タイトルのような話がラグビーの現地取材記者の体験談として掲載されていました。
チケット販売窓口に並んでいたら数人を残したまま販売員が休憩に行ってしまったとか、シャトルバスの運転手が翌日の早朝勤務に配置されたので深夜便乗務を勝手にキャンセルしたという出来事が書いてありました。
日本人であればこれくらいの勤めは我慢してやり遂げるところですが、私の経験でもフランスのみならず欧米諸国ではこういうことは常に起こり得る出来事ではあります。
それでも普通のフランス人ならばそういう場面に当事者として遭遇すれば日本人以上に怒り狂うのが普通で、時には大喧嘩となることもあります。
それなのになぜそんな迷惑行為が欧米社会では起きるのかと考えてみると人に気を使っていられない生活環境に置かれている人たちが少なくないからでしょう。
そういう貧困層はほとんどが移民の人たちで、困っても頼れる親戚はおらず、教育も最低限しか受けておらず、下手をすると銀行口座さえも持たぬこともあります。
日本でも単純労働や肉体労働の分野では人手不足が深刻化していますので、フランスのようにならないように移民の受け入れ体制を整備したいです。