小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年12月19日土曜日

失いたくない自然なケアリングの心

 週末の電車で大きなベビーカーに荷物をいくつもぶら下げて、3歳くらいの男児を乗せたお母さんがいました。

 

 男児は車内でずっと大声で泣き叫んでいました。赤の他人の私でさえ、その異様な泣きかたを見て抱き上げてあげたいくらいでした。しかし、お母さんは自分もそういう風に育てられたのか、そんな素振りはまったく見せませんでした。‘気になる’という、人間として最も自然で受動的な気持ちに依存する子育てという関係性は、教育学的には自然なケアリングの典型とされますが、もはや現代人には通用しないのかもしれません。


 自分の子どもにさえこんな気持ちなのですから、他人や一般社会への無関心は推して知るべしでしょう。戦火のなかで自分の命が危険にさらされているのならいざ知らず、普段でも自分以外の人間に無関心で感情を持てないとしたら恐ろしいことではないでしょうか。