小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年8月28日木曜日

貧困と肥満の関係

 私の友人が久しぶりにアメリカを訪問して肥満者が多いのが気になったと言っておりました。アメリカでは30%以上の国民が肥満であるとされます。私たちの常識からすると貧困と飢餓は相関関係が強いと思いがちですが、先進国ではむしろ貧困は肥満に結びつきやすいようです。


 所得格差の大小を示す指標にジニ係数というのがあります。これは0から1までの数値を示し、社会の所得格差が小さければ小さいほど0に近い値となります。例えば日本のジニ係数はバブル直前で0.30でしたが、その後は着実に増加してきて近年では0.33くらいと思われます。


 アメリカの場合には、1975年頃が現在の日本と同じくらいでしたが、日本のバブル直前で0.34となり、2005年には0.38になってきています。アメリカでは時の政府の考え方の相違によって多少の上下変化はありますが、所得格差は拡大し続けています。



 肥満の定義はBMIという指標があり、この値が30以上になると統計上の肥満グループの仲間入りです。計算式は、BMI=体重㎏÷身長m÷身長mとなります。身長が170㎝で65㎏の場合は、65÷1.7÷1.7=22.5です。BMIが30になるには、この人の体重が86㎏であることになります。


 とにかく先進国における肥満者の増加は、特に食生活の乱れ、いわゆるジャンクフードと言われる揚げ物、脂肪分の多い肉類、炭酸飲料、スナック菓子などの多摂取にあるようですが、私は孤食にも原因があるのではないかと思っています。