小室圭さんをシッタベンレイ

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2014年6月5日木曜日

エネルギー革命!水素社会の到来を予感

 昨日の私のブログではトヨタの燃料電池車の市販に歓喜しました。私はトヨタが未来社会において車をどうしたいのか、これまで分かりませんでした。


 増産に増産を重ねるだけの世界戦略は地球環境に大きな脅威ですから、トヨタはいつかは見直しを迫られる時が来ると思っていました。そこに世界に先駆けて仰天の燃料電池車の市販開始です。


 歴史的には燃料電池の発明はガソリンエンジンよりも早かったのですが、世界のモータリゼーションはガソリンエンジンの独壇場で進んできました。これまでの燃料電池の実用化例はわずかにアポロ宇宙船の電源に使われたくらいです。


 ガソリン車や天然ガス車には化石燃料が不可欠です。また電気自動車は充電が一時に集中すると電力不足を引き起こしかねませんし、寿命を終えた電池の大量廃棄も頭痛の種となるはずです。


 一方で燃料電池車は、風力や太陽光から生まれた電気で水を電気分解して生産された水素をスタンドに届ければ、その水素をタンクに充填して走行できます。その上にメカそのものは単純で燃料効率もガソリン車の2倍以上と言われます。


 トヨタの挑戦は世界的に水素社会への移行を否応なく促すでしょう。そして再生可能エネルギーを制する者が世界を制することに必ずやなります。再生可能エネルギー社会の構築に成功しつつあるドイツに負けないように、日本には発想の転換を強く期待します。