小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年1月17日土曜日

俳優やタレントやスポーツ選手は自動販売機か

 日本では芸能人やスポーツ選手で社会的な発言をする人はいません。社会の改革者とは言わないまでも、その人気をもって社会の清涼剤としての役割を果たす人も出てきていいはずですが、残念ながらそんな高い社会意識を持った人はいません。


 20世紀の天才喜劇王と言えばチャーリーチャップリンです。彼は20世紀初頭に本格的に始まった機械文明を批判して、私たちは機械ではない、家畜ではないと叫びました。また私たちはたくさんの機械に囲まれて効率とスピードの奴隷になって自分を見失っているとも批判しました。そして彼はこうした主張を次々に自分の作品に託して世界に向かって発信し続けました。


 日本のエンターテインメントの世界ではチャーリチャップリンのような存在感溢れる人物は現れそうにありません。富や権力の都合を商品にして大衆にばら撒く自動販売機と化した日本の芸能人やスポーツ選手に、チャップリンの心意気だけでも学んでもらいたいと思うこのごろです。