小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2023年12月28日木曜日

ウクライナは負ける?

 ロシアの人口1.5億人、ウクライナの人口は4000万人ですから、日米戦争時の日本8000万人、アメリカ1.5億人よりもウクライナは分が悪いです。


 その上にウクライナは工業用資源はほとんどなく、戦争に必要な物資はすべて諸外国の支援に頼るしかなくて、まさに大戦時の日本と同じです。


 ロシアの勝利など見たくもありませんが、それで勢いづくのは台湾併合を目論む中国で、台湾侵攻も実行しやすくなり現実味を帯びてきます。


 となれば尖閣諸島も危ういところになりますが、ウクライナ支援で疲弊するアメリカは尖閣防衛には動かないでしょう。


 腐敗した自民党にロシアや中国などを止める力も知恵もあるはずはありませんが、総選挙でまた自民党を選べば戦争を選ぶことと同じでしょう。


 

 

2023年12月22日金曜日

これでも日本は変われないのか

  自民党のパーティー券疑惑をきっかけに旧安倍政権の泥沼的腐敗ぶりが明るみに出てきていますが、アベノミクスによる経済の混乱のもとでは聞きたくない話です。


 最近のビッグモーターやダイハツ工業の不正事件にがっかりしますが、日本は政治経済の両面でそういうことにすっかり蝕まれてしまっているのでしょう。


 こうした日本の劣化の原因はつとに自民党リーダーの堕落にありそうですが、そういう風土に野党陣営もお付き合いをしてしまっているところに絶望感を禁じ得ません。


 


 

2023年12月20日水曜日

中国茶

 先日、教え子がお土産に中国茶をプレゼントしてくれました。年に一回しか収穫せず、直ぐに売り切れてしまう特別な品のようです。


 私はカフェインに敏感でコーヒーはもちろんお茶も午後には飲みませんが、この中国茶は就寝前に飲んでも普通に眠れて驚いています。


 このお茶の一番の効用はおしっこの回数も量も驚くほど増えて塩分の排泄が良くなったせいか血圧が上下とも20mmHgほど下がったことです。


 夜は頻繁にトイレに起きますが、これが不思議に一向に苦にならず、よく眠れて朝も爽快な気分で起きられます。中国茶の効用恐ろし!

猫に鶏肉の効用

  私は猫が老化のせいか痩せてきたのでカリカリを半分以下に減らして、その分鶏肉を食べさせています。


 すでに3ヶ月以上経過しますが凹んでいた腰回りが随分とふっくらしてきて、顔も丸く狸顔になってきました。


 おかげで体調がよくなってきたのか、喘息のゲホゲホの回数が減ったような気がしてなりません。


 猫が鶏肉を大変に好むのは確かですが、チュールチュルだけは出さないでいると厳しく催促されます。


 


 

2023年12月2日土曜日

日大アメフト部

  日本一の伝統ある日大アメフト部フェニックスが廃部の危機に直面しています。


 日大経営陣としてはお国の補助金がなくては大学経営が成り立ちませんから、大麻に極めて敏感な政府の意向を忖度せずにはいられないでしょう。


 大学理事会が経営優先か学生優先かという難しい判断の局面にあっても教員たちが学生のために立ち上がらないのではもはや日大は終わったも同然です。


 特別な能力のあるエリート層を教育する大学を除いては失敗をして人生の肥やしとできる高い学びの場を提案するのが日本の大学のありかたでしょう。


 そして学力と人間性において学生なりの成長を支える役目にあるのが教員ですから、学生が失敗をすれば身を呈して護る覚悟が教員には必要です。


 そういう教員の覚悟とは普段からの弛まぬ研究努力と自分の人生における揺るがぬ教育者としての信念があってこそ育まれるものでしょう。

ビートルズvs桑田・松任谷

  ビートルズと桑田佳祐+松任谷由実の新曲がそれぞれ発表されて話題を呼んでいます。


 ある音楽評論家のコメントでは、ビートルズの新曲にはあくまでも創作性にとことんこだわった冷徹さがそこここににじみ出ているという評価でした。


 一方で桑田+松任谷の新曲はただ漫然と二人の良いところを合わせただけで創作性に対する厳しさは感じられないという評価でした。


 これは新曲作成の考え方の違いだけではなくて日本と世界では一流に求められる厳しさにも違いがあるように私には思われてなりません。

2023年11月23日木曜日

お年寄りの迷子

  私の街では公園に設置された大型スピーカーによる地域放送があって、防災や振り込め詐欺への注意喚起や迷子のお年寄り情報が時々流されます。


 そういうものは自分には無関係なことと思いながらこれまでは聞いていましたが、昨日は実際に迷子のお年寄りに遭遇してしまいました。


 最初は迷ってしまったと道案内を頼まれたので一緒に歩きながら話をしていて、これは認知症者だと気づきました。


 幸いにも道中でパトカーが通りかかったので止めて事情を説明して保護を依頼しましたが、そのすきに本人は怒って逃げ出してしまいました。


 お巡りさんが追いついて話をしようとしてもお年寄りは黙りを決め込んでコミュニケーションが成り立たず、言わば睨み合いになってしまいました。


 私は場を離れる許しを得て先を急ぎましたが、お巡りさんとお年寄りの長ーい根比べの顛末はどうなったのか気になっています。

2023年11月3日金曜日

世襲社会の地獄

  日本の保守系国会議員の多くが世襲議員で、親から票田を引き継いだだけの実績のない議員が大臣にもなります。


 日本の競走馬は世界一ですが、騎手の世界では次第に世襲になってきたため外国人騎手がどんどんと台頭してきています。


 例えば日本で大活躍のルメール騎手はフランスの厳しい競争世界から腕一本で這い上がってきた天才騎手で、先日の天皇賞レースでも圧勝でした。


 円安に歯止めがかからず、GDPでもドイツに抜かれて世界4位となりましたが、日本の国力低下は国会議員の世襲と無関係とは言い難いです。


 

猫の気持ち

 我が家の外猫チビ太は鶏肉とマグロの刺し身が大好きで残すことはありませんが、カリカリは茶わんに残っていて、それを食べに来るタヌキがいます。


 そのせいか私はチビ太のお食事時には呼び出されて庭の見張りをさせられますが、チビ太が執拗に一緒にいろという時とそうでないときがあり、不思議に思っていました。


 私が見張りをしながら庭の植物に水やりをする時はチビ太は納得し、水やりしないで椅子に座って撫でてやるだけの時はいつまでもムニャムニャいっているのです。


 考えてみると人間は小さな庭にタヌキがいないことは一目で確認できますが、猫は視線が低くて隅からすみまで歩いてみないとわかりませんから、チビ太なりの常識があるのです。


 つまりはチビ太のムニャムニャの意味はチビ太なりにしっかりと庭を見て回れという不満の表現のようで、これをやっと理解したおかげで最近は文句を言われなくなりました。


 

2023年10月5日木曜日

フランス人は人に迷惑を掛けながら生きている

  タイトルのような話がラグビーの現地取材記者の体験談として掲載されていました。


 チケット販売窓口に並んでいたら数人を残したまま販売員が休憩に行ってしまったとか、シャトルバスの運転手が翌日の早朝勤務に配置されたので深夜便乗務を勝手にキャンセルしたという出来事が書いてありました。


 日本人であればこれくらいの勤めは我慢してやり遂げるところですが、私の経験でもフランスのみならず欧米諸国ではこういうことは常に起こり得る出来事ではあります。


 それでも普通のフランス人ならばそういう場面に当事者として遭遇すれば日本人以上に怒り狂うのが普通で、時には大喧嘩となることもあります。


 それなのになぜそんな迷惑行為が欧米社会では起きるのかと考えてみると人に気を使っていられない生活環境に置かれている人たちが少なくないからでしょう。


 そういう貧困層はほとんどが移民の人たちで、困っても頼れる親戚はおらず、教育も最低限しか受けておらず、下手をすると銀行口座さえも持たぬこともあります。


 日本でも単純労働や肉体労働の分野では人手不足が深刻化していますので、フランスのようにならないように移民の受け入れ体制を整備したいです。


 


 


 


 


 


 

2023年9月22日金曜日

NHK紅白歌合戦

 NHKは今年の紅白について、ジャニーズ事務所の人権尊重の姿勢も考慮して出演者の起用を検討をしたい、というコメントを公表したそうです。


 NHKは紅白に出場させないのは人権に関わると考えているようですが、NHKはジャニー喜多川の蛮行を知りながらも放置して報道機関の責任を果たしてきませんでした。


 それなのにNHKはこの時期に及んで逃げられないと観念したのかメディアとしての役割を十分に果たしていなかったと自省しているようなことを公表しています。


 NHKの姿勢は質の悪い犯罪者がしらばっくれて犯行を完全否定するも決定的な証拠を突きつけられて観念し、今度は刑を軽くしてもらうために反省を装うのとまったく同じです。


 ここはジャニーズ事務所のタレントの出演どころか、なぜNHKはジャニー喜多川の犯罪を追求できなかったのか分析し、紅白歌合戦を止めて特別番組で発表すべきでしょう。


 


 

2023年9月20日水曜日

ジャニーズ事件

 故ジャニー喜多川氏(2019/6)がタレント志望でやってくる若者を自らの性欲のはけ口に利用していたことが報道されています。


 この醜聞が明るみに出たのは英国国営放送BBCの記者がこの疑惑を追い続けてドキュメンタリー番組として取り上げたからです。


 故ジャニー喜多川氏のタレント相手のホモセクシャル淫行はすでに2002年の民事裁判で明らかにされていますが、日本のマスコミは沈黙を続けました。


 日本のマスコミは私たちが知らない大きな力に支配・コントロールされていて重大な不公正の事実さえ隠蔽する恐ろしい媒体なのでしょうか。


 


 

2023年8月24日木曜日

おめでとう、男子100m勝者ノア・ライルズ選手

  世界陸上男子100m決勝ではアメリカのノア・ライルズ選手が優勝しました。


 彼は勝利のインタビューで感極まって泣き出してしまいましたが、これまでの様々な困難が思い出されたそうです。


 アメリカは自由平等の国とは言われていますが、黒人の生活は一般的には決して生易しいものではありません。


 ライルズ選手の涙を見て私が目撃したアメリカの底辺で生きる人たちの辛さが思い出されてもらい泣きしました。

2023年8月20日日曜日

慶應高校の甲子園

  慶応高校の快進撃が続いていますが、選手が従来の強豪校のような丸坊主ではないことがまた話題になっています。


 高校野球は金(奨学金)と太鼓(実績と知名度)の世界であるのは周知の通りですが、慶応高校ともなれば金を積む必要などありません。


 一方で金も太鼓もない地方校はそこそこの能力の選手を地元でかき集めて甲子園級の選手に何とか育て上げるしかありません。


 そこで厳しい規律と練習が課されることとなり、その象徴が丸坊主であり、また甲子園の開会式でのあの奇妙な軍隊行進をよしとする風潮です。


 慶応高校がその自由な校風で甲子園に乗り込んできたところを見ると金と太鼓無しの高校が勝つためにはかっこ悪い丸坊主も仕方がないでしょう。

2023年8月12日土曜日

なでしこジャパン

  今回のワールドカップのなでしこジャパンは試合をするごとに評価が高まっていましたが、昨日は完敗でした。


 スウェーデンのプレーを見ているとこちらがなでしこではないかと錯覚を起こすような動きの良い戦いぶりでした。


 昨日のなでしこはどういう理由かポジションを取るのも遅く、緩慢なパスもあり、走りやスピードでも負けていました。


 スウェーデンチームはなでしこ対策にきっちり準備をしてきましたが、日本は資金不足からそういう裏方サポートが足らないのかもしれません。


 

行列

 昨日は代々木体育館で若い女性たちが35℃の炎天下で1km近い長蛇の行列を作っていて仰天しました。


 また新宿駅近くのうどん屋のランチ時には毎日外国人の長い列ができますが、夕方は誰も並んでおらずガラガラです。


 人間はいったん何かにスイッチが入ると止まらなくなる性癖があるようで、そのもっとも極端な例が戦争なのでしょう。

2023年8月8日火曜日

埼玉県知事選挙

  先頃の埼玉県知事選挙は現職大野氏の圧勝でした。旧民主党出身ながら自民党も公明党も公認したバランスの良さは氏の人柄なのでしょうか。


 テレビでの会見を見ていても権力に与せず、田舎のオジサン風ながら公平かつ適確な発言で首都圏の知事の中では出色の存在です。


 利権堅守で身動きの取れない保守系政治家の限界を感じさせない氏の手腕に期待して国政への復帰をお願いしたいところです。

なでしこジャパン、頑張れ!

 なでしこジャパンの快進撃が続いています。優勝も現実感を帯びてきました。


 昨年のヤクルトの強さは三冠王村上選手の出現に尽きるように、チームが優勝する時には必ずとんでもないヒーローの存在があります


 以前の監督には干されていたらしい若い選手が攻撃の最前線で躍動し、経験豊富な選手がしっかりと守りを固める陣営はもはや鉄壁です。


 次の試合の相手はアメリカではなくスウェーデンになりましたが、スピードがある世界一のアメリカが負けたことは運も付いてくれています。


 ヒロインの出現と運も味方につけたなでしこジャパン、再び優勝トロフィーを日本に持ち帰って下さい!

2023年8月4日金曜日

故森村誠一さんに合掌

 ミステリー作家の森村誠一さんが亡くなられました。享年90歳でした。

 

 お住まいが近いだけで個人的には何の関係もありませんでしたが、駅前の喫茶店の指定席でゲラ刷りの原稿をほぼ毎日見ておられた姿が強く印象に残っています。

 

 森村さんは古びたママチャリで階段にすれば200段はあろうかと思われる坂道をものともしない喫茶店通いが日課でした。何かと信念の人だったのでしょう。


 ここ数年は喫茶店にお姿がないのが気になっていたところに訃報でした。


 

 

 

2023年7月12日水曜日

中国の教育の現状

  中国では英語教育は3歳から開始され、高校生は授業の他に課題を与えられて夜の9時半まで強制的に学校で勉強させられるそうです。


 もちろん昼食と夕食は学校で準備されるそうですが、高校生全員に対してこのような強制的な追い込み教育は日本ではとてもできません。


 そんなことから英国での一流大学の学生の優秀者は中国人で占められていて、分からないことがあったら中国人に聞けと言われるほどだそうです。


 このような熾烈な競争教育のもとで徹底的に優秀者を選別して社会の指導者を育てる中国は簡単には崩れそうにありません。


 

2023年6月29日木曜日

猫の気持ち

 我が家に住み着いたチビ太くんからは毎日ベランダに来てニャーニャーといろいろなお願いをされます。

 そのニャーニャーをつぶさに観察してみると、食べることと縄張りのことがほとんどであることが分かってきました。


 縄張り関係では近くの公園で子どもがうるさい、向かいの集会所で人がザワザワしている、昼寝をする場所に誰もいないか見てこいです。


 食べ物関係では散歩から帰って腹が減った、食べているときは後ろで見張っていろ、食事する前に一緒に遊べです。


 野良猫も飼い猫の地位を得るとついつい甘えが出てきて横着になるようですが、そこが可愛く思えるのが猫の特権でしょう。

2023年6月20日火曜日

マスコミの怖さ

  テレビ朝日の報道番組でタイの特集をやっていました。タイではマリファナが普通に売買され、家庭でも医療用として栽培もされているようでした。


 日本政府はマリファナを必要以上に敵視していて、マリファナは麻薬と一緒という誤った印象を与えていて、学者もその流れの発言をすることが多いです。


 しかし、世界の相当数の国や地域では大麻はタバコとほぼ同類の扱いとなっていますし、社会問題という意味ではアルコールの方がずっと危険でしょう。


 マリファナには依存しか使わないはずなのに、司会者がマリファナ中毒と連呼するのを見てテレビ朝日の常識を疑いました。


 

2023年6月19日月曜日

広末さんの浮気報道

  週刊文春砲が炸裂して広末涼子さんが吹っ飛んでしまいました。文春から最初に事実関係を問われて否定したのは肯定したら周囲に起こるであろう大混乱を思うとそうせざるを得ない切羽詰まった気持ちになったのでしょう。


 悪く言えば芸能界はあぶく銭の取り合い社会ですから、広末さんのような一流の勝ち組の一員になると、そのあぶく銭に溺れて心の油断を油断と思えなくなってリミッターが外れてしまうのでしょう。

 

 心の油断とは社会が人間に背負わせたやってはならぬ厄介な掟から逃れたい欲望という魔手の誘いです。お金も地位も得たお二人はその魔手と握手できたのですから、野暮な謹慎生活などクソ喰らえと凡人にはできない一流としての生き様を見せてください。


 


 


 


 

2023年6月10日土曜日

庭の蟻や蚊の裏技退治法

  昨日は庭の桜の木の根本に羽アリの塊を見つけたので逆性石鹸を振りかけてみました。


 今朝になって見てみると蟻もいなくなっている上に蚊も出てこなくなりました。


 ゴキブリでも私はこの逆性石鹸を噴射してやります。それでもゴキブリは逃げ回りますが結局は絶命します。


 もっと驚く裏技はゴキブリホイホイに猫のカリカリを2~3粒入れておくと驚くほどに効果絶大です。


 考えてみればゴキブリホイホイでゴキブリが絶滅しては商売あがったりですから程々に捕れてということでしょうか。

2023年6月7日水曜日

日本人女性は大丈夫か

 最近は街に出ると超肥満体の女性の姿を度々見るようになったことが気になっています。では超肥満男性はと言えばまだ少なくて女性の半分以下の比率でしょう。


 肥満は個性だという人もいるようですが、個性は磨いて表現するものであって、単に爆食いして太っちょになっただけの肥満体は決して個性ではありません。


 こうした超肥満体の女性の年齢層はおよそ40歳までで高齢者は見当たりませんが、その理由は40歳を過ぎる頃には歩けなくなって外出ができなくなるからかと余計な心配をしています。



2023年5月30日火曜日

競走馬の死がいとおしい

  一昨日のダービーで出走馬が一頭天国に召されました。競馬では時にはあることのようです。

 その馬はゴール前数百メートルで心臓発作を起こすもフラフラとゴールインして騎手が降りた後に崩れ落ちた時にはすでに息をしていなかったそうです。

 競走馬は心臓が止まっていても走ってゴールし、騎手が馬を降りて負傷する危険がなくなるまで意識的に立っていたとも言われます。

 動物が最高の執念と責任感を意識できるのか分かりませんが、人間には亡くなった競走馬と違って甘えというリミッターがあるのは間違いありません。

 

2023年5月26日金曜日

パリのタワマン

 私がパリに住んでいたおよそ50年前にパリで初めてのタワマンの大規模開発がありました。30階建ての高層マンション10棟以上が林立しておよそパリらしからぬ景観を呈していました。

 住民と言えば平均的な所得層の人たちや東南アジアから移住してきた移民がほとんどで今日の東京の富裕層のタワマン事情とはまったく別物でした。

 夜に向いの棟の窓を見るとミシン仕事に精を出しているアジア人の主婦の姿があったり、万引で大型スーパーが潰れたりする環境ではありました。

 東京で富裕層にタワマンが大人気なのは2億円の新築タワマンの固定資産税評価額は3,000万円ほどにしかならず現金相続よりも1.7億円も節税になるからでしょう。


2023年5月19日金曜日

市川猿之助さんに何が起きたか

  市川猿之助さんの自宅で両親が死亡していて猿之助さんも意識不明で病院に救急搬送されました。

 過去の性加害やパワハラなどが週刊誌で暴露されたことが今回の事件と関係しているのかも知れませんが、傷つけられた自尊心を死で償おうとしたのでしょうか。

 私もある映画監督歴を有する人物が若い女性を玩具扱いにしていた現場を知っていますが警告しても両者の歪んだ利害関係には介入できませんでした。

 とにかく芸能界で生き抜いていくには才能も大切でしょうが、有名人の家族でない限りはその道の権力者の覚えが良くなくては活躍できません。

 特に美少女や美少年が集まってくる芸能界では性の欲望に狂ってしまう権力者も少なくないでしょう。人間の性は罪深いことです。

2023年5月11日木曜日

日本とアフリカの悲しい関係

  岸田総理は5月連休中にエジプトなどアフリカ4カ国を訪問しました。アフリカ諸国を個別に4カ国も訪問した首相は岸田総理が初めてでした。


 一方でアフリカにおける中国の進出はめざましいようで、アフリカ全土に隈なく配属された駐在員は英語とフランス語を駆使して本国に情報を送っているそうです。

 

 アフリカは21世紀においてもっとも発展性が高い地球最後の大陸と言われているのに日本が進出をためらってきた理由は何なのでしょうか。


 今回の入管法の改定に見られるように特に保守層の人たちには特別な人種意識があって、それがアフリカ進出だけでなく日本の発展まで阻害しているように思われてなりません。

 

2023年5月4日木曜日

猫と満月の夜

  我が家では雨戸を閉める前には外猫のチビ太にもう今日は終わりだよ、また明日ねと必ず挨拶をします。

 先日は、その挨拶の時にチビ太の視線の先には偶然にも満月の黄色いお月様の姿があったのでチビ太はジッと見つめていました。

 その際に私は満月のお月様の姿と色は夜の明かりに輝く猫の黄金色の眼にそっくりなことに気がつきました。

 ミュージカル「キャッツ」には満月の夜に猫たちが一同に集まるシーンがありますが、猫にとっては満月の夜は特別なのでしょうか。

2023年4月25日火曜日

満75歳になってみて

  私が四捨五入すれば80歳になる年齢になって分かったことは体は動くからといって無理をしてはいけないということです。

 例えば100mを全力で走れと言われれば走れるかもしれませんが、そんなことをしたら脚の筋肉や関節は悲鳴を上げてしまい、心臓も爆発してしまうでしょう。

 満70歳を超えたら身体を使う時には持久力や瞬発力よりもむしろ回復力を考えてやり過ぎないように程よくブレーキを掛けられる見極め力が重要になってきます。

 その見極め力を身に付けるには年齢を刻む過程でイロイロと失敗を繰り返しながらも、自分の身体の限界を認識できれば病気やケガを未然に防ぐことができます。

 結論的に言えば無理をしない、怠け者でいてもいけない、何事も中庸を守るということのように思われてなりませんが、それが一番難しいのかもしれません。

2023年4月22日土曜日

日本式フランス料理

  昨日はオバサンオジンソフトボールに参加しました。高齢者ですから外野に飛んでくるのではなくて転がってきたボールを拾うのが役目です。

 練習後に大学の友人と評判のフレンチレストランに行くと本日のランチは前菜とメインの魚とデザートと飲み物のセットでした。

 最近のフレンチランチはこういう3点スタイルばかりでスープが付かないか、付いても小さなカップスープというのがほとんどです。

 しかし、大皿スープが付かないフレンチなんて赤出汁味噌汁かお吸い物の締めのない和食料理と同じで完全な手抜きです。

 その訳はスープの基本は出汁にありますから、それを作らないということはシェフの味の基本姿勢が客に見えてこないからです。

 またフランスの家庭では必ず大皿スープが出されるのが伝統ですから、スープが出ない家庭料理はもはやフレンチではありません。


2023年4月21日金曜日

猫の気持ち

  我が家は外猫チビ太とのおはよう挨拶で始まります。

 チビ太はどうも私より妻を高位にみているようで、私は朝のマッサージ役と毛づくろい時間の見張り役をさせられます。

 またチビ太が出かける時は私ではなくて妻がチビ太の出入り口の安全を確認するまではムニャムニャ言っていて外出しません。

 エサに関しては私でも妻でも構わないようで、チビ太にしてみれば出てくる食べ物は同じですから、早い方がいいのでしょう。

 という訳で我が家は猫の身勝手さに振り回されつつも、案外猫に生かされている気がして不思議です。

 

 

2023年4月18日火曜日

猫の舌、人間の舌

  猫も牛乳をあげれば飲んでくれますが、猫には猫なりの好みがありそうです。

 猫が喜んで飲む牛乳に気がついてから分かった銘柄は何と北海道産ではなくて地元産でした。

 我が家の猫が好きな牛乳は人間の私が飲んでみても確かにアマイし美味しいのです。

 北海道の乳牛は冬は寒さの中で舎飼で新鮮な牧草を食べていないことに気が付きました。

 さてさて北海道の夏の牛乳はもっとアマクなって我が家の猫が飛びつくようになるのか見ものです。

 

2023年4月15日土曜日

ドイツが全原発廃止!

  ドイツは4月15日に稼働中の3基の原発の稼働停止をして送電網から切り離すそうです。

 これで福島第一原発の事故を知って原発廃止を決定したドイツはその作業を完了します。

 一方で日本は福島第一原発の廃炉処理もままならないのに事故後10年で原発回帰の姿勢をより鮮明にしています。

 事故を起こした日本は直ぐに忘れてしまうコケコッコー状態、ドイツは羹にこりて膾を吹く状態とも言えそうです。

 日本の選挙の投票率は軒並み50%を下回り、一方でドイツは70%前後を維持していますが、この有権者の意識の違いが政治家や政治の質にも関係しているのでしょうか。

 

2023年4月14日金曜日

88歳の画家の生活

  私の近くに住む画家は前立腺の治療からすっかり回復して元気を取り戻しました。彼は毎日外出して住宅地にある102段の階段を登り下りします。

 年上の奥様とともに芸術化らしく自然体の生活スタイルを守り、自家用車は持たず、移動は何時も電車、バス、徒歩が基本です。

 何時も頭を使うこと、毎日階段をいとわずに外出してよく歩くこと、人生では欲張らずにストレスを作らないことが長生きのコツなのでしょう。

 

2023年4月11日火曜日

猫と牛乳

  我家の猫は牛乳を毎日2~3cc飲みます。飲む日と飲まない日があることが気になって観察してみると、その違いは銘柄にあることに気が付きました。

 また鶏肉も大好きですが、いやいや食べる日と喜んで直ぐにパクつく日があり、購入した翌日以降に与えた鶏肉はほとんど食べません。

 どうも猫は食物に対して人間が失ってしまった繊細な舌をもって食べ物の適不適を判別しているようです。

アメリカ人とマスク

  アメリカ人のマスクと言えば怪傑ゾロの顔面マスクを思い出しますが、西洋で顔を覆うというのは仮面舞踏会くらいでしょうか。

 一方で日本では人種的に結核が蔓延してマスクは昔から必需品でしたし、コロナの感染者や死者の割合が低かったのも主にマスクのおかげです。

 実は昨日近くのクリニックの待合室にいたらアメリカ人がノーマスクで入ってきて受付であれこれ英語で質問し始めました。

 私がノーマスクをたしなめると、彼にマスク着用を聞かれた看護師さんは曖昧に答えたので、私と口論になり結局は外に連れ出しました。

 彼は日本政府は自己判断だと言っているとか、自分は医者だけれどお前は医者かとか、都合のいいことを勝手にまくしたてていました。

 私はアホらしくなりバイバイと言って待合室に戻りましたが、クリニックや車内でノーマスクの人たちの身勝手さは困ったものです。

 

2023年3月30日木曜日

花の季節

  わが家の周辺は桜の大木やコブシの木や馬酔木などが何本もあって一気に満開状況です。

 花はみな白系統ですので、夜の街灯の光を受けると雪が降っているかのような幻想をいだかせます。

 特にコブシの花はかなり強い香りもあって辺り一面に艶やかな雰囲気を演出してくれています。

 

信じられない長寿の島イタリアのサルジーニア島

  イタリアの西に位置しているこの島は地中海の真っ只中にある大きな島ですが、長寿の島として注目されています。

 温暖な気候で夏でも東京のような高湿度の猛暑に見舞われることはありません。満天の星空が美しい島でもあります。

 戦後の統計では島民100人に一人が100歳に到達することが確認され、食生活や起伏の多い地形などが要因と分析されているようです。

 近年の研究で週1~2回は8,000歩を歩くと高齢者ほど寿命が延びることも明らかになって、歩くことの重要性が分かってきています。

 都会生活ではエスカレーターを使わずに勇気をだして階段を歩いて上り降りするだけでも寿命は延びますよ。

2023年3月13日月曜日

優先席に座るならマスクをしろ!

  本日からマスク着用は義務でなくなりました。私は高齢者ですから、外出時のマスク着用は自分の義務だと考えています。

 今日、電車に乗ってみるとほぼ全員がマスク着用していましたが、優先席に座る若い男性二人はノーマスクでした。

 日本が人口比でみると新型コロナの患者数でも死者数でも世界的に低率であった理由としてマスク着用が徹底されたことも大きかったはずです。

 政府はマスクを知らない外国人を意識してかマスク着用に消極的な姿勢ですが、少なくとも電車やバスの優先席とその周りだけはマスク着用を義務化すべきです。

 

消された原発報道

 故安倍元首相による政権批判をする特定の番組潰しが暴露されて国会は騒々しいこの頃です。

 東日本大地震発生時に合わせて私の市でも黙祷を捧げようと市内放送があり、手を合わせる市民が多くいました。

 それはそれでいいのですが、どうしても解せないのは福島原発の現状を現地レポートするテレビ局が皆無なことです。

 メルトダウンした核燃料を2020年には取り出す予定はありましたが、実際には技術的に難しくて取り出しに着手できていません。恐らくは永遠に無理でしょう。

 返す返す悔やまれるのは東電が巨大津波の危険性を警告された時点でたとえ1000億円かかったとしても防潮堤建設と浸水対策を実施していれば事故は防げたことです。

 こうした事実をしっかりと受け止めて原発政策の議論をさせない、報道もさせないで上っ面な黙祷だけ呼びかけても大いなる欺瞞でしかありません。

 

 

 

2023年3月12日日曜日

自衛隊も深刻な人手不足

  岸田首相は防衛費を大幅に増やして防衛力強化に必死ですが、これ以上に武器を購入しても隊員不足の自衛隊は疲弊するばかりです。

 自衛隊の人手不足は深刻で部隊によっては平時でも過労死が心配されるほどの窮状にあり、実際に戦時になって眠っている暇などなくなったら、直ぐに機能不全に陥る部隊が続出しそうです。

 アメリカから貪欲に武器を買い込んでも宝の持ち腐れ状態になるのは必死で、欲しい欲しいの自衛隊はスーパーカーを次々に欲しがるドラ息子と同じです。

 

 

2023年3月8日水曜日

H3ロケット失敗

  打ち上げが延期されていたH3ロケットは発射12分後の2段目着火に失敗して破壊されてしまいました。

 JAXAは信号やバルブの点検は一通りやったと説明していますが、徹底的にやったとは言っていません。

 JAXAのPJマネージャーは記者会見で泣いていましたが、やるべきことはすべてやり尽くしたという気概が感じられません。

 JAXAや三菱重工に何が足りないかを考える以前に、今日の日本人に何が足りないのか、問われているように思われてなりません。

 

2023年2月25日土曜日

北朝鮮報道の怪

  金総書記親子やロケット発射の映像が報道されていますが、これは日本の放送局が北朝鮮にお金を支払って入手しているのでしょうか。

 それとも北朝鮮当局から映像を独占的に購入できる影の仲介者がいて、それが日本の放送局に持ち込まれているのでしょうか。

 どちらにしても日本の放送局が自主的に入手できそうにない映像が、日本政府に都合が良いかのような好タイミングで流れるのが不思議でなりません。

 

今年の総選挙

 岸田首相はすでに総選挙モードのようで、資金集めのパーティーには参加者によれば一回で数千人が集まって大活況だったそうです。

 先日、米国の学生さんが国会議事堂前の早朝デモの行列を見て、アメリカと違って大半の参加者が高齢者であることに驚いていました。

 私の地元では駅前の再開発やモノレールやリニア関連の大工事が目白押しで、土木・建設業界の先行きは自民党政権下では安泰でしょう。

 若者が政治や社会に無関心となり、中年の労働者は既得権益の囲い込みに熱心で、高齢者の一部だけが将来への不安を訴えるという構図では日本の発展は難しそうです。

 

 

2023年2月18日土曜日

H3ロケット発射失敗か中止か

  新型国産ロケットH3は主エンジンには点火したもののブースターロケットには点火されず、発射できませんでした。

 これを受けて発射失敗と言う人もいれば中止と表現する人もいて議論沸騰です。まだ詳細な分析が完了していませんから、失敗なのか中止なのかは決められません。

 原因が設計上の問題にまで及べば完全に失敗、単なるシステムの不調であれば延期・中止でしょうが、開発が遅れに遅れているところは国産ジェット旅客機開発失敗を思い起こさせます。

 もう日本には最先端技術の詰まった航空機やロケットの開発力はないのかもしれません。

2023年2月12日日曜日

森繁久彌さんの一遍の紙芝居

 日中戦争に破れて満州から引き返す日本人家族の中に森繁久彌さんのファミリーもいました。

 森繁さんのお母さまは一遍の紙芝居を荷物に詰めこもうとしましたが、先生にはダメだと厳しく言われたようです。

 しかし、過酷な逃避行のなかで引揚者一行を明るい気持ちにさせてくれたのが、その紙芝居だったそうです。

 死の危険に瀕して本当に必要なものとは食べ物やお金といった即物的なものだけではないことを気付かせてくれる話です。

2023年2月8日水曜日

飛ばなかった国産旅客機

  三菱重工業は戦後初の国産ジェット旅客機開発を中止しました。1兆円を注ぎ込んだ巨大プロジェクトの頓挫は残念でなりません。

 失敗の理由は開発計画が遅れに遅れてブラジル開発機との販売競争には勝てないと判断したからのようです。

 しかし、乱気流を避けるために必要な高度に十分に上昇できない開発機は構造上の問題があったのかもしれませんが、このあたりの話は専門家にしか分かりません。

 ここは失敗の原因を経済的な問題だけに帰結させず、科学的に機体を分析し直して知見を蓄積し、次の国産ジェット旅客機の開発に役立ててもらいたいところです。

2023年2月4日土曜日

同性婚

  岸田首相の秘書官がオフレコの記者会見で同性愛者への差別発言をしていたことが知られて更迭されました。

 自民党は保守観念でガチガチに固まっている人たちも多いようで、決してこの秘書官が例外ではないでしょう。

 私は欧米人との付き合いのなかで、そういう人たちを実際に何人も知っていますが、特に困ったことはありません。

 自民党系の人たちは価値観に幅がありませんし、変な自負心もありますから、更迭処分したところで本人も自民党も何も変わらないでしょう。

 

2023年2月1日水曜日

「80歳の壁」和田秀樹先生の日本人は認知症か?

  和田秀樹先生は精神科医ですから、「80歳の壁」では認知症については舌鋒の鋭さが印象的です。

 和田先生は日本人は認知症だとは言っていませんが、「過去のことを忘れて総合的な判断ができないのは、認知症の人だけではないでしょう。日本人ほぼ全員ができていない。なぜなら、政治家や役人が数々の悪事を働いても、簡単に忘れてしまうわけですから。」と書かれています。

 ついでにさらに引用すれば、「自民党は「悪夢のような民主党政権」と言いましたが、どこがわるかったか答えられる人はほぼいないと思います。民主党が政権を担った3年間には、実は失業率も下がったし、一人当たりのGDPもいまより多かったのです。」

 認知症の人を悪く言う前に、日本国民として自分の記憶力と判断力は大丈夫かと自問してみたいところです。

2023年1月28日土曜日

日本はまだまだ安全?

  私の教え子の娘さんが日本に研修で来て一ヶ月ほどの予定で滞在しています。

 彼女の話によればアメリカの生活と比較して物価の安さが目立つこと、何よりも夜でも歩ける安心安全な日常生活があることに先ずは驚いたようです。

 ところで1980年代に米国で唱えられた破れ窓の理論という犯罪理論があり、割れた窓や落書きを放置すると犯罪が増えて凶悪化していくというものです。

 欧米で見苦しい落書きがあちこちにあるのに驚かされますが、破れ窓理論からするとまだまだ日本は安全なのでしょう。

2023年1月21日土曜日

新型コロナはインフルエンザと同等扱い?

  政府は新型コロナの扱いをインフルエンザ並にして、感染者の行動制限は撤廃するそうです。

 またマスクの着用についても室外・室内ともに強制しないことになるようです。

 確かに新型コロナだけに注目すれば武漢から始まった頃に比べればウイルスは随分と弱毒化しています。

 またマスク着用と消毒の徹底がインフルエンザ予防には泰効して、その流行はほとんどありませんでした。

 しかし、新型コロナ感染者の行動制限を撤廃し、マスク着用も不要となればコロナとインフルエンザの同時大流行が心配です。

 世界が知らなかった日本特有のマスク文化は有効なコロナ・インフル予防手段ですから、外国観光客のためとはいえ止めるべきではありません。

2023年1月6日金曜日

ドイツの肘掛布団を知っていますか

  ドイツには窓枠に上半身を乗り出して通行人を眺める時に使う肘掛布団があります。

 天気のいい日は窓を開けて歩道を往来する通行人を眺めているお年寄りを目撃することは少なくありません。

 日本人はせっかちな方ですから、窓外を眺めてボーッとしているドイツ人を見ると軽蔑の眼差しを向けます。

 しかし、ほとんどが高齢者の彼らはボーッとしているのではなく、人生経験を活かしながら通行人の人間観察をして楽しんでいるようです。