小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2016年1月16日土曜日

算数・数学教育に欠けているもの

 最近は中学生の頃に勉強したかったアインシュタインが書いた相対論の本を読んでいます。相対論は当時からずっと喉に刺さった小骨のように気になっていました。今になって思うと、中高の算数・数学教育では全く扱われない時間、空間の関係を考える言葉、特に球面幾何、双極幾何などに関する知識がなくて分からなかったのです。

 

 私たちが学校で学ぶ数学は古典的なユークリッド幾何学に属していて、直感的かつ経験的に理解しやすいものです。しかし、これは平面幾何学の知識に限られていて、空間が歪んでいる、ピタゴラスの定理がそのままでは成り立たないなどと言われても、たとえ充分な三角関数や複素数の知識はあったとしても、何のことなのかはさっぱり分からないはずです。

 

 子どもたちに数学の歴史をたどりながら、まずは相対論そしてできれば量子力学の世界を覗いてみたいと思わせられるような話ができるようになりたいというのが近頃の思いです。