小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2016年4月13日水曜日

首相を単純には責められない

 私は理系人間ですから実験や調査などを通して自分の根拠のない思い込みを反省した経験は一度や二度ではありません。


 一方で文系人間は誤った思い込みを修正する専門的な経験をあまり積んでいませんから、事の流れが思わぬ方向に進んでも、事実と真摯に向き合おうとせずに作話や強弁で自分の主張に固執する傾向があります。こうした欠点の克服には批判的思考力を養うしかありませんが、日本の教育はこれが大の苦手です。


 首相が国民の願いや理想と十分に向き合えないのは文系人間の習性が教育で十分に矯正されていないからでしょう。優秀な物理学者であったドイツのメルケル首相との相違は、その辺りからもきているのかもしれません。日本の教育で批判的思考力の重要性が指摘されて久しいですが、残念ながらカリキュラム改革は遅々として進んでいません。