小室圭さんをシッタベンレイ
ノーと言って金満世界を変えよう
とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。 東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。 そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...
2016年10月31日月曜日
週刊誌を鵜呑みにしない!百寿者の大好物
ある週刊誌に百寿者の大好物は「とんかつ」、「すき焼き」、「寿司」だと書いてあります。ただこれを鵜呑みにしてやってみても長生きできるとは限りませんし、このアンケート自体にも疑問点があります。
まず、数少ない百寿者に大好物はと問えば日常的に食べていたという意味で答えているとは限りません。私たち団塊世代にとってもこれらはなかなか口にできない大好物でした。現代の若者は「焼肉」が一番の大好物ではあっても常食しているわけではありません。
また回答した百寿者が「とんかつ」、「すき焼き」、「寿司」を日常的に食しても健康を維持できる、特別な‘遺伝子環境’を受け継いでいたのかもしれません。とにかく百寿者というのは選ばれた特別な人たちであることは間違いありませんから、その健康法は参考程度にしかなりません。
2016年10月29日土曜日
ガン患者はニオウ
ある80歳代のガン患者は下腹部の痛みでCT検査を受けたところ膀胱結石が確認されて治療を受けました。しかし、不幸にも5年後に末期の大腸ガンで亡くなりました。
家族が思い起こしてみると、お医者さんには否定されたものの、その人には従来とは違う口臭を感じたことがあったそうです。初期のガンを臭いで発見するガン探知犬がいますが、体臭や口臭の変化には日頃から気をつけたいものです。
ガン患者残酷物語
母親をガンで失った娘さんの話です。終末期に入院していた公立病院病棟では認知症のお年寄りもかなりいて、夜間の安眠の妨げとなって母親は退院してしまいました。
そこで直面した困難は退院後の病状の急変などに対応してくれるお医者さんの確保でした。終末期のガン患者は引き受けられないと開業医にはことごとく拒否されて随分へこんだそうです。
開業医はビル診といわれる間借り診療では9時-5時でオサラバですから、急患対応は病院任せです。病院を出る際には治療の継続ができるように開業医との連携を病院に求めることが大切です。
人間の誤解 猫舌
猫舌といえば、熱い食べ物が苦手なことを意味すると理解していましたが、ネコの生活を見ていてこの解釈は正しくないことに気が付きました。
我が家の飼いネコは起床するとまず水飲みをします。ネコの食卓に用意する飲み水には目もくれず、お風呂場の水が入れた洗面器で飲むのが習慣です。なぜ新鮮な水道水よりも風呂水の方が好きなのか不思議でした。そこでもしやと思って水道水を温めてぬるま湯にして与えてみるとゴクゴクと飲んでくれました。
ネコの猫舌はどうも熱いものだけではなくて冷たいものも苦手なようです。冬になったら時には少し温めたものも与えたら、きっとネコは喜んでくれます。
2016年10月28日金曜日
東大アメリカンフットボール部が日本一に輝く日も夢ではない!
関東の学生アメリカンフットボール界では国立大学が学生リーグを制する気配はこれまではまったくありませんでした。しかし、最近の東大の躍進は目覚ましく、関東学生チャンピオンに挑戦する日もそんなに遠くはないと思われます。
過去には京大が4度日本一になった例がありますが、かつての京大の強さはいわばスーパースターがいてチームをぐいぐいとリードしていくところにありました。一方で東大の場合は特にスーパースターはいないものの、地力のある選手が集まって地道な努力で伝統を作ってきました。
こうした伝統を受け継いでチームがもう一歩でも進化を遂げれば関東では東大が常にチャンピオン争いに割り込んでくる可能性があります。是非ともアメリカンフットボール全体の発展のためにも頑張ってください。
2016年10月27日木曜日
ネギのスープを知っていますか?
私はネギのスープを出してくれるフレンチレストランを一ヶ所知っています。
フランスの家庭料理にはネギのオーブン焼きが出されることがあります。トロリとしたネギをビネガーに塩と洋辛子を混ぜただけのソースにつけて食べます。
フランスのネギは太くて直径が1cm以上あって根っ子に近い白い部分しか食べません。もし日本でも見かけたら一度お試しあれ。美味しいです!
猫の最期を見とる
わが家の高齢猫は乳腺ガンを患い、獣医さんに手術不能と言われてからすでに約2年が経過しました。最近は明日はあるかと心配されて家族を呼び寄せもしましたが、まだトイレにも水飲みにも立ちます。ただ腫瘍が大きくなって悪臭を放ちますので、朝晩の患部消毒と身体の清拭は欠かせません。
本人(?)には苦しんでいる気配はありませんし、私が机に向かっていると時々膝に乗せろとせがみます。いつものように抱っこしてやると1時間以上も嬉しそうにしています。猫の最後は何度も見てきましたが、その辛抱強さにはいつも感心させられます。
石巻市大川小学校と教育行政の問題点
仙台地裁は大津波で児童74人の命が失われた大川小学校の保護者23人の訴えに対して14億円の損害賠償を認める判決を出しました。1、2分で行ける裏山に早く逃げようという声にも教頭は無反応だったそうです。
現状では校長推薦がなければ校長の候補者にはなれません。教育委員会などへの天下りの面で両ポストの間には天国と地獄ほどの差があり、結局は学校は校長には絶対服従体制となります。真面目な教頭は不在の校長の判断を図りかねて金縛り状態だったのかもしれません。
大川小学校の悲劇ではもちろん教頭の責任は重いものの、絶対的な権力の座にある校長の存在や強い中央集権的な教育行政も絡んで多数の尊い命が失われたと言ったら言い過ぎでしょうか。
2016年10月26日水曜日
ポルノは社会の害悪か
私がドイツに行った時に先に研究所にいた恩師との会話でドイツのポルノフィルム事情が話題になりました。恩師曰く、ドイツでは老若男女に関係なくカップルで鑑賞に出かけるというのです。外国は初めてのドイツに降り立って度肝を抜かれる話でした。
日本でも今やネットで本番物が氾濫していて誰もがいわば自由にアクセスして見られる状況にありますが、大昔にそういったものが公衆に堂々と公開されていて、いわば成人になれば自由に公然と見に行ける社会の在り方に驚きました。
私はポルノは公序良俗に反するもので社会の害悪だから禁止であると説明されて育ちました。そしてあれから半世紀が経過しても、その害悪を許すドイツの社会に劣化の気配はまったくありません。一方で日本ではどうでしょうか。
オリンピック関係者の欲しい欲しいを断固拒否したい
東京オリンピック3兆円予算削減のためにカヌー、水泳、バレーボール、バスケットボール、バドミントンなどの新競技場建設を諦めて、代わりに東京辰巳国際水泳場、宮城長沼ボート場、横浜アリーナや埼玉スーパーアリーナの改修案が検討中です。この動きに競技団体などは強く反発して、東京で試合をしたいとか、海水でボートが痛むからいやなどという極めて次元の低い声も報道されています。
混乱の根本原因は日本オリンピック委員会、組織委員会そして東京都による偽装予算案です。その杜撰さと無責任さが暴露されても相変わらず、日本オリンピック委員会や組織委員会は国際オリンピック委員会IOCへの約束を盾に大会案の見直しに難色を示しています。来日したIOC会長も組織員会や政府に囲い込まれた感があります。
約束事の根拠が虚偽のものだったことには誰も責任を取らず、来日したIOC会長とは計画案の抜本的見直し交渉もありませんでした。五輪の行方は時間切れを言い訳にして発車オーライになりそうです。為政者たちの嘘で固められた動機付けによって国民が踊らされる構図は先の戦争でも今回のオリンピックでも変わっていません。
2016年10月25日火曜日
人間は神様を越えられないのか
ボブ ディランさんがノーベル賞を受け入れるのかどうか話題になっています。この騒動はノーベル賞の意味について改めて考える機会を与えてくれました。
もとよりノーベル賞は世界の平和と科学の進歩に貢献した人々のなかでも特に卓越した業績をあげた専門家に与えられるものです。しかし、科学の進歩がもたらした核兵器はアルフレッド ノーベルが想像もしなかった脅威を人類にもたらしてしまいました。
核兵器を生み出した科学者の英知が人類の英知に対する永遠の挑戦となってしまうという矛盾を克服するには、神様におすがりするしかないのでしょうが、またその神様をめぐってゴタゴタをおこすのですから人間は本当に厄介です。
革命!3歳の子どもでも痛がらない歯医者さん
私の満70歳の友人は大の歯医者さん嫌いです。流石に寄る年の波には勝てず、奥歯4本を抜歯することになり、選んだのが3歳の子どもでも痛がらない歯医者さんでした。治療はほとんど無痛で予定を変更して2本もお願いしたそうです。
その様子を聞いてみると、まずは抜歯する歯の周囲の歯肉表面を麻酔し、その後で浅く少しずつ何度も何度も根気よく注射針を差して歯肉全体を麻酔してから抜歯に取り掛かります。歯医者さんには時間と手間がかかりますが、こんな簡単な無痛方法がどうして広く普及しないのか不思議でなりません。
2016年10月23日日曜日
ボブディランさんとノーベル文学賞
ボブ ディランさんがノーベル文学賞を受賞しましたが、選考したスウェーデン アカデミーはディランさんとは音信不通の状態にあって連絡を断念したそうです。賞の選考委員のベール ウエストベリ氏は無礼で傲慢であると語ったと報道されています。
過去にノーベル賞を辞退した人は2人いて共に文学賞受賞者でした。ひとりがドクトル ジバゴの作者ボリス パステルナーク氏ですが、このケースではロシア政府の意向によって辞退に追い込まれただけで、本人の意志からではありませんでした。もう一人が哲学者ジャン ポール サルトル氏です。彼は自分の意志で自ら受賞を辞退した歴史上唯一の人でした。
ボブ ディランさんが辞退したら、実質的には2人目ということになります。科学者と違って文学者は自らの主義主張でメシを食っているわけですから、自己主張の強い信念の人がいるのは当然でしょう。そういう気骨ある人を選んだノーベル賞はむしろより評価されるべきところ、無礼で傲慢という感覚を持つ選考委員もいることに驚きました。
市民講座 老後のお金の怪!?
町の生涯学習センターの市民講座「どうする?老後のお金と相続対策」の資料に下記のようなことが記載されていました。
住宅リフォーム 500万円
子の結婚 200万円×3人分
車の買い替え 300万円
国内旅行 20万円×6回
海外旅行 50万円×2回
会場は定員数を超える盛況だったそうです。ファイナンシャルプランナーという人にそそのかされて、こんな老後の「人並みの」消費生活に追い立てられて生きるのが豊かな生活なのでしょうか。
私は築35年の家に住み、車はありませんし、子の結婚式に200万円なんて考えたこともありません。旅行とは約8年も無縁です。しかし、私の周囲にはたくさんの心温かい人たちがいて気持ちだけはとても豊かです。
2016年10月21日金曜日
NHK 違法観光ガイドは取り上げても民泊問題は扱わない
10月20日のクローズアップ現代+は違法観光ガイドについて現場に潜入取材して実態を報道していました。資格のないガイドは違法といわれますが、私がドイツやフランスでアルバイトとしてやった通訳にはそんなに厳しい規制はなかったと思います。
むしろトラブルが多発する民泊問題について突っ込んだ特集をしてほしいですが、警察関係は民泊トラブルを事件として扱わないことになっているという噂も耳にしますから、NHKでさえもAirbnbの株式上場までは民泊トラブルは取り上げられないのでしょうか。
900円の処方薬に1万円の保険診療報酬
私は冬だけは高血圧の藥を飲むようにしています。また就寝前まで頭を使って仕事をして寝つけない時には精神安定剤を1/4錠服用して床に付きます。そんなわけで時々処方薬をもらいます。
私が服用する二つの薬は何十年もの実績がある売藥のようなものですから、薬代は両方で900円ですが、実際にクリニックと薬局に落ちるお金は1万円です。請求明細には指導料とか管理料とか種々の請求が記載されていますが、クリニックでも調剤薬局でも、そのような類の質問や説明はまったくありません。
高血圧症は基準の見直しもあって大幅に増加して今日では患者数1000万人時代となりました。アメリカのように診療看護師の制度を導入して医療費抑制と保健指導強化をしたいところですが、開業医の経営は苦しくなるのは必至ですから日本では実現しそうにありません。
2016年10月18日火曜日
ヨーロッパの屋根裏部屋
ヨーロッパの古い建物には屋根裏部屋が付いています。広さは普通は3畳ほどでこの上なく狭く、壁から張り出している窓は胸あたりまでの高さしかありません。
私はドイツでもフランスでも屋根裏部屋に住んでいたことがあります。ドイツでは窓外に広がる中庭のリンゴの木々が白い花を咲かせると長い冬も終わりでした。フランスでは屋根ばかりが連なる景色でしたが、不思議に退屈した記憶はありません。
ヨーロッパの屋根裏部屋は貧乏人の止まり木のようなものですから、室内にあるのはベッドと粗末な洗面と電気コンロだけでトイレやシャワーは共同です。そんな不便な屋根裏部屋ですが、隠れ家みたいで不思議に落ち着けたのが懐かしいです。
受賞写真の被写体は自死者だった
Web東奥の報道によれば、夏祭の写真コンテストで最高賞に選ばれた作品の被写体女性が自殺して受賞取り消しとなりました。家族は受賞を喜んでいたそうですが、コンテスト実行委員会が発表を躊躇して取り消したようです。
このようなことはまずあり得ませんが、作品を見る人の感情は読みきれません。実行委員会の立場も分かれば、受賞者や落胆する家族の気持ちも分かります。私たちひとりひとりが死を考える上で対峙すべきテーマでしょう。
2016年10月16日日曜日
猫おじさん
私には変わったアメリカ人の友人がいます。彼は動物愛護に人生を捧げていて、その生き方の背後にどんな私的理由があるのか、まだ聞いたことはありません。
彼は30年以上も日本に住んでいるのに一言も日本語を話さない無類の頑固者です。また彼に草刈りをさせても蟻や虫を避けながら取ってくれます。もちろんバリバリのベジタリアンで一切の肉類を口にしません。
こうした伝説めいた人物は私の回りにいる日本人には見当たりません。日本人はみんなどこかで現実と妥協してふつうに生きています。それが日本の社会の特徴なのでしょう。
今日の月は綺麗でした
今日は千葉県の田舎の田んぼの畦道から月を眺めるチャンスがありました。辺りは静寂かつ真っ暗闇でしたから、オレンジ色に輝く大きな月に出会って感動しました。
モンゴルの大草原で見る星空は見る人を捕らえて決して放さないそうですが、時には大自然の真っ暗闇のなかで夜空を見上げるのはいいものです。
名詞になぜセックスがあるのだろうか
名詞にセックスがある言語は日本人には厄介なものです。例えばフランス語の名詞は女性名詞と男性名詞に二分されますし、ドイツ語には中性名詞もあります。
英語にはない名詞のセックスが言語にどれ程重要なのかは私にはよく分かりませんが、私の経験では文章を書く場合に言葉の連関により敏感になることは確かです。
防衛大臣失格 衝突と戦闘
先頃の国会答弁は戦闘と衝突の言葉遣いでもめておりました。お役所が準備した大臣の答弁書からは、その場しのぎの屁理屈にたけた官僚が重用される官庁の無責任体質がもろに透けて見えました。
戦闘と衝突の区別という屁理屈を使って日本では言い逃れができようとも、外国でバリバリの敵軍に遭遇したら“戦闘”は絶対に避けられません。武器の使用があって殺し合いになれば立派な戦闘ですが、それでも敢えて衝突というのなら、それはどちらかが武器を自主的に置いても事態が治まる状況まででしょう。
私たち有権者は、自衛隊員の命に関わるこうした深刻な議論を言葉遊びに変質させてしまう防衛大臣を信認しているのですから、自衛隊員の安全を祈願する資格はありません。
2016年10月15日土曜日
消防車にカーナビが装着されていない!
今日は消防署の地域防火訓練の一環としてスタンドパイプといわれる消火用ホースをマンホール下にある消火栓につなぐ講習がありました。
ちょうど講習が終了すると救急車支援で出動指示が入りましたが、その際に消防車にはカーナビがなくてモタモタしていました。私が可哀想だといったら町内会長は煙を確認した方が確実だから必要ないなどと屁理屈を言っていました。
少子高齢化が進む中で消耗の激しい若い消防士が働きやすいようにカーナビくらい装着してあげる費用は作れないのでしょうか。
2016年10月13日木曜日
マスメディアの凋落
今回の築地移転問題でもマスコミは明らかに以前から知っていたことを、世間が騒がしくなって都合が悪くなり、あたかも初めて知ったかのように報道しています。石原元知事の勤務状態です。
石原元知事が週2~3回しか出勤しなかったことはこれまでは報道されませんでした。また選挙中の対立候補でさえ一切触れませんでした。石原氏の勤務状態を報道しない、批判しないという暗黙の了解が関係者の間にあったのでしょうか。
もしマスコミ界と政界との間にある種の馴れ合いがあるとすれば、日本には権力のチェック機能がないことになります。インターネットの普及で窮地にある既存マスメディアだからこそ、このあたりで良識を取り戻してください。
2016年10月12日水曜日
飼い猫の終末期は長い、ノラ猫は一気に逝く
私はキャンパスの猫の最期をたくさん経験していますが、彼らはほとんどが一気に終わりです。それに比べて飼い猫の場合には1年程前から予兆があります。
まずは腰回りが明らかに細って運動機能が低下すると高所に飛び乗らなくなります。そのうちに食欲の低下とともに好き嫌いが激しくなります。最後の1,2ヶ月間は固形食を受け付けなくなります。
猫にも終末期の苦しみや傷みがあるはずですが、決して声を出さずにじっと耐えながら死を迎える姿を見ていると、人間にはない動物の気高ささえ感じます。
2016年10月11日火曜日
教育と暴力
1980年代までの日本の学校では先生による暴力制裁はそれほど珍しいことではありませんでした。そこでは子どもの躾という目的が最優先され、子どもの心は教育的暴力で大人の思い通りに‘形成’できるという一種の思い上がりがありました。
スポーツ選手の指導に暴力がつきものなのは、試合に勝利するためには外に現れる選手の動きだけをコントロールすればよいからです。選手が野獣であろうが聖人であろうが、スポーツの勝負に内面まで細かく云々する理由はありません。つまりスポーツと暴力は必然的に極めて高い親和性があります。
しかし、人間を暴力で外見的には統御できても、決して望ましい良好な人格まで育成できるわけではありません。つまり暴力では人間の内面までは干渉できないが故に、子どもたちの人としての成長を願う教育現場においては暴力は否定されるのです。
2016年10月8日土曜日
肉食文化を見直そう
牛は出荷されるまでに約10tの飼料を消費します。例えば茎葉トウモロコシ飼料は1ha当たり50tの収穫量があり、大ざっぱに言えば東京ドームの広さの畑で1年間に牛5頭を育てられる勘定です。
牛1頭は約400㎏の肉になりますが、一人の人間が毎日200gを食すれば、5頭分の牛肉は年間6人分のたんぱく源にしかなりません。また牛の糞尿やげっぷは地球環境的にはメタンガスの発生源であり、地球温暖化に大きな影響を与えています。
東京ドーム相当の広さの畑では約30人が豊かな自給自足の食生活ができるでしょう。野菜くずや残飯を与えてニワトリを飼育したり、雑草でヤギを飼うこともできます。
医薬品とホルモン多用の肉食文化を見直せば少しはスローで豊かな生活を取り戻せるのではないでしょうか。
寂聴さんの死刑廃止論
寂聴さんが日本弁護士連合会のシンポジウムのビデオ講演で死刑制度を激しく批判して被害者団体などから厳しい非難の声が上がりました。
今日の世界的な趨勢としては、人間が20世紀半ばまで正義と信じてきた死刑制度は明らかに廃止の方向にあります。例えばG7の先進国のなかで死刑制度を堅持しているのは日本とアメリカだけですが、アメリカの現状は半数以上の州で死刑制度の廃止又は停止の状態にあります。こうしてみると日本はかなり特異な存在であることが分かります。
残酷な忌々しい犯罪の被害者家族の気持ちは当事者でなければ分からないことがあるはずですが、世界的に共通する死刑廃止の流れのなかで、日本だけがなぜ死刑堅持の社会なのか、私たちはよく考えてみる必要がありそうです。
2016年10月7日金曜日
英語の習得に理屈は要らないが、
芸術新潮(1992/7)に白洲正子自伝が掲載されています。彼女は1924年9月に満14歳で父親に連れられてアメリカに留学しました。彼女は、日本で英語を習っても駄目だという考え方で育てられたために、渡米時には英語をほとんど知りませんでした。
アメリカ社会にひとりで放り込まれて、初めはいつも持ち歩いていた辞書も2、3ヶ月で要らなくなり、自然に会話の意味も分かってくるようになりました。ただ、その程度の英語は確かに流暢ではあってもボキャブラリー不足は否めず、少し難しい話になると悪戦苦闘したそうです。
日本では日本語が先か、英語が先か、意見が分かれるところですが、白洲女史の例をみても英語の習得は早いに越したことはありません。大切なのは読み書き話すのバランスであり、読書や討論のない英語塾のABC方式だけではどうしようもないでしょう。
2016年10月6日木曜日
ロンドンのミルクマン
イギリスでは絶滅危惧種のミルクマンが牛乳配達をします。アメリカが発祥国のようですが、私がロンドンに住んでいた頃の懐かしい思い出の1つです。
私が子どもの頃は日本でも牛乳配達がありました。あの頃の牛乳はビン詰めで、紙製の蓋を取ると生クリームがついていて私の最高の好物でした。
イギリスのミルクマンの優しい心使いは早朝に安眠を妨害しないように電気配達車で音もなくやってくるところにあります。
2016年10月4日火曜日
猫餌のチョー高級品に参った!
私の猫餌は1袋2.7㎏でスーパー価格は768円です。キャンパスの猫たちはみな8歳を超えてきましたから、流石に食欲は万全とはいかなくなりました。
そこで少しでもたくさん食べてもらえるように、固形食や缶詰を取っ替え引っ替えして毎日同じ餌を与えないように工夫をしています。
今日は気張って230gで280円のチョー高級品を混ぜて買い与えてみました。何と高級品だけをかぶりつくように選んで食べて、いつもの普及品には目もくれませんでした。
アダムとイヴのように禁断の味を知ってしまった猫たちが明日はどんな反応をするのか想像するだけでも恐ろしいです。
日本とヨーロッパ 駅前感覚の違い
私たちにとって駅前は銀行や飲食店や本屋やホテルなどがある土地の銀座通りという明るいイメージがあります。
しかし、ヨーロッパでは駅に着いて列車を降りても、そこが町の中心地であることはまずありません。鉄道駅はドラッグの取引場所だとか、社会のアウトサイダー的な人たちの溜まり場であったりします。
そのため夜遅くに安くて安心なホテルを探すのは大変です。私はトルコに仲間たちを案内して深夜に入ったホテルが極め付きで、チェックインして1時間で逃げ出した経験があります。
資格試験合格の秘訣
勉強はもちろん一人でもできますが、それで資格試験に合格できる人はあまり多くはありません。では、一人では勉強がうまくいかなかったらどうしたらいいのでしょうか。
全国の平均合格率が90%を超えるような資格試験では、合格率アップには劣等生対策がもっとも大切です。但し、日常生活習慣にけじめがない劣等生の尻をいくらたたいても成果は知れています。
例えばチョー教育ママの子どもが必ずしも優等生になれないことを知れば納得できるはずです。それではどうすべきか。答えはグループ学習で共育力を高めることです。
2016年10月3日月曜日
肉食生活は危険がいっぱい!
食用動物はホルモンを与えて短期間で一気に太らせるために、立つか寝るかしかできない空間に閉じ込められて肥育されます。
鶏は生後5~6週間で50倍の体重になって出荷されます。豚は生後5ヶ月で体重が73倍になり、牛は生後1~2年で18倍になってと殺されます。これらの動物の平均寿命は普通は鶏8年、牛豚20年ですから、その成長スピードの異常さが分かります。
劣悪環境のもとでは病気の蔓延を避けるために薬付けにされる実態もあり、私たちの健康を守るためにも肉食文化は見直す必要がありそうです。
2016年10月2日日曜日
パリでも不動産ブーム
フランスでも低金利政策によってパリでは不動産ブームが起こっているようです。過去2年間で40%ほど値上がりし、パリ市内の人気地域では今や中古で坪単価3万ユーロ(350万円)も当たり前のようです。
2016年10月1日土曜日
女性のひとり旅の危険
女性外国人旅行者がヒッチハイクで日本を縦断する旅の様子がバラエティ番組で紹介されていましたが、これを真に受けて現実だと思ってはいけません。
先頃もカナダで一人旅の日本人女性が殺害されました。外国旅行の開放感と外国人への憧れからか、旅先の男性に優しくされて悲しい事件に巻き込まれる日本人女性が後を絶ちません。
女性が暗くなった公園をランニングできる国なんて外国に行ったらありませんよ!
目の見えない人の感覚に納得
私は約束があって急いでいる時は別ですが、駅の構内などで目の見えない人が近くにいたら積極的に誘導してあげるようにしています。それで先日は新しい発見をしました。
お年寄りが白い杖をもってホームで困っている様子を見て、お手伝いを申し出て一緒にエスカレータに乗りました。改札階に上がっていって降りる際に、もうすぐ降りることを伝えたら分かっていますと言われてしまいました。それで理由を聞いてみると、足の感覚で分かるのだそうです。
私たちはエスカレータの乗り降りのタイミングは目で見て判断していますが、目の見えない人は足の感覚でタイミングを計っているのです。人と人との理解は実際にコミュニケーションを取ってみないと深まらないことを実感しました。
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