我が家の外猫チビ太は鶏肉とマグロの刺し身が大好きで残すことはありませんが、カリカリは茶わんに残っていて、それを食べに来るタヌキがいます。
そのせいか私はチビ太のお食事時には呼び出されて庭の見張りをさせられますが、チビ太が執拗に一緒にいろという時とそうでないときがあり、不思議に思っていました。
私が見張りをしながら庭の植物に水やりをする時はチビ太は納得し、水やりしないで椅子に座って撫でてやるだけの時はいつまでもムニャムニャいっているのです。
考えてみると人間は小さな庭にタヌキがいないことは一目で確認できますが、猫は視線が低くて隅からすみまで歩いてみないとわかりませんから、チビ太なりの常識があるのです。
つまりはチビ太のムニャムニャの意味はチビ太なりにしっかりと庭を見て回れという不満の表現のようで、これをやっと理解したおかげで最近は文句を言われなくなりました。