小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年8月10日日曜日

猫とトラとライオンと

 猫は餌を得るために群れで共同作戦を取ったりはしませんし、餌を見つけても他者に知らせたり、分け合って食べようなどとは露ほどにも考えません。つまり猫には仲間意識とか共同体意識などが欠けています。

 

 ある日、黒猫ディーンがぐったりしていた時に、私がキャリーバッグに入れて獣医さんのところに連れて行こうと走り出したら、それを目撃した弟が心配そうに追いかけて来ました。私はこの出来事を経験して猫にも強い家族意識だけはあることを確信しました。

 

 猫の家族意識には発展性があって飼い主も猫一家に入れてもらえます。そうなると、餌くれ、ドアを開けろ、外に出せ、一緒に寝ようなどとニャーニャーとせがまれます。ただ猫には自分の欲求が満たされても、その喜びを飼い主と共有しようなどという気持ちは微塵もありません。

 

 同じネコ科のトラやライオンには強い共同体意識があって共同作戦を展開して獲物を狙います。では、なぜ猫は共同体意識を持つようにならなかったのでしょうか。それは恐らく猫が大型化しなかったために食べ物の確保に困らなかったからだと思います。

 

 猫が自己中で感謝の念を持たなくてもかまいません。このまま進化しないで平和な動物のままでいてくれることを願っています。軍隊も同じで肥大化すると結局はろくなことをしません。8月15日を前にしての私の述懐です。