小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2015年4月21日火曜日

都心のマンハッタン化は何とかならぬか

 都心では巨大な超高層ビルが林立するビジネス街があちこちに形成されつつあります。個別の建て替えばかりで地域再開発ではないため、そこでは人の触れ合いに乏しいマンハッタン化が進んでいます。


 大規模なオフィスビル街ではそぞろ歩きの楽しみがありません。都内でも有名な巣鴨とげ抜き地蔵尊商店街、十条駅前商店街、中野北口ブロードウエイ商店街、吉祥寺北口商店街などのように雑多ながらも人の温もりがまったく感じられません。


  アメリカと違ってヨーロッパでは至る所に特定の曜日に青空マーケットが開かれます。食料品店が主ですが、各種日用品も売られています。住民はそれぞれにひいきのお店があって、野菜、果物、肉、ソーセージ・ハム、バターやチーズなどを購入するとともに、人々との出会いを楽しんでいます。


 これまであった地域が用のない人間を一切拒否する効率絶対視のビジネス街に変わっていくにつれて、ますます人の存在感は希薄になり、そこで働く人たちのロボット化が進んでいるのが気になります。都心が無機質なマンハッタン化しないように、せめて近隣農家のための青空マーケットくらいは企画できないものでしょうか。