小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年7月30日水曜日

それでも再稼働をしますか

 原子力規制委員会は原発の重大事故の場合には作業員の被曝線量を100ミリシーベルトから500ミリシーベルトに引き上げようとしています。


 原発の再稼働が強行されて再び重大事故が起きた場合には、福島の場合のように作業員に死者が出ないと考えるのは楽天的過ぎます。ですから許容される被曝線量の上限値を上げたいのは当然でしょう。


 ただ重大事故時の決死隊の作業員には死の覚悟が求められるべきで、被曝線量に上限値が設定されていることなどナンセンスです。原発事故を終息させるためには多くの国民が死なねばならない場合もあるという認識が必要なのです。


 つまり原発というのは、いったん重大事故が起きたら、多くの人たちに死んでくれと言わなければならないという前提があって初めて成り立つテクノロジーなのです。その証拠に国際放射線防護委員会は救命活動に携わる作業員には上限値を設けていません。当たり前のことです。


 少なくとも原発の再稼働に賛成する人たちには、自分たちの都合を優先して、こうした残酷な認識を共有しなければならない社会のままでいいのかを、私は厳しく問いたいです。