小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年12月31日木曜日

笑い話 新年に向けて

民主党   「来年は復活するぞ!」

       「オーッ!」

維新の党 「来年は分裂せずに頑張るぞ!」

       「オーッ!」

公明党   「来年はさらに与党の地位を固めるぞ!」

         「オーッ!」

自民党   「来年は憲法改正元年だ!」

        「オーッ!」

愛日長アマガエル   「来年は平和の年にするぞ!」

       「ニャーオーッ!」

スミレちゃんに助言

 静岡県の日本平動物園でレッサーパンダのスミレちゃんの‘脱走事件’がありました。動物園や市の職員が探し回っても発見できず、雌のスミレちゃんには大変に失礼ながら、彼女の糞のニオイを嗅いだ警察犬のお世話になってやっと‘身柄拘束’できたそうです。


 脱走したスミレちゃんは頭が良くて抜群の運動神経の持ち主らしく、過去に2回の前科があるそうです。人間は躾と教育のせいで没個性化してしまって面白くありませんが、動物は何事にもストレートですから、それぞれの個体の性格が分かってくると楽しいものです。


 スミレちゃん、これからもお得意の脱走劇で動物園を有名にしてあげてください。但し、次回からは警察犬に嗅ぎ付けられないように、まずは園長さんが使うトイレにでも忍び込んで自分の体臭をカムフラージュしてから脱走するといいですよ。

2015年12月28日月曜日

笑い話 保守の屁理屈

消費増税反対!

法人減税反対!

アベノミクス反対!

TPP反対!

夫婦同姓強制反対!

辺野古移転反対!

原発再稼働反対!

秘密保護法反対!

安保法反対!

憲法改正反対!

ところであんた誰?

赤旗の読者です。

だったら反対じゃなくてストップだろ!

2015年12月27日日曜日

初代EU大統領の平和の俳句

 EU前大統領のヘルマン・ファンロンパイ元ベルギー首相が東京新聞の平和の俳句キャンペーンに賛同して寄稿した俳句です。日本語よりもドイツ語やフランス語の響きがとてもいいのは、主言語フランス語に加えてドイツ語やオランダ語を使うベルギー人の面目躍如といったところです。

 Celui qui regarde                             Wer nach der Sonne                         陽を海を
  Le ciel,la mer,les etoiles                   Dem Meer,den Sternen guckt          星を見る者
  Aime la paix                                     Liebt den Frieden                             和を愛す

 注 etoilesのeにあるべきアクセンテギュが付けられません。

 スリュイ/キ/ルガルドゥ/ル スィエル/ラ メール/レゼトワル/エム/ラ ペ (フランス語)
 ヴェーア/ナーハ デア ソンネ/デム メーア/デン シュテルネン/グックト/リープト デン
 フリーデン(ドイツ語)

カワイイって何だろ

 最近は女性だけではなくて男性もカワイイと言われることがあります。カワイイは動物やアニメキャラクターに親和性のいい言葉だと思っていましたが、どんどんと拡大適用されています。


 現代語としてのカワイイは、ウレシイとかウマイとかスゴイなどと同じで、形容詞というよりは感動の気持ちを表現する一種の感嘆詞のようなものです。ですから、カワイイ!と言えば、その理由や内容など説明しなくても気持ちは直線的に伝わります。またカワイイは、平和を乱す暴力的な要素は微塵もあってはならず、さらには知識、学歴、地位、家柄などという古典的価値観とはおよそ相容れない無垢な平和的感覚でもあります。

 

 これまでの欧米社会では意識されていなかった大切な概念を、日本のアニメ文化はカワイイで掘り起こしたと言えないでしょうか。

学びの本質について

 今日の学習理論には、学びとは頭の中で起こる個人的な現象ではなくて、頭の外で起こる社会的共同的なものとする捉え方があります。つまり、そこではできないことができるようになるという単なる個人的な変容としてみるのではなくて、個人と周囲のモノやヒトとの関係性が変容していく過程であると考えるのです。

 

 ですから、学びには単なる知識や技能を積み上げていくという機械的かつ個人的な知的活動だけではなくて、

 1)考えるプロセスがある

 2)間違いが否定されない

 3)対話や討論がある

 4)仲間とのつながりがある

という学びの本質的要素も大切にされなければならないといわれます。その上で教師と子どもたちが一体となった連帯感溢れる共育的な協働環境があれば理想的でしょう。                                                                                                                                                                                                                      

2015年12月25日金曜日

Mark Zuckerbergさん 5.4兆円を寄付

 facebook CEO のマーク ザッカーバーグ夫妻が、娘のMaximaちゃんの誕生を機に、所有するfacebook株の99%(5兆4000億円)を慈善事業のために設立する有限責任会社に将来にわたって寄付すると発表しました。寄付の動機は、次世代の子どもたちへの道義的責任と人類の進歩と平等の促進という当然の使命のためというものでした。

 

 一部には税金対策だと批判する向きもありますが、彼らの善意に満ちた大切な資金が税金となって平和ではなく戦争に使われることがなくなるだけでも素晴らしいことです。アメリカの教育を受けて育った人たちは、国家に頼らず、自分で考えて行動し、そのスケールもデカイです。

どうしたらいいんだろう

 夜の公園を通り抜けようとしたら、寒さの中で塀の陰に隠れるように身を丸めている浮浪者らしい人の姿がありました。気になって距離を取りながらその前を何気なく2往復しましたが、動く様子はありませんでした。離れ際に財布に入っているお金を差し出そうとふと考えましたが、できませんでした。あの人は昨晩も寒さの中をひとりで過ごしたのかと思うととても切ないものがあります。

2015年12月24日木曜日

ありがとう 体操白井健三選手

 今年7月末に広島市で開催されたアジア選手権出場者が原爆慰霊碑を訪れたときに語った体操の白井健三選手(19)の言葉が印象的です。


 「政治というのは、誰かが喜んでいる陰で誰かが『こうではない』と思っている。でも、スポーツで結果が出れば100%に近い人が喜べる。日本をその100%に戻すのが僕たちの役割かもしれない」

 

 彼らの献花に立ち会ったのは地元テレビ局と東京新聞だけで全国的には報道されませんでしたが、こうした発言が若いスポーツ選手の口から出てくるというのは、近頃のタレント志向の強いスポーツ界にあっては爽やかな清涼剤になります。

2015年12月23日水曜日

生活習慣病対策の新たな展開

 東京新聞(2015/12/23朝刊第5面)に生活習慣病の英国人研究者の投稿がありました。糖尿病予防は個人の努力に依存すると考えられてきましたが、周囲の社会環境も影響するということが示唆されているそうです。


 具体的な研究例では、欧米では低所得者層ほど糖尿病が悪化しやすかったり、福島県では農村部よりも都市部の住民の方が悪化リスクが高いそうです。福島県南相馬市では、原発事故の影響で農業を奪われた農村部の人たちの生活実態は都市部の住民とさほど変わらないのに、それでも農村部の悪化リスクは低かったのです。


 こうした最近の地道な研究成果からは、生活習慣病対策は個人の努力はもちろんながら、地域全体が一丸となって取り組むことが大切だということなのでしょう。

2015年12月22日火曜日

若い女性に梅毒が急増

 国立感染症研究所は12月6日に梅毒患者の報告数が26年ぶりに2000人を超えたことを発表しました。


 年間20万人以上の感染報告があった昭和20年代に比べれば些細な数のように思われますが、異性付き合い=肉体関係が普通になってきた若い世代では安心できません。性感染症は1対1の絶対異性関係が守られていれば流行は起きないからです。


 局部に潰瘍ができたら即座に診察を受けねばいけません。性病という恥ずかしさから放置して慢性化すると今日でも案外厄介な病気だからです。とにかく梅毒感染の根源は複数の異性関係にあることを理解しておきたいものです。

笑い話 ノロノロ運転

日本人 「うぜー野郎だ。早く行けよ!」

ドイツ人 「お先にー!」

フランス人 「田舎もんが!ビッ、ビビッー!」

イタリア人 「可愛いっこちゃんも一緒だし、まっ、いいか。」

中国人 「赤信号でもないのになあ。」

2015年12月20日日曜日

最高の猫晴れ日

 今日は青空が広がる猫晴れ日でハイキングやウオーキングにはもってこいです。それでも都心に向かう上り電車は、お付き合いやショッピングのための外出のためか、超満員でした。


 我が家の庭には日溜まりに誘われて久しぶりにお隣さんの雄猫がナンパにやってきました。キャンパスの猫たちもそれぞれに日向ぼっこを満喫していました。こんな穏やかな晴天日には猫のようにお日様といっしょにノンビリと過ごすのも悪くありません。

笑い話 ごもっとも

「おもてなしの心の本当の意味がやっと分かったよ。」

「何さ。今頃。日本人の心意気の原点じゃんか。」

「そうだよな。原発、新国立競技場、辺野古移転、集団的自衛権。何かみんなウラがありそうでオモテなし。」

2015年12月19日土曜日

バブルとマリーロンサン展

 府中市美術館で12月20日まで開催されているマリーローランサン展に行ってきました。展示作品は71点で、そのうち70点がマリーローランサン美術館所蔵のものでした。バブルに沸いていた頃の日本ではマリーローランサンは熱狂的な人気がありました。最近は流石に当時のような人気はなくなりましたが、そこそこの来館者でにぎわっていました。


 特定の作家の大作をこれほど大量に、そして一時に集中して収集するなどというのは常識では考えられません。まさに日本が狂気に乱舞していた怒涛の時代がバブル期だったということでしょうか。しかし、その狂気の勢いで世界一級のマリーローランサンコレクションが生まれたのです。

笑い話 固定観念

「頭部移植が行われるらしい。」

「うまくいけばいいが...」

「それは大丈夫。絶対に心配ない。」

「どうして?」

「ダメだったら元に戻せばいいじゃんか。」

失いたくない自然なケアリングの心

 週末の電車で大きなベビーカーに荷物をいくつもぶら下げて、3歳くらいの男児を乗せたお母さんがいました。

 

 男児は車内でずっと大声で泣き叫んでいました。赤の他人の私でさえ、その異様な泣きかたを見て抱き上げてあげたいくらいでした。しかし、お母さんは自分もそういう風に育てられたのか、そんな素振りはまったく見せませんでした。‘気になる’という、人間として最も自然で受動的な気持ちに依存する子育てという関係性は、教育学的には自然なケアリングの典型とされますが、もはや現代人には通用しないのかもしれません。


 自分の子どもにさえこんな気持ちなのですから、他人や一般社会への無関心は推して知るべしでしょう。戦火のなかで自分の命が危険にさらされているのならいざ知らず、普段でも自分以外の人間に無関心で感情を持てないとしたら恐ろしいことではないでしょうか。

パリ人の週末と田舎家

 東京のお金持ちの週末の過ごし方は、ゴルフやデパートでのショッピングや有名レストランで食事をすることでしょうが、これらはみな週末には閉店しているパリのブルジョアの過ごし方はむしろ田舎生活志向です。

 

 パリ人の週末は、郊外に古い館や田舎屋を所有して、家族や友人たちと素朴な手料理とチーズとワインでゆったりとした時間を過ごすのが理想のようです。私はそんな週末の集いに何度か招待されたことがありますが、気忙しい生活に慣れている日本人としては退屈さは否めませんでした。

 

 フランスに帰化した画家藤田嗣治は、パリ郊外に購入した田舎屋を自分の好みに改築して晩年を過ごしました。経済的に裕福だったはずの藤田画伯の終の棲家が、パリの高級アパルトマンではなくて田舎屋だった理由が、パリ人の週末を経験して少し分かったような気がしたのはひとつの発見でした。

2015年12月17日木曜日

笑い話 分かるかな?

「今年の漢字は‘安’に決まった。」

「一字表現で‘不’は付けられなかったんだね。」

「そうでしょ。でも、その気持ちは充分に出てるじゃない。」

「どこに?」

「お坊さんの頭の中は女でいっぱいだって言ってるでしょ!」

ネットでも混乱 算数と数学の違い

 算数と数学の違いについて分かりやすい説明をネットで検索してみましたが、これだ!というものは見当たりませんでした。簡単に言えば、算数はソロバンを使ってできる範囲のもの、数学はもっと広範囲なものまで扱う学問であるといえそうです。ですから、ソロバンがいくら上手になっても数学はできません。


 もう少し別の言い方をすれば、算数は数字しか使わない具体論の世界(複合的思考)、数学は文字や記号を駆使する抽象論の世界(概念的思考)にあります。つまり算数は抽象的な思考の媒体の役割を果たすことはできません。

 

 特に問題なのは、このことが生徒たちに認識されないまま、中学に入ると突然数学教育になることです。算数から数学への移行に失敗させないためには、頭が柔らかい小学生のうちに少しは数学の世界に導いておくのもいいのではないでしょうか。

2015年12月16日水曜日

メルケル独首相に敬意

 メルケル氏は、国内のシリア難民排斥の声に答えて流入者数の削減を約束しました。しかし、難民受け入れ拒否は憲法違反であるばかりか、道義上且つ政治上の理由から人道的義務であるとキリスト教民主同盟の党大会で語ったそうです。


 ヨーロッパ諸国が、それぞれに独自の難民対策に走ろうとしてバラバラになりかけている危機に直面して、難民受け入れを率先して進めるメルケル首相の傑出した指導力とブレない理性を見せつけられるとドイツの知性を感じます。TIME誌に2015年の人に選ばれたのも当然でしょう。

2015年12月14日月曜日

学びということ

 教育学の分野では学習することを好んで学びと表現します。そこには温かい眼差しで学習する人の成長を見守ろうとする純粋な願いも込められています。


 学びというのは、知る、覚える、考えるという知的活動が中心で、それはあたかも頭の中だけで起きている個人的な現象のように考えられてきましたが、今日ではもっと社会的且つ共同的なところを強調する見方になっています。


 私たちは学びによって、新しい豊かな人間に成長していき、その変化は周囲との関係性や自らの世界観に影響を及ぼします。つまり、学びというのは、単に知識や技能を獲得するだけではなくて、むしろ人や物との関係性が変容していく過程であると捉えることもできます。


 そう考えると、徒弟制度における修業は、厳しい主従関係に問題はあるものの、現場における生きた知識や技能の習得にとどまらず、共同体の成員として強い責任感とアイデンティティの自覚を促す優れた学習形態のひとつであることが分かります。

 

 ですから、教室で現実生活から脱文脈化された乾いた知識をひたすら与えられるのが望ましい学びの形なのかどうかについては、自ずと答えは明らかでしょう。

スーダラ節植木等さんの反戦映画発見される

 植木等さんが制作を熱望した映画「本日ただいま誕生」が、植木さんの所属していた芸能事務所の倉庫で発見されました。幼少時に悲惨な空襲体験をした植木等さんは、自分がスーダラ節だけではないことを世に示したかったようです。


 この映画を監督した降旗康男さんは、「敵を撃ち殺し銃剣を突き付けるだけではなく、生き残るために隣人も見捨てなければならないのが戦争...」と語り、かつての戦争の時代が人々にとっていかに辛いものであったかが伝わることを願っているようです。

芸術家と猫の餌やり

 私の家の近くに絵描きさんが住んでいます。時々、そのアトリエにお邪魔して絵画の話に花を咲かせるのが私の楽しみのひとつです。


 先日は電車内で鉢合わせして猫談義が始まりました。私が人生最後の仕事が猫の餌やりとは思ってもみなかったというと、それはそれで美しいとポツリと言われ、その口調の自然さに驚かされました。


 考えてみれば、自分が見い出した美をキャンパスに描き出すのが画家の仕事です。出来上がった作品が自分の思い通りに認められる保証はどこにもありません。自分の最高の傑作もゴミ同然に扱われかねません。


 そんないつも孤独な画家の気持ちを思うと、猫の餌やりとは案外通じるところがありそうで、彼の口調の自然さに驚いた自分が恥ずかしくなりました。

2015年12月13日日曜日

野坂昭如氏逝く

 野坂昭如氏が亡くなられました。脳梗塞の後遺症を患いながらも、その率直な言説は最後まで少しも衰えることがありませんでした。野坂氏を一言で表現すれば、戦前を戦後に繋ぎ止め続けた人と言えるかもしれません。


 野坂氏のぶれない行動や発言には不思議な痛快さがありました。それは言葉では語り尽くせない戦争の残酷さを身をもって体験しながらも、じっと耐え忍ぶしかなかった人間による、まやかしの多い戦後社会への皮肉だったような気がしてなりません。合掌。

マイナンバー 韓国で国民の1/3の個人情報が流出

 国民背番号制の歴史が古い韓国で個人情報の流出が社会問題になっています。韓国の制度では番号を一生変えられないことが問題を大きくさせているように思われます。どちらにしてもマイナンバー制度による個人情報流出は避けられないものと覚悟しなければならないでしょう。


 あるアメリカのコンピュータセキュリティ会社の専門家でさえ、個人情報の完璧な秘密保持などないものと諦めていると語っていました。コンピュータやインターネットの恩恵を存分に享受する社会に生きる限りは、個人情報流出は避けて通れないのかもしれません。

 

 ただ、そういう問題や国家による個人情報管理の制限について十分な議論がなされないままマイナンバー制度が始まってしまうところに危うさを感じざるをえません。

2015年12月11日金曜日

年末ジャンボ2015を当てるには

 今年の年末ジャンボ宝くじの一等賞7億円の恩恵に与る幸運な人は2000万人に一人の確率です。2000万人というと、東京都と千葉県の人口を合算した人数になります。


 ジャンボ宝くじの収益は一発で800億円くらいでしょうが、恵まれない家庭の教育奨学金とか浮浪者対策とか動物保護にしっかり使われれば、たとえ外れても幸せな気持ちでいられそうです。

イチロー選手の終身雇用

 米大リーグのマーリンズ所属イチロー選手は、来シーズンの契約更改で「いたいだけいてほしい」と球団から期待されたそうです。交渉の代理人であるジョン ボグス氏は、イチローは‘リスペクト’されていると表現しました。


 今日の日本社会では、この快い響きのある‘リスペクト’という表現に値する人はすぐには思い浮かばなくて寂しいですが、来シーズンも満42歳になったイチロー選手のいぶし銀のようなプレーを楽しみにしています。

2015年12月10日木曜日

福島原発事故 廃炉はチェルノブイリ方式か

 東日本大震災(2011/3/11)で東電福島第一原発1~4号機が水素爆発を起こしてから、すでに3年9ヵ月が経過します。


 私は原発に反対ですが、現場で危険で過酷な事故処理の作業に携わる東電職員や作業員のみなさんのご苦労を思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。


 結局は、チェルノブイリ原発事故と同じように、強固な鉄筋構造物で原子炉全体を覆って、危険な放射性物質を永遠に囲い込み続けるしかないでしょう。その次世代への負担の大きさは計り知れません。


 特にここで問題なのは、原発の大事故の可能性には高度な科学的蓋然性があるのに、それを事故を起こした私たちが、ドイツのように社会的な実感として、今日でも共有できていないことです。


 そのような日本社会の問題点を悪用し続ける政治家や原発関係者が、大事故が起きたことに大した責任も取らず、再び原発推進をしているという現実をどうしたら変革できるのか、真剣に考えているこの頃です。

2015年12月8日火曜日

京都で7.5億円マンション売れる

 京都で西日本では初めての7.5億円という超高級和風マンションが売れました。耐久年数50年と考えますと、年間1500万円の償却です。日額では約4万円の負担になり、これは高級ホテルのシングルルーム程度の費用ですから、考え方によっては非常に割安です。


 東京で純和風の粋な生活で贅沢三昧をしようとしてもできなくなりました。伝統のある高級料亭は次々に姿を消してしまいました。今や和風生活に理想的な環境は京都にしか残っていませんから、当の超高級和風マンションが売れるのも納得です。

 

 もちろんマンションでは掃除やベッドメイキングは自分でやるか、メイドさんを雇うしかありませんが、これだけの資力があるのなら、何でも勝手にしてください!

ユキちゃん たった1つの小っちゃな夢

 ユキちゃんは来春に小学校に入りますが、自分が住む団地のお友だちと同じ学校の入学式には参加できません。ユキちゃんは、お迎えに来る通学バスで遠く離れた特別な学校に通うことになっているからです。


 団地内の広場からはいつも楽しそうなお友だちの声が聞こえてきますが、ユキちゃんは生まれてから一度も団地のお友だちと一緒に遊んだことも、楽しくお話をしたこともありません。


 ユキちゃんは、何でも語り合える同世代の仲間は団地にはいませんし、近くにある学校の運動会や文化祭を大勢で一緒にできる幸せも知りません。ユキちゃんはいつも一人ぼっちなのです。


 ユキちゃんのたった一つの小さな夢は、団地のお友だちと気ままにおしゃべりをしたり、広場でいっぱい遊んだり、近くの学校に通ったりして、大好きな団地の日常にいつも触れていられる日がくることです。

2015年12月6日日曜日

組み体操 頭がい骨骨折で後遺症

 松戸市の小学6年生の男児が組み体操で落下して頭がい骨骨折をして開頭手術を受けました。今でも目まいや頭痛に悩まされているようです。残念ながら市教育委員会は何ら具体的な対策を取る考えはないそうです。組み体操は保護者や地域からの要望も強いからのようですが、男児の書いた手紙文を読んであげてください。


 組体操の事故にあい小学校最後の運動会はベッドの上でした。

 タワーの一番上から落ちた時、すごくこわかったです「僕はもう死ぬのかな」と思いました。

 手術した後の痛みと苦しさは今でも忘れることは出来ません。今は体と心の傷と戦いながら毎日頑張って生きています。こんな思いをするのは僕が最後であってほしいと思います。


 東京新聞(2015/12/6、朝刊、社会面に掲載の原文引用)

老猫の死 庭師さんに追い払われて?

 キャンパスに庭師さんが入ったのが先々週の金曜日でした。この業者は猫の隠れ場の木だけをわざと葉なしの丸刈りにしたりします。猫たちはひどく脅されたのか、その週末の土日には暗くなるまで待っても一匹たりとも現れませんでした。


 先週になって再び姿を見せ始めた猫たちの中に、ヨロヨロの長老猫とびっこの老猫の姿がありません。大好きだったコンビニ前にも現れる気配はまったくありません。老猫たちは追い立てられて、最後の力を振り絞って必死に逃げたとしたら、それで力尽きたはずです。


 人間に捨てられ、人間に無視され、そして人間に追い立てられて絶命したと思われる二匹の老猫の気持ちはいかばかりだったか、聞いてみたい気がしますが、消えた命は残念ながら蘇ることはありません。

2015年12月4日金曜日

笑い話 もっともな屁理屈

「犯人検挙に防犯カメラが大活躍だ。」

「でも、あれって何で防犯なの?」

「防犯に役立つからでしょ。」

「でも、あれで犯行前に何か防止できるの?」

2015年12月3日木曜日

歯磨きでインフルエンザウイルスが繁殖しなくなった???

 テレビ朝日モーニングショーで、ある小学校の3分間歯磨きの徹底でインフルエンザによる学級閉鎖がなくなったのは、歯磨きで口腔内が清潔になったからだろうと登場した歯医者さんは言っていました。


 しかし、インフルエンザウイルスは生きた呼吸器系粘膜細胞内でしか増殖しません。生きている口内細菌にウイルスが感染して増殖するという話は聞いたことがありませんから、当の歯医者さんの説明は間違っていそうです。どうも学校内で流行しなくなったのは、ひとえに子どもたちがこまめにうがいをするようになったからではないでしょうか。


 これからインフルエンザシーズンが到来しますが、とにかく手洗いとうがいを徹底して寝込まないようにしたいです。

2015年12月2日水曜日

笑い話 マイナンバー

「マイナンバーが届いたよ。」

「俺は番号付けられるの嫌だな。」

「どうしてよ?」

「大学受験で全部落ちた悪夢が蘇るんだ。」

笑い話 還暦祝い

「おめでとう。乾杯!」

「ありがとう。乾杯!」

「長生きしようね。乾杯!」

「ありがとう。乾杯!」

「そんなに飲んで明日の仕事は大丈夫?」

「平気よ。生理休暇取れるから。」

PM2.5で視界は悪くなりません

 中国の冬の大気汚染が深刻なようで、高層ビルがかすんで見える様子がテレビで頻繁に報道され、そこで必ず言われるのがPM2.5です。しかし、視界が悪くなることとPM2.5の濃度とは直接的にはまったく無関係です。


 スモッグという言葉が急に使われなくなったのは、硫黄酸化物の排出が特に多い石炭利用を推進する政府の意向をマスコミが汲んだからでしょうか。とにかく北京などの視界不良の主な原因物資は石炭燃焼で発生する大量の硫黄酸化物であってPM2.5ではありません。

冬の血圧管理

 私は軽い降圧剤を服用しています。夏は処方の半分で充分に正常範囲を保てますが、外気温が20℃を下回ってくる頃から、血圧値の高低差が大きくなります。血圧がすっかり高くなってからではコントロールに手こずりますから、この変化には気を付けなければなりません。


 とにかく血圧は若い頃から時々測定する習慣を身につけることが大切です。そして満40歳を過ぎたら、定期的な血圧測定のみならず血管年齢の検査も年に一回は行い、健康管理という観点から日常生活スタイルを見直す努力を惜しんではなりません。