小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2016年1月16日土曜日

軽井沢バス事故と戦争

 若者39人と乗員2人の乗ったスキーバスが長野県軽井沢町の碓氷峠で崖下に転落して多くの犠牲者が出ています。スキーやスノボーが目的のツアーでしたから、乗客は前途洋々の10~20代の若者ばかりで14名の死亡が伝えられています。大学のゼミ仲間も多かったようで、担当教員の気持ちは元教員としては察するに余りあるものがあります。


 この痛ましい事故の原因はまだ調査中ですが、一般的に言えば不幸な要因がいくつも重なった結果の悲劇であり、そこには個人的な努力だけでは防ぎきれない社会の歪みのようなものも関係しているものです。行程表通りに高速道路を使っていれば、急な下り坂にもっと気を着けていれば、深夜バスに乗っていなければ、などと関係者はそれぞれに悔やみきれないでしょう。


 この時期に不謹慎ですが、私はこうした若者たちの死亡事故に触れる度に思うのが戦争の恐ろしさです。今回の事故の犠牲者とは私は直接の関係はありません。しかし、このような事故の何千倍、何万倍もの若者が戦場で死んでいく戦争には、為政者を選ぶ国民の一人として直接の関係と重い責任があるのです。

 

 今回の事故で亡くなられた人たちのご冥福を祈るとともに、平和を守る意識をもっともっと高めようではありませんか。