小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2015年11月29日日曜日

有給休暇の本来の意味が違う

  NHK朝のニュースで、有給休暇をお祭りの後片付けとかエンタメなどに使って、積極的に消化しようといっていました。しかし、有給休暇の本来の定義からは、生活の都合に合わせてバラバラに取得してはいけないのですが、そういう指摘はありませんでした。


 国際労働機関(ILO)132号条約(1970採択)は有給休暇の国際的な約束事ですが、日本はこれを今日でも批准しておりません。その代わりに労働基準法第39条による国内規定がありますが、内容的にはまったく別物です。


 ILO条約では同一企業に最低6ヶ月勤務したら3労働週間以上の年次有給休暇を取得できるとされています。また最低でも2労働週間は連続取得とし、病休は別枠扱いでなければなりません。付け加えると日本は8時間労働条約(1919年ILO)も批准していません。