小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年7月9日水曜日

アメリカで教わったセクハラ

 お恥ずかしいことですが、私がセクハラの問題を初めて認識したのはアメリカの大学で理事をしていた1989年でした。当時のアメリカの大学ではセクハラ対策が会議で具体的に議論され、ガイドラインとして普通に公表されるようになってきていました。


 それでも私の意識は決して自立したものではなくて、キャンパス内の学生寮でコンドームの自動販売機があるような環境では必要悪くらいに感じていました。要するに女性の気持ちに真剣に寄り添う気持ちに欠けていましたし、言葉が暴力以上に女性の心を傷つけるなどとはあまり考えたこともありませんでした。


 私は、従来ならば無神経に発した言葉も、自分の頭の中で考えてセクハラにならないように配慮できるようになりました。国会や都議会でもセクハラヤジが問題にされていますが、心ない発言をする人たちを、厳しくバッシングして謝罪させるだけでは、彼らの意識は変わらないでしょう。政治家は率先して女性の地位向上のために社会運動を起こしてもらいたいものです。