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2015年11月16日月曜日

お笑い芸人のいじめ芸

 新聞の投書欄にお笑い芸人のいじめ芸について意見が掲載されていました。このことについては賛否両論があるようで両者がっぷりの四つ相撲の様相です。


 賛成派にしてみれば、新しい芸域を切り開くひとつの挑戦として、架空の話だからいいだろうということでしょう。反対派としては、子どもには架空の世界と現実の世界の区別がうまくできないから有害だという意見になります。


 両者間にある堂々巡りの泥仕合の原因には、現実の分析が少し不足していることにもありそうです。実際にいじめ芸は完全に架空の世界のものといえるのか、不幸にも両者とも洞察が不十分なのです。


 いじめ芸で、その面白さを演出しているのは生身の芸人の苦痛にほかなりません。そこには現実の人間が実際に苦しんでいる仕草や表情をするのを見て楽しんでいる構図があります。


 そして、そこでいじめられるのはいつもマイナーな芸人たちであるという、芸能界の厳しい上下関係を利用した弱い者いじめの実態がもっとも問題なのではないでしょうか。