小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年10月6日月曜日

学歴社会の功罪

 学歴社会というと聞こえは悪いですが、悪いことばかりではありません。家庭がたとえ貧困であっても、階層が低くても、いわゆる有名な学校を出ていれば学歴に見合った出世チャンスを得られるからです。しかし、現代社会ではもはやそうはいきません。


 例えば政治家の世界では能力や学歴は国会議員や総理大臣になる有力根拠にはなりません。重要なのは世襲です。ちなみに政治家の世襲率を衆院議員(480人、2009年)でみると全体では33.8%だそうで、政党別では自民党40.8%、民主党23.0%、公明党6.5%のようです。


 歴代の内閣総理大臣をバブル崩壊後の1990年以降でみてみますと、政界とは無縁の家庭環境から首相のポストに着いたのは15名中5名しかいません。このように特定の地縁血縁関係がしっかりと日本の既得権益を囲い込んでいるのですから、とても構造改革などは期待できそうにはありません。