小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年8月12日火曜日

今後の不動産価格 都心のオフィス空室率がまた増加に転じた?

 2012年と比べると大幅に改善した都心のオフィス空室率は、最近になって再び増加に転じる気配があるそうです。都心のマンションの成約率も相変わらず活況を呈していて、業者の買い取りチラシが一昨年の不況が嘘のように頻繁にポストに投げ込まれます。


 みんなが急激に値上がりするのを見て慌て出したせいか、低価格の中古マンションは品薄状態になっているようで、業者は物件の仕入れに苦労しているとこぼしています。それでも売る物件がなければ商売あがったりですから、ある程度は高値を承知で買い取っているというのが現状でしょう。


 特に中国の人たちの買い意欲が旺盛なようで、彼らに馴染みのある新宿や池袋の低価格マンションは売れ行きが特に好調なようです。2年前に比べれば30%近く値上がりした価格でも売れているようで、これまでとは異なる根強い需要が感じられます。


 

 私がパリに生活していた時にパリ13区で大規模な再開発が進み、30階建ての庶民用マンションが林立するようになりました。私がいたのは約50㎡ほどで1200万円くらいの物件でしたが、そこには中国系の人たちが定住するようになって瞬く間に一大チャイナタウンが生まれました。彼らのバイタリティーと資本力には驚嘆したものです。


 今後の不動産市況がどうなるかは読み切れませんが、再び価格が下落すればアジア系の人たちの旺盛な購入意欲に頼るしかないというのが実情ではないでしょうか。