小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年5月22日金曜日

消える店、生き残る店

 私が利用する駅前には二つの大手スーパーが競い合っていますが、八百屋も程よい距離を隔てて二軒ありました。その一軒が昨年に閉店して跡地に賃貸マンションが建設されました。もう一軒は相変わらず頑張っています。


 残った八百屋の前を通りかかると客の集まる朝夕には必ず一家総出で明るく応対しています。この家族はみな愛想が良くて店がお年寄りの談話室のような感じです。誰がレジに立っていても必ず何がしかの反応があってホッコリした気持ちがもらえます。


 一方でマンションになった八百屋は朝の開店時に若夫婦が忙しそうに手際よく商品を並べ終えると、後はおばあちゃんがレジ係で応対するのが通例でした。もちろん客との会話はまったくありません。そんなわけでここでの買い物はスーパーに行くのと何ら変わりはありませんでした。


 高齢者を惹きつけるお店とは、商品が大量かつ整然と並ぶスーパーのようなものではなくて、今ではすっかり見かけなくなった駄菓子屋のような気安さが感じられるところではないでしょうか。