続けば細菌感染の可能性が濃厚ですから治療が必要です。


 これらのチェックポイントは寿命が6年程のノラ猫の場合のことで、若い間は病気にならない飼いネコにはあまり当てはまりません。室内飼いのネコでは細菌感染の危険性は小さくて高熱が出ることは稀ですから、もしそうなったら不治の白血病やエイズなどの可能性があります。この場合には治療より美味しい栄養価の高い食事療法で私はいきます。


 特に飼いネコで注意すべきは尿管結石です。これは6歳前後からのオス猫に限られますが数日で命を落としますので、一番大切な早期発見には毎日の尿量チェックが大切です。またネコも10歳を過ぎると人間と同様にいろいろな病気が出てきますが、高齢ネコには高度な治療を求めて苦しめるよりは寿命と考えたらどうでしょうか。


 余談ですが、ネコで頻発する口内炎は頭痛の種です。高価なステロイド剤などが使われますがなかなか完治しません。私はうがい薬のイソジンうがい液を脱脂綿に2~3滴垂らしたうえで水に充分濡らして指に持って口腔内をしっかり洗浄してやります。これで我が家のネコたちでは1週間に3回やって完治したあとは再発もしていません。


 最後にネコの健康管理で最も大切なことは、とにかく美味しいものを適量に食べさせて体力と抵抗力をつけることだと思います。私は寒さに弱いネコには冬季だけはみんなに美味しい魚の缶詰をいっぱい食べさせています。但し、食べ物はアレルギーを起こしたり好き嫌いがありますから、高価なものが最良とは限らないことを付け加えておきます。

2014年3月1日土曜日

ソチの野良犬に代わってア・リ・ガ・ト・ウ

 冬季オリンピックのソチの町には野良犬がいて開会式を前にして沢山処分されたと言われますが、それでも開催中にあちこちにその姿が目撃されたようです。


 そんな野良犬達に同情してか母国に連れて帰る選手が何人もいたそうです(東京新聞3月1日朝刊)。

 

 流石に動物愛護先進国出身者の面目躍如といえそうですが、ややこしいことは止めにして、とにかく黒猫ディーンと私からア・リ・ガ・ト・ウ!

喧嘩別れ

 私がどうしても違和感を拭いきれないのが仲間割れです。議論が意見や考え方の違いから言い争いの様相で終わってしまうと、往々にして親しい相手でも関係が疎遠になってしまい、従来からの自然なお付き合いができなくなりがちです。つまり激しい議論では口論と同じように敵意が生れやすいものです。


 私が黒猫ディーンたちに餌をやりながら学生と雑談していたら、時々ネコを見に来てくれる先生を見かけなくなったことが話題になりました。些細なことで相手に誤解が生まれて私と疎遠な関係になった顛末を話すと、知恵のある人間が仲間割れしていてはカ弱いネコが可哀想だね、と言われてしまいました。


 うーん、痛いところを衝かれたと咄嗟に思いました。私はどんなに激論になった相手に対しても決して敵意を持たないように努力していますが、意見の食い違いや誤解された相手に挨拶を返してもらえなくなるのは何歳になっても寂しいことです。

資源のない国という危険思想

 日本は資源のない国と言われます。確かに我が国は地下資源に乏しく、農産物も大半を輸入に頼っています。それでも私たちはもっと自信を持っていいのではないでしょうか。

 

 今日では大きな人口は貧困の原因ではなくてむしろ経済成長を促す貴重な資源です。日本は世界でもまれにみる勤勉な国民に恵まれていて、関東地方の人口(4260万人)だけで世界で第30位に位置します。

 

 また地下資源や農産物の統計を眺めてみると、どの品目でも世界の生産量の大半は上位数カ国で占められていることが分かり、資源に恵まれていない国の方が普通であることに気付かされます。

 

 つまり日本は資源のないことに悲観していないでしっかり働いて足らないものは諸外国から輸入すればいいのです。そのためには平和が絶対に不可欠なものですが、今日の私たちはそういう認識をしっかりと共有しているのでしょうか。