小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2016年10月8日土曜日

寂聴さんの死刑廃止論

 寂聴さんが日本弁護士連合会のシンポジウムのビデオ講演で死刑制度を激しく批判して被害者団体などから厳しい非難の声が上がりました。


 今日の世界的な趨勢としては、人間が20世紀半ばまで正義と信じてきた死刑制度は明らかに廃止の方向にあります。例えばG7の先進国のなかで死刑制度を堅持しているのは日本とアメリカだけですが、アメリカの現状は半数以上の州で死刑制度の廃止又は停止の状態にあります。こうしてみると日本はかなり特異な存在であることが分かります。


 残酷な忌々しい犯罪の被害者家族の気持ちは当事者でなければ分からないことがあるはずですが、世界的に共通する死刑廃止の流れのなかで、日本だけがなぜ死刑堅持の社会なのか、私たちはよく考えてみる必要がありそうです。