小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年10月8日水曜日

根性だけでは勝てない

 東京オリンピックが開催されてから50年が経ちました。日本のスポーツ界は根性だけの猛練習で大会に臨み、大松監督率いる女子バレーボールでは金メダルを獲得しました。国民はこれで熱狂の渦に包まれました。一方で毎日1万メートル以上の距離を超える地獄の猛練習をしながらも、水泳では男子競泳800メートルの銅メダルが最高でした。


 バレーボールは技術と体力の戦いです。水泳もやはり技術と体力の勝負ですが、さらに加えて水の抵抗との戦いでもあります。水着の素材ひとつでまったく別世界のスピードの泳ぎになるくらいですから、水に対して優しく泳ぐことも考えなければなりません。そこに当時の水泳界の指導者は思いが及ばなかったのです。

 

 太平洋戦争もやはり根性論で片づけようとして多くの国民の命と生活を犠牲にしてしまいました。私たちは案外根性論に同調しがちですが、根性一本やりの話には気を付けたいです。