小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年11月14日土曜日

日本も犯罪社会になるのか?

 新宿を夜遅くに歩くと駅の周囲部には再び浮浪者が目立つようになってきました。再びというのはバブル崩壊後の新宿駅から都庁に抜ける長い地下道にはかつておびただしい数の道路生活者がいました。


 バブル崩壊後に富裕層に入り込んだ人たちと話をすると、その過剰な特権意識が気になるところです。自らが這い出してきた貧困層とはもはや一線を画して、自分は‘アガリ’でこちらの人にして、あちらの人たちのことは知らないという構図が彼らの意識の中には見え隠れします。


 富者と貧者の溝が心理的な面でも深まって、越えがたい過剰な格差意識をもって対抗するようになったら、私たちが受け継いできた‘金は汚いもの’という自虐意識を両者で共有できなくなってしまいます。


 そうした過剰な格差意識が交錯する社会はアメリカ型の犯罪の温床になり得ることです。ドイツの哲学者ハイデッガーがいった、他者は顧慮の内にあるという互想社会がますます遠のいていくのは恐ろしいことです。