小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2018年7月7日土曜日

医学部寄付金入学は不公平か

 文科省の高官の息子が採点をかさ上げしてもらって合格して不公平だという声が上がっています。しかし、この不公平感は様々な視点から考えてみると現実の複雑さを実感します。


 中国ではある程度の点数を取れば、あとは不足点数に応じた金額の寄付金を積めば合格できるという話を聞いたことがあります。このケースでは多少の点数不足は堂々とお金で解決できることになり、確かに普通に考えれば不公平感は否めませんが、考え方によっては運不運をお金で解決できる‘公平感’もあります。


 最難関の東大医学部に4人の子どもを合格させた敏腕教育ママが本を出版して話題になっています。確かに東大医学部は難しいですが、合格者は脳(能)力的に最高且つ全能かといえば、ノーです。他学部には驚がく的な鬼才がいますが、彼らは能力的にバランスが悪くて医学部には合格しませんし、興味も示しません。その証拠に東大医学部出身者にノーベル賞学者はいません。


 東大医学部に合格するには、先ずは能力的にバランスが良くて記憶力に優れていること、理系の頭であること、onとoffの切り替えがうまい性格であること、そして何よりも家庭が裕福であることが必須でしょう。東大医学部160年の歴史からみても貧乏人は絶対に合格できないといっても過言ではないでしょう。これって公平ですか。