小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年10月4日土曜日

スポーツビジネスに毒された私たち

 スポーツは私たちが思うほど純粋なものではなくなり、巨大なショービジネスになってしまいました。錦織選手の全米オープン準優勝で彼にウエアを提供するユニクロ株が急騰したり、ドーピングとのいたちごっこが続いたり、引退選手がタレントに転身したりしているのは、スポーツは金なりの時代性の一端を示すものです。


 スポーツの魅力とは身体と精神の素朴な真っ向勝負が展開されるところにありますが、もはやそういう論理は通用しなくなってしまいました。もっと強く速く、もっと華麗に、そしてもっと多くの観客動員をというのが今日のスポーツ界の流れですから、黙々と練習に励み、観客など来るはずもない試合でひたすら戦うという古典的なスポーツ精神はもはや流行りません。


 私たちは一流のスポーツイベントにばかり感動や興奮を求めて余りにも他力本願過ぎるのではないでしょうか。本来ならば感動と興奮というのはもっと身近な生活の中に自己と密着した形であるもののはずではないでしょうか。