小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年8月31日日曜日

東電福島第一原発吉田調書を読んで

 東電福島第一原発の元所長吉田昌郎氏から政府の事故調査・検証委員会が事故当時の状況を聞いた聴取結果書、いわゆる吉田調書と呼ばれるものの全容が明らかになりました。


 新聞報道の内容を読んでみた私の印象は、結局は吉田氏も原発推進派の一員であって、原子力村の限界を超えられなかったということです。その主だった根拠は、「われわれのイメージは東日本壊滅。」と語っていながらも、津波対策において貞観津波水準のものを仮想的には考慮できても、ビジネスとして費用対効果を考えると具体的根拠がなくてはできないと答えていることです。


 原発がいったん甚大な事故を起こせば‘東日本壊滅’の被害もあろうというのに、必要な安全対策に費用対効果というビジネス的発想が入り込むと見切り発車でいくしかないというのが、彼の本音なのでしょう。しかし、これからはそのような見切り発車は許されないことを私たちは認識しなければなりません。