小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年7月24日木曜日

日本のネコとフランスのネコ

 ネコ好きで知られていた藤田嗣治画伯(1886~1968)は、‘あちらの猫は、どんな猫でもちっとも人を怖がらず、平気で向こうから寄って来るが、日本の猫は呼んでもやって来る様子もない。これはどうも面白くない。’(藤田嗣治画文集 猫の本、講談社)と語っています。


 私がパリなどフランスにいた時にはネコに出会った記憶はありません。大西洋岸の港町にもしばらく生活していましたが、やはりネコを見たことはありませんでした。藤田画伯の文章は第二次世界大戦の真っただ中の1942年のものです。その頃はパリにはネコがたくさんいたのでしょう。


 彼はフランスで見かけたネコたちは野良猫を含めてみな器量よしだとも書いています。つまり町の人たちに愛されて生活していたのでしょう。大戦の真っただ中でもパリの住民は粋だったんですね。