小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2016年10月23日日曜日

ボブディランさんとノーベル文学賞

 ボブ ディランさんがノーベル文学賞を受賞しましたが、選考したスウェーデン アカデミーはディランさんとは音信不通の状態にあって連絡を断念したそうです。賞の選考委員のベール ウエストベリ氏は無礼で傲慢であると語ったと報道されています。


 過去にノーベル賞を辞退した人は2人いて共に文学賞受賞者でした。ひとりがドクトル ジバゴの作者ボリス パステルナーク氏ですが、このケースではロシア政府の意向によって辞退に追い込まれただけで、本人の意志からではありませんでした。もう一人が哲学者ジャン ポール サルトル氏です。彼は自分の意志で自ら受賞を辞退した歴史上唯一の人でした。


 ボブ ディランさんが辞退したら、実質的には2人目ということになります。科学者と違って文学者は自らの主義主張でメシを食っているわけですから、自己主張の強い信念の人がいるのは当然でしょう。そういう気骨ある人を選んだノーベル賞はむしろより評価されるべきところ、無礼で傲慢という感覚を持つ選考委員もいることに驚きました。