小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年5月16日土曜日

認知症のお年寄りのショッピング

 歩いて5分の安売りスーパーで知り合いのお年寄りに遭遇しました。その人は80歳を過ぎるころから認知症が顕著になり、近頃は足腰もすっかり弱って出歩かなくなりました。それでも自宅から100段を超える急階段と100mほどの坂を下りてから信号のある大通りの横断歩道を渡ってきたのですから、余程食べ物に切羽詰っていたのでしょう。


 店内に入ってもどんどん先に行くだけで何を買いに来たのか忘れてしまっている様子でしたので、一緒に歩きながら私が必要そうな商品に見当をつけて声を掛けながらのショッピングになりました。そしてバナナ、チーズ、クロワッサンに野菜を幾種類か購入することができました。私が商品の名前を挙げて手伝わなければ混乱して何も買わずに帰ってしまったでしょう。


 お宅に同行してお茶を飲みながら昔話に花を咲かせましたが、過去のことについては人名を含めて細かいことまで極めて正確な記憶が残っていました。認知症のお年寄りとの付き合い方は、会話の種は記憶の確かな昔話を中心にし、現在進行中の行動に関しては本人の目的を完遂できるように慮って補助に徹することだと改めて再認識しました。