小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年8月4日月曜日

お役人根性には勝てない

 多くの教育機関の経営は少子化の波に抗しきれずに定員割れが続いています。そんな状況にあっても経営陣は具体的な改革に積極的に取り組もうとはしません。その理由は教育機関は破綻しないというのがかつての原発の安全神話と同様に常識化しているからでしょう。

 

 誰かが潰れますよと叫んでも学内では違和感をもって受け取られるだけで、経営陣の経営立て直しのための常套句は新入生数の大幅アップとキャンパスの魅力化のようです。抜本的な改革に身が入らないのは、無責任というよりは困ったら行政が何とかしてくれるであろうという、明治以来のお上頼みの思想に原因がありそうです。


 学校はつぶれない、大企業もつぶれないなどと安心しきっていると、これからの国際競争のもとでは思わぬしっぺ返しを食らう可能性があります。では借金まみれの国や地方自治体はつぶれないのかと心配にはなりますが、実際に借金を負担するのは国民なのですから、取り立て役のお役人にとってはあまり深刻なことではありません。

 

 国民としてはお役人根性にはどうにも勝ち目はないわけですから、お役所の作る借金と無駄使いは決して減りそうにありません。