小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2015年8月8日土曜日

ユニクロもマクドナルド病か?

 ある経済紙によるとユニクロが一人負けしているそうです。生地の良さと縫製の丁寧さ、そしてシンプルなデザインの新しいスタイルの提案は新鮮さがあって一気にユニクロブームを生み出しました。その上に価格面でも割安感があれば鬼に金棒のように思われました。


 ところが円安の急激な進行と中国やバングラディッシュにおいて労賃の高騰が同時進行して、海外生産100%のユニクロは製品の値上げを余儀なくされました。低価格と高品質が売りだったユニクロの魅力のひとつが消えてしまえば、例えばGAPでもいいかという消費者心理が生まれてもおかしくありません。


 マクドナルドも業績の低下に苦しんでいて浮上の手がかりさえつかめないでいます。落ち着かないマックで350円のハンバーガーセットを食べるかわりに、例えばスタバで350円のカフェラテを飲んで豊かな時間を楽しもうと考える人たちが増えても不思議ではありません。


 私にはユニクロやマクドナルドがどんな手を打てば再浮上するのか分かりませんが、両者の病理には何か共通点がありそうな気がしてありません。