小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2016年1月17日日曜日

危ないなー、片山さつき参議員の発言

 参院予算委員会の答弁で、片山さつき参議員が日本国憲法には緊急事態条項がないと誘いを掛けたために、首相は待ってましたとばかりに憲法改正に絡めて前向きな姿勢を表明しました。外国の攻撃や大規模災害時などに対処して国民を守るというのが表向きの理由のようです。


 例えは最悪ですが、ヒットラーがドイツ国家を完全に我が物とした背景には、1933年3月に成立した全権委任法という法律が生まれたことがあります。これは「民族(人種的というよりは歴史的文化的概念としての国民の意味)及び国家の危急を除去するための法律(Gesetz zur Behebung der Not von Volk und Reich) 」として、内閣が憲法や国会の存在を蔑にしてあらゆる法律を制定できるようにしたものです。


 自民党の憲法改正草案には、片山さつき参議員が言う緊急事態条項が挿入されており、内閣の判断で緊急事態を宣言することで、法律と同等の効力を有する政令を発することができるとなっています。どうです。これはヒトラーが夢見ていた全権委任法に似たようなものではありませんか?