小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2016年4月6日水曜日

2050年 日本は世界一の超大国になる!?

 これはSAPIO(2016/5)の表紙の大見出しです。ドイツ、フランス、イギリス、アメリカで実際に生活してみると、特に穏健さや勤勉さや忍耐強さでは日本人は世界第一級の国民だとつくずく実感します。逆説的ですが、そのために政治家と官僚にはもっとも搾取されやすい国民です。


 福祉国家として有名なスウェーデンでは、平均年収700万円の60%(日本430万円の45%)を税金と社会保障費で持っていかれますが、医療と高等教育が無料保証され、障害も貧困も老後も心配をしなくて済みます。両国を実質的な手取り額で比較すると、日本とスウェーデンはともに年間280万で同じですから、北欧諸国の税は高負担と単純に決めつけるわけにはいかないことがわかります。


 昭和20~25年には現在の出生数の約3倍にあたる毎年300万人近い赤ちゃんが誕生しました。これを団塊世代と呼んでいますが、この世代がひとりもいなくなるおよそ30年後は人口構造の歪さが解消されて社会保障費が減るとSAPIOは言いたいのでしょう。