小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年8月18日月曜日

有名ケーキ店でケーキ談義

 都心を歩いていたら、美味しそうなケーキ屋さんにサバランのケーキが店頭に出ていました。今日ではサバランは絶滅危惧種ですから、めったにお目にかかることはありません。残りは2個だけという危機一髪の邂逅でした。早速、お店に入ってよく見ると驚いたことに生地がパンでできていました。


 サバランのブリオシュ生地にはリキュールを浸み込ませてありますから、下手すると陳列中にお粥のようにグニュグニュになってしまって長持ちしません。ですからサバランの生地を作るにはかなりの手間暇を掛けねばなりません。そういうわけで今日ではわざわざサバランを作るケーキ屋さんはなくなってしまいました。


 しかしです。サバランを作らないなどというのは一流ケーキ職人としては沽券に係わることですから、一流店の証としては絶対に外せない商品です。そんなわけで生地をパン生地にするというのは一種の裏ワザながらよく考えたものだと感心しました。店長さんは、案外根強い人気があってやはり外せないからと語っていました。


 私はパン生地のサバランでは違和感がありましたので、二つ買って帰ろうと思っていましたが、家内用に一つだけにしました。店長さん、ケチってゴメンナサイ。