小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年2月24日月曜日

高梨沙羅選手とユリア リプニツカヤ選手

 冬季オリンピックでは金メダル間違いなしという前評判のもとで残念な結果に終わってしまった選手も少なくありません。もっとも前評判が高かったのが日本では女子スキージャンプの高梨沙羅選手、ロシアでは女子フィギュアスケートのユリア リプニツカヤ選手、そして韓国ではキム ヨナ選手でしょう。


 キム ヨナ選手は、すでに4年前のバンクーバー五輪で浅田真央選手との対決に勝利して金メダルに輝いているうえに経験豊富で貫録を示しました。まだ10代でオリンピック初出場の高梨選手やリプニツカヤ選手を同列に評するのはあまりにも酷でしょう。若い二人は結局はともにメダルに届きませんでした。


 高梨選手のジャンプ後の表情には濃い落胆の色が読みとれました。リプニツカヤ選手は、失望の様子ながらもあどけない15歳の少女の表情に戻っていました。負けた後も期待の重みを背負ったままの感じがした高梨選手と、すっかり普通の少女に戻ったリプニツカヤ選手の姿は対照的でした。


 私たちの過剰な期待が高梨選手の心に凶器のように突き刺さったままにならないように、彼女のこれからの選手生活を温かく見守ってあげたいです。