小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年10月7日水曜日

ラグビー文化を大切にしよう

 ラグビーの発祥の地は言わずと知れたイギリスです。とはいってもイングランドと言った方が正しいかもしれません。ラグビーはイギリス紳士の身だしなみのひとつで、パブリックスクールと呼ばれる名門私立高校では精神と肉体の鍛錬のためのスポーツとして今日でも広く愛好されています。健全な精神は健全な身体に宿るという格言を信じるイギリス文化を支えるスポーツのひとつがラグビーです。


 そんなラグビーも1987年に世界大会となるワールドカップが開催されてからは、急速に商業化の道を辿るようになりました。東京開催のワールドカップ2019では8万人分の観客席を擁するスタジアムが想定されています。オリンピックやサッカーワールドカップに次ぐ金満ビッグビジネスになるために、金と太鼓(マスコミ)を総動員して日本チームの神話を作ろうとするラグビー界の体質は、本来のラグビー精神には馴染みません。


 世界大会の開催はイギリスに固定して、そのラグビー文化とラグビー精神の原点に、世界の人々が触れられる機会を作ったらいいのではないでしょうか。サモアチームのように荒々しい屈強なプレイヤーが激突するだけの肉弾戦がラグビーの魅力となったらおしまいです。