小室圭さんをシッタベンレイ
ノーと言って金満世界を変えよう
とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。 東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。 そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...
2015年4月30日木曜日
英語力と自衛隊員の海外戦闘
日米防衛協力の指針が改定されるなどして、これからは自衛隊員が遠い海外の戦場に送られることもありそうです。しかし、自衛隊が米軍に加わって敵軍と交戦中に寸断されたら、自衛隊員は英語なくして身動きが取れません。
太平洋戦争中にジャングルで孤立して何十年も密林内に潜んでいた小野田さんや横井さんのケースから考えても、戦場で日本語しか出来ないハンディは命にかかわる重大問題だと言えそうです。今は亡き後藤さんがイスラム国の人質になっていた湯川さんの救出に向かったのは、ひょっとすると湯川さんが言葉の不十分なことを思ってのことだったかもしれません。
自衛隊員を海外の戦場に派遣するというのは、彼らの生命の安全を考えると政治家や官僚が思っているほど簡単な話ではなさそうです。
2015年4月29日水曜日
廃校を借り受けて猫々ランド建設!
私の町も少子化の影響か、廃校ができる時代になりました。これらは利用方法が未定で放置されているようですから、町から借り受けて猫々ランド建設の自主活動を始めることにしました。猫ランド構想の担い手は大学の同級生と街の有志のみなさんと私です。
廃校の敷地はフェンスで囲まれていますから、少し手直しをすれば猫が逃げ出さないようにできるはずです。私の経験では校庭には少なくとも200匹くらいは放し飼いできるはずです。猫は寒さに弱い生き物ですので、冬季には温かく寝られるように発泡スチロール製の“自宅”を与えられます。
校舎は起業家に作業場やらオフィスとして提供し、猫の世話と猫餌購入費とワクチン・治療費を賄う程度の家賃とします。起業家が集まれば自然に成功・失敗の情報交換ができますし、助言や技術を直接求め合うこともできます。子どもたちの出入りは自由で、起業家の仕事ぶりを見学したり、手伝ったりもできます。もちろん起業家は子どもやペット同伴で出勤できます。
ノラ猫の世話には絶対の自信がありますから、こんな構想で町としぶとく交渉しようと思っていますが、さて結果はどうなるか。夏休み頃までには結果を報告できるようにしたいものです。もし町との交渉が成立すれば日本で最初の試みになるはずです。
お隣さんのワンちゃん、ご苦労さま
私のお隣さんのご夫婦はともに80歳を超える高齢で買い物に出かけるのが精いっぱいの様子です。お庭にはノラ猫数匹が住み着いているのと老犬が一匹飼われているために、家の景色に温かい動きが見られて孤立している感じを与えません。
ご主人は雨天でも午前と午後には必ず犬と一緒に散歩に出かけます。両者の足取りはともに心もとない感じで転倒が心配ですが、トボトボと連れ立って歩く姿にはほほえましささえ感じます。一方で奥さまは猫の餌やりと買い物が日課になっているようです。
お庭に猫や犬がいなかったらお二人の生活は乾いた潤いのないものになっているはずです。毎日餌をせがむノラ猫たちと散歩が欠かせない老犬が適度な緊張感を与えて、老夫婦の生きる意欲につながっているはずです。齢を取っても生き物を飼える環境にあって、生命の交流を持てるのは幸福なことです。
2015年4月27日月曜日
日比谷公園 オーイ猫はどこへ行った?
少し時間があったので日比谷公園を散歩しながら猫の姿を探してみました。昼時で人通りも多かったせいか、猫がいそうな気配はまったくありませんでした。私の知り合い(?)の浮浪者の姿もありませんでしたから、手入れでもあったのでしょうか。
そういえば神奈川近代文学館を訪れたときも、隣接する港の見える丘公園には猫の姿はありませんでした。昔はあちこちにその姿を見かけ、猫に餌やるなの看板も目立ちました。今はハトに餌やるなのものしか見かけません。大佛次郎記念館の猫のブロンズ像がどこか寂しそうに感じられました。
不思議なことに新宿西口にある新宿中央公園には昔から猫は棲息していません。現在でもその伝統があるせいか、念入りに探しても猫はいません。ただ、公園から新宿駅に抜ける大通りの交差点には猫おじさん住んでいて(?)、ノラ猫を何匹も保護してくれています。
公園に捨て猫がいなくなっていくのはいいことかもしれませんが、みんな手っ取り早く殺処分されて産業廃棄物としてあの世行きというのでは寂しすぎます。街の美観と衛生のためとはいえ、命を粗末にする上辺だけの手際よさでは街から人の温もりが消えていきます。
超高層ビルが林立する再開発といえ、浮浪者追い出しといえ、野良猫処分といえ、根本的なことは何も解決しないのに消臭剤や消毒剤をぶっかけて終わり風な粗っぽい街つくりは疑問です。
2015年4月25日土曜日
京都を原発被災地にしないでほしい
関西電力が再稼働を進める高浜原発は京都市から50㌔ほどしか離れていません。この距離は事故を起こした東電福島第一原発で考えますと郡山市や相馬市より近いことになります。
太平洋戦争では米国は京都を爆撃しませんでした。恐らく京都の伝統や文化遺産としての価値を破壊したくなかったからでしょう。そんな京都を原発事故の被災地にしてしまったら、私たちは大ばか者と嘲笑されるのでしょうか。
2015年4月24日金曜日
公証人役場の手続きも可視化しよう
公証人役場で遺言状を作成する場合は、通常は弁護士が依頼者の意向を聞いて内容を固め、公証人が書面にします。そして関係者立会いのもとで依頼者に意志の確認をして署名捺印が行われます。
本来であれば、依頼者が公証人に依頼内容を直接に口頭で伝えて、それを公証人が書面化するのが筋です。実際には依頼者が公証役場に出向いた時にはすべて準備されていて、依頼者は署名と捺印だけのようなケースが多いようです。
つまり依頼者が認知症にかかっていても、ハイと言え、署名ができ、ハンコを押せれば正式な遺言状は出来上がってしまいます。このような実話もあるように高齢者の遺産が詐欺もどきの標的になりかねません。遺産が心配なら元気なうちに決めておきましょう。
左右で違った靴
先日、地下鉄銀座線の表参道駅から乗車した外人さんの靴を見たら、私たちの固定観念を翻す左右で色も柄も違うものでした。
何でもありのファッションの時代にいつか目撃するだろうと期待していましたが、ついに遭遇しました。あとはボディペイントだけの素っ裸ファッションでしょうか。
2015年4月23日木曜日
笑い話 生前贈与
公証人「これがご依頼のものです。」
父親 「はい。」
公証人「ここに名前を書いてください。」
父親 「はい。」
公証人「ここにハンコ押してください。」
父親 「はい。」
公証人「これですべて終わりました。」
息子 「お父さん、僕の言った通りにしてくれてありがとう。」
父親 「オッ、オレ、ナッ、ナニしに来たんだっけ?」
タレント水沢アキさん、6億5千万円を10年強で完済!
タレントの水沢アキさんが6億5千万円の負債を背負ったものの、何と10年強で完済したという報道には仰天しました。水沢アキさんはスーパーの試食品で空腹を癒したこともあったそうですが、そんな話を聞いて涙するファンがいると思うと何となく複雑な気持ちになります。
一般人が億単位の借金というババを引いたら完全にゲームセットです。しかし、水沢アキさんは知名度をフル活用して見事に負けゲームをひっくり返しました。こうしてみるとタレント業は非常に恵まれた商売です。ならば知名度を剥ぎ取ったら何が残るか、そういう厳しい視点にも堪えられる存在であってほしい、と思うのは貧乏人のやっかみでしょうか。
2015年4月22日水曜日
アジア系資本のパリ爆買い
私がパリに暮らしていた1970年代には中国などのアジア系資本によるマンション爆買いがありました。私が住んだパリ13区は再開発前は低所得者層のたまり場でした。
その一角に30階建て高層マンションが15棟以上建設販売されました。私の記憶では、15畳ほどのリビングダイニングルーム、3畳ほどのキッチン、12畳ほどの寝室、バストイレが備わって、販売価格は確か1800万円ほどだったと思います。大規模スーパーあり、メトロ駅2分という駅近で格安だったために、建物が完成するとすぐに完売でした。
そこに中国やベトナムなどからの人たちが大挙押し寄せて地域はあっと言う間にアジア街化してしまいました。ショッピング街には中国料理やベトナム料理のレストランが次々に開店して圧巻でした。夜になって窓外を眺めるとミシンを熱心に踏む主婦たちの姿があちこちにあり、何となく懐かしいほのぼのとした気持ちになったことを思い出します。
あれから半世紀余。あれは東京で話題になっているアジア系資本による爆買いと同じものだったのでしょうか。
2015年4月21日火曜日
パリの安アパートのトイレ
パリの安アパートに住む友人のトイレはフロアの他の居住者と共用のものでした。恐らくヨーロッパではみな同じで、安アパートの問題点は風呂と台所の水回りにあります。当たり前ですが安くても古くても水洗トイレが備わっていない住居はありません。
ただパリの安アパートの水洗トイレには驚きました。半畳ほどの床の真ん中に排泄物用の穴がひとつ。それを挟むように煉瓦様の足場がふたつ。そこに足を載せて腰を下ろして踏ん張って用を足します。
そして右上にぶら下がっている取っ手を引っ張ると水が勢いよくジャー。おっとっとと、足元はびしょびしょです!今でもまだあの水洗トイレは残っているのだろうか。昔のパリ生活の懐かしい思い出です。
都心のマンハッタン化は何とかならぬか
都心では巨大な超高層ビルが林立するビジネス街があちこちに形成されつつあります。個別の建て替えばかりで地域再開発ではないため、そこでは人の触れ合いに乏しいマンハッタン化が進んでいます。
大規模なオフィスビル街ではそぞろ歩きの楽しみがありません。都内でも有名な巣鴨とげ抜き地蔵尊商店街、十条駅前商店街、中野北口ブロードウエイ商店街、吉祥寺北口商店街などのように雑多ながらも人の温もりがまったく感じられません。
アメリカと違ってヨーロッパでは至る所に特定の曜日に青空マーケットが開かれます。食料品店が主ですが、各種日用品も売られています。住民はそれぞれにひいきのお店があって、野菜、果物、肉、ソーセージ・ハム、バターやチーズなどを購入するとともに、人々との出会いを楽しんでいます。
これまであった地域が用のない人間を一切拒否する効率絶対視のビジネス街に変わっていくにつれて、ますます人の存在感は希薄になり、そこで働く人たちのロボット化が進んでいるのが気になります。都心が無機質なマンハッタン化しないように、せめて近隣農家のための青空マーケットくらいは企画できないものでしょうか。
2015年4月20日月曜日
究極のやせ我慢男
画家の藤田嗣治(ふじたつぐはる)は帝国軍隊の煽動に加担したとして日本画壇の責任を一身に背負いながら、日本から追放されるかのように米国経由で渡仏しました。スイスの病院で臨終の身となった藤田は故国に帰りたいと号泣したと言われます。
藤田は命令されるままに戦場に赴いて数々の戦争画の傑作を描きましたが、常に絵画に誠意を尽くしてきたという信念を恥じることはありませんでした。米軍占領下で戦犯者リストに自分の名前が連ねられようとしても抗弁しなかったのは、人生を絵画に捧げてきたことを誇りにして半ば覚悟を決めていたからでしょう。
結局は日本国籍を放棄してフランスに帰化してフランスに骨を埋める決意をした藤田が、最後の最後になって流したのは男の究極のやせ我慢にやっと正直に向き合えた癒しの涙だったのかもしれません。
2015年4月19日日曜日
森村誠一さん、ありがとう
東京新聞夕刊に連載された「この道」(自伝87話、4月18日最終話)を愛読して作家の森村誠一さんは猫派だと知り、嬉しくなりました。森村さんのお宅には迷いネコが住み着いて、ちゃっかり森村さんのお世話になっているようです。最終話の一部を引用させていただきます。
「...野良猫の姿が見えない高級住宅街は冷たく感じられるが、野良猫を見かける街角は、どこか余裕があり、温かい。」
「(人間の数だけある)「この道」一筋、それは世界と個人の自由と平和につながる人生の道である。」
2015年4月18日土曜日
天使のような笑い声
週末の通勤電車は客層がガラリと変わります。特にレジャーランドに向かう路線では子ども連れの若い夫婦でいっぱいになります。
今朝は黒猫ディーンのところに行く車中で天使のような笑い声を聞いて脳天を突かれたような驚きを経験しました。満天の星空を包み込む静寂の中に響き渡るような透明感のある笑い声でした。
ふと見ると笑い声の主は3歳くらいの女の子でした。私もあんな笑い声で笑っていた時代があったのかと自問してしまいました。
テレビ局が委縮する?
政府がテレビ局を呼び付けたことが話題になっています。政府が特定の報道機関に会って報道姿勢に物申すのは品がない話ではありますが、私はむしろ萎縮するからけしからんという主張のほうが心配になります。
呼ばれて萎縮するという発想には、呼ばれる=萎縮するという条件反射の引き金が装着されています。政府に呼ばれたら怯むことなく淡々と意見交換をして、あとは“粛々と”報道機関としての責務を全うすればいいのではないでしょうか。
2015年4月17日金曜日
大学キャンパス 消えた立て看板
1960年代の大学キャンパスは立て看板だらけでした。政治的なもの、サークルやクラブ活動のものなど種々さまざまでした。学生の社会や学問に対する高い関心と自主性、そして大学の寛容の象徴が立て看板でした。
しかし、今日では立て看板が乱立する大学などありません。学生の自治活動を好き勝手にさせて大学批判が噴出してくることを恐れて学生管理が厳しかったり、学友会が御用組織化しているからでしょう。言わば学生自治と大学側の寛容性の喪失時代の象徴でもあります。
昨今はオープンキャンパスが花盛りですが、立て看板が一枚もない整然清潔な大学は学生の発言が一切許されない徹底管理下にある可能性を疑ってみる必要があります。それは学生の社会や学問への関心の薄さ、就活一辺倒の薄っぺらな学生生活の象徴かもしれません。
※オープンキャンパスシーズンがまた来ますので、2014年1月22日の再掲です。
2015年4月16日木曜日
2015年4月15日水曜日
笑い話 禅問答?
「最近よく聞く “粛々” って何だ?」
「シュクシュクさ。」
「だからさー、その意味を知りたいの!」
「だからー、シュクシュクさ。」
「やだなー、話を全然聞いてくれないんだから。」
「おお、やっと分かったね。」
自衛隊を国防軍にしたい理由
今年度中にも九州電力の川内原発、関西電力の高浜原発の再稼働が実現しそうな気配です。そうなれば再稼働への流れは一気に勢いを増すでしょう。
しかし、日本の防衛上の最大の死角が原発です。日中両国が本気で武力対峙することになれば、恰好の攻撃目標が原発です。もし高浜原発が破壊されたら、関西はおろか中部や関東まで住めなくなる可能性があります。そして戦争は勝負ありとなります。
日本は中国本土の原発をミサイルで直接攻撃する能力は今のところはありません。その能力を備えるためには自衛隊を国防軍に衣更えして中距離弾道ミサイルを装備できるようにする必要があります。これが現政権が国防軍に固執する理由のひとつかもしれません。
2015年4月13日月曜日
過剰処方による死者
お年寄りの薬の飲み忘れが問題視されています。3か月間で2000錠も飲み残したお年寄りのケースがテレビ報道されていました。しかし、お年寄りに毎日10余種類もの薬を飲ませる処方に合理性はあるのでしょうか。アメリカでは医師の過剰処方による死者は交通事故死より多いと警告を発する専門家もいるようです。
今は許されませんがかつては向精神薬の多剤大量投与が行われていました。私の隣人は精神科に行くとスーパーに買い出しに行ったくらいの大量の薬を抱えて帰ってきました。私はその多さに驚いて、先生に減らしてもらうように相談することを勧めましたが、先生は怒っただけだったそうです。私は隣人が自ら命を絶ったのはあの大量投与のせいだと思っています。
よく考えてみると、当のお年寄りは2000錠も飲み残したのに特段の支障もなく生活しているのですから、飲み残しよりも過剰処方の方が問題視されるべきです。しかし、医師の処方を絶対視する風潮の中では過剰処方は算術に利用されてしまい、咎められるのはいつも飲まない患者ということになります。
2015年4月12日日曜日
2015年4月10日金曜日
国立大学は税金で賄われているのか?
総理は参院予算委員会(4月9日)で国旗掲揚国歌斉唱をしない国立大学があることに触れて、「税金で賄われていることを鑑みれば、...」と答弁したそうです。果たして教育は税金で賄われていると言えるのでしょうか。
例えば、父親が子どもに「俺の給料で生きていられるのだから、...」と言ったとしたら、ほとんどの人は強い違和感を覚えるはずです。なぜならば、父親が子どもを養育するのは当たり前のことで、理屈ではありません。大学は現代国家の存在には欠かせないもので、これが税金で賄われるのは当たり前のことであり、子どもの養育義務と同様に理屈ではありません。
結婚して夫婦となれば、普通は夫が働いて家庭を支えるのは当たり前のことで、理屈ではありません。国家が国民に当然に負っている義務について国民が見返りを求められるというのは、夫が“だれのお蔭で生活できているのだ!”と妻に理不尽な言いがかりをつけるのと同じではないでしょうか。
パラオ諸島ペリリュー島の悲劇
週刊文春2014年7月24日号に、今年1月に太平洋戦争の激戦地を訪れた石原伸晃環境大臣の公務出張中のシュノーケリング疑惑が掲載されています。
硫黄島の玉砕の陰に隠れてあまり知られていませんが、ペリリュー島は第二次大戦中に一万余の若い兵士が本土決戦を阻止するためという使命を負わされて、凄惨な激戦の末にほぼ全員が玉砕した悲劇の島です。
愛国心を強調する自民党政権のもとでも元戦地に眠る相当数の遺骨が相変わらず野ざらし状態のままです。これらの遺骨を前にして海を楽しむ政治家が本当にいたとしたら、私たちは戦争から何を学んだというのでしょうか。
※これは天皇皇后両陛下のペリリュー島慰霊訪問を機に再掲載しました。
2015年4月9日木曜日
笑い話 猫の嘆き節
「京都市で野良猫餌やり禁止条例ができたそうだ。」
「おれ、東京に捨てられてよかったよ。」
「俺たちの排泄物や鳴き声が問題視されたらしい。」
「じゃ、犬の吠え声や散歩犬の糞尿はどうなんだよ。」
2015年4月8日水曜日
ブルートヴルストって知っていますか
ドイツ人の好物にブルートヴルストというソーゼージがあります。これは豚の血と脂身の小片を混ぜて固めて作られたソーセージです。私は食べ物に好き嫌いがなくて、何でも美味しくいただきますが、流石にこれは血の風味が嫌で好きにはなれませんでした。フランスでもブーダンノワールといって同じようなものはありますが、ドイツほど日常的に食されてはいないような気がします。日本では通販で入手できそうですから、好奇心旺盛な人は試してみてください。精力が付くかもしれません。
ドイツの国民食キャベツの酢漬け(ザウアークラウト)
ドイツを訪れて最初に苦労する食べ物がキャベツの酢漬けザウアークラウトです。これは欧米人が日本に来て驚く納豆に匹敵します。日本でザウアークラウトを入手したければスーパー紀ノ国屋や成城石井に行けば瓶詰物を売っています。酸味が強すぎるためか缶詰物は見たことがありません。
ドイツの大学の学生食堂では一週間のうちにこのザウアークラウトが何度も付け合せとして出てきます。キャベツを酢漬けにして発酵させただけのものですから、日本の漬物のような旨みもコクもニオイもなくて単に酸っぱいだけです。学食では、これにジャガイモのピューレーとソーセージなどが盛り付けられて出てきます。
初めて口にする人は、これが食べ物かと吐き出しかねませんが、そのうちに極めて自然に受け入れられるようになるから不思議です。ザウアークラウトを食べて一番困るのは翌日の大〇が自分の出したものながら逃げ出したくなるほど〇〇イことです。
2015年4月7日火曜日
2015年4月6日月曜日
2015年4月5日日曜日
民意と民主主義
菅官房長官が、辺野古移設に反対する人もいれば、逆に普天間の危険除去を早くしてほしいという多くの民意もあると語ったようです。沖縄県の最近の選挙結果は必ずしも民意をそのまま反映しているとはいえないという主張でしょうか。
確かに県知事、名護市長、衆院議員が次々に辺野古移設反対派になってきて反対運動が勢いづいている中では、移設賛成派はなかなか声を上げられないのも事実でしょう。そういう人々の意見を代弁して菅官房長官の発言が飛び出したと考えれば、あながち根拠のない主張とは断じ切れません。
しかし、県知事は最近の選挙結果で示された有権者の総意として民意を語り、一方で官房長官の言う民意は政府の都合でたまたま拾い上げた少数派の考えです。もし政府に本当に少数派を慮る良識があるのなら、国民の中では少数派である沖縄県民をここまで無視しなかったはずです。このあたりが今日の多数決万能政治の危うさです。
アメリカの立場からしても、このような地元民を無視する政府の偏屈な姿勢は決して好ましいことではありません。なぜならば、何でも多数決で強行する日本政府のやり方を世界の冠たる民主主義国家アメリカが陰で後押ししていると勘ぐられたくはないはずだからです。
医者の権威と論文の数
医者の権威は特に大学や大病院にいると論文の数に比例しがちです。どんなに腕が良くても、論文がなくては認められることは難しいところです。こうした伝統が群馬大学や千葉がんセンターの腹腔鏡手術の悲劇にも関係しているような気がします。
私の友人のある大病院の医師は学会出席の許可を上司に求めたところ、日常診療を最優先しろと言われて不満げな様子でした。毎日大きな手術が行われて、病室は重い病状の患者さんで埋まる戦場のような状態では上司の気持ちもよく分かります。
私の別の友人は先端医療技術の優れた専門家で、その極めて高度な技術は誰もが認めるところでした。彼の腕に泣きつけば何とかしてくれるという信頼感が漂っていましたが、彼は職人気質で論文を書かないために、大学内では認められずに出世の道は閉ざされていました。
開業医の世界でも、学会出席と言って休診すると箔が付くと言われます。しかし、我が家の近くには何と360日9時~21時までひとりで診療する医師がいてとても頼りにされています。かかりつけの先生の健康を患者が気遣うような関係は今日では尊いものになってしまいました。
2015年4月4日土曜日
議員さん、隗より始めよって習いませんでしたか?
4月3日に告示された41道府県議選で無投票当選の比率が21.9%に上ったといわれます。全国の地方議会の総議員数は約6万人で、これら議員に支払われる年間費用は約4000億円です。この金額は人口が2.5倍のアメリカでは約1200億円だと言われます。
日本とアメリカの人口比を考慮しますと、日本の地方自治体議員に支払われる総費用はアメリカの8倍多いことになります。地方議会議員への支払いを全員一律で月額5万円とすれば、100万人の学生に年間36万円の給付ができます。議員のみなさん、隗より始めよですよ!
是非知ってください 世にも恐ろしい話
高齢社会に突入して孤独な認知症のお年寄りが増えてきております。そんな高齢者の財産を合法的にそっくり手に入れる新しいビジネスが出てくるのではないでしょうか。
まずは財産持ちの身寄りのない認知症の高齢者を探します。そして見つけたターゲットに親しい人物を使って巧妙に養子縁組をさせて、公証役場で全財産をその養子に渡す遺言状を作ります。また認知症になっていても認知症でないという診断書を医師が出します。これで完璧な筋書きが出来上がります。
ここに必要な役者は、役所勤めの公務員、公証人、医師です。彼らが暗黙の裡に連携したら、私たちはひとたまりもありません。これから始まるマイナンバー制度では銀行の預金情報までもが丸裸にされそうですから、私たちの個人情報のすべてが一手に公的管理されることになります。これって恐ろしくありませんか。
2015年4月2日木曜日
マー君が危ない?
昨シーズン後半を右肘の故障で棒に振ったニューヨークヤンキースのマー君が開幕投手に指名されたようです。しかし、甲子園で酷使された投手の大リーグでの運命はあまり芳しくありません。
マー君の今シーズンの投球は楽天時代とどう違うのか私には説明できませんが、見る者に力強さが伝わってきません。恐らく打席に立つバッターは余裕を持って好球を待つのではないでしょうか。それでも現広島の黒田投手流のフロントドアツーシームが大胆に投げ込めるようになれば大きな可能性が見えてきます。
マー君自身は本番に向けて万全の準備ができたと語り、シーズンに自信を持っているようです。開幕戦で快刀乱麻の活躍をして、私の心配など吹っ飛ばしてください。
新宿区は渋谷区に先を越されましたね
私は国内で同性パートナーシップを最初に認めるのは新宿区だろうと考えていましたが、予想は外れて渋谷区が先鞭を切りました。新宿区だと考えていた理由はかつてはヒッピーや学生運動家の街だったからです。
同性婚には違和感を感じる人たちも多いとは思いますが、人が幸せになれる形は多ければ多いほうが良いはずです。しかし、これに反感を持つ保守的な人々の攻撃がかえって激しくなり、渋谷区がレズ・ホモの街などと差別視されないように願うばかりです。
渋谷区の同性パートナーシップ制度は同性婚承認への議論を加速させるでしょうが、憲法が保証するのは“両性の同意”に基づく婚姻ですから、最終的には憲法改正も必要です。今回の決議に反対した自民党区議にみられるように、天皇制と深く関わる男系重視の家族制度を堅持したい保守系の人々の理解を得るのは難しいでしょう。
2015年4月1日水曜日
GACKTは日本人かアジア人か
シンガーソングライターのGACKTがパリのホテルで朝食を取ろうと座ったら、アジア人専用の別の席に移動させられたようです。彼が最初に座った場所は白人席でした。
彼はいったんレストランを出たふりをして再び中に入ってわざと白人席に座り、移動を要求する店員に説明を強く求めたようです。彼は確かに露骨な差別扱いに憤ったのでしょうが、中国人と一緒にされたことに納得がいかなかったようにも思われます。
当のパリのホテルで脇に追いやられた恰好の中国人観光客で差別扱いに憤って抗議した人はいなかったでしょう。彼らが鷹揚に対応し、GACKTがそうでなかったのは何故なのでしょう。
日本人としての特別意識が過剰になって理性的バランスを失うと、表向きには平等を求めながらも、意識下にはまた別の形の歪んだ差別意識が潜んでいそうな気がしてなりません。
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