小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年1月5日月曜日

今年の経済予測は?

 本日5日の東証は力強さに欠けていて日経平均は42円ながら値下がりしました。原油価格の下落は日本にとっては好材料に思われがちですが、世界経済は好況にはないことの証ですから決して良いニュースではありません。


 アメリカドルは年央の利上げを見越してか底堅い動きですが、お隣のカナダドルは資源安から弱含みの展開で、北米の景気はバラ色ではなさそうです。ヨーロッパではギリシャの財政問題が再び噴出しそうですし、スペイン、ポルトガル、イタリアの不景気はもちろん、フランスも好況とはとても言えません。ロシアも原油安から青息吐息です。


 アジアでは中国の上海株式市場は活況を取り戻して底値から快調な出直り基調で、現在の中国経済は破綻の危険はなさそうですが、成長率は確実に鈍化していて世界を引っ張る体力はなさそうです。インド株式市場は史上最高値を更新中でルピーにも力強さが出てきました。南アメリカではブラジルは株価下落が止まりません。


 こんなわけで世界の経済は楽観論ばかりを許す環境にはなくて、どこかで火を噴いたら負の連鎖を引き起こしかねません。ということは日本の株式市場だけがアベノミクス景気で大幅な独歩高をするとは考えにくいところです。今年の投資は静観を決め込んで急落を待ち安値拾いを狙うのが賢明ではないでしょうか。