小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2015年4月13日月曜日

過剰処方による死者

 お年寄りの薬の飲み忘れが問題視されています。3か月間で2000錠も飲み残したお年寄りのケースがテレビ報道されていました。しかし、お年寄りに毎日10余種類もの薬を飲ませる処方に合理性はあるのでしょうか。アメリカでは医師の過剰処方による死者は交通事故死より多いと警告を発する専門家もいるようです。


 今は許されませんがかつては向精神薬の多剤大量投与が行われていました。私の隣人は精神科に行くとスーパーに買い出しに行ったくらいの大量の薬を抱えて帰ってきました。私はその多さに驚いて、先生に減らしてもらうように相談することを勧めましたが、先生は怒っただけだったそうです。私は隣人が自ら命を絶ったのはあの大量投与のせいだと思っています。


 よく考えてみると、当のお年寄りは2000錠も飲み残したのに特段の支障もなく生活しているのですから、飲み残しよりも過剰処方の方が問題視されるべきです。しかし、医師の処方を絶対視する風潮の中では過剰処方は算術に利用されてしまい、咎められるのはいつも飲まない患者ということになります。