小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2015年9月8日火曜日

軍需産業はみな同じ穴のムジナ

 安保法案が成立すれば中国や北朝鮮の脅威の増大という理由で、次々と高価な最新兵器を購入することになるでしょう。15年度予算では1機100億円もするオスプレイの導入も決まっていて、自衛隊のホシイホシイがすでに始まっています。


 中国では盛大な軍事パレードがあって軍拡路線だと騒がれますが、中国の兵器はほぼ純国産ですから軍備増強は立派な公共事業で内需拡大策のひとつです。それが使われないで終わっても、共産党にとっては国威発揚と人気上昇につながれば一石二鳥です。また日米の軍事関係者にとっても見せかけの脅威を煽る絶好の材料でもあります。


 内需拡大のために住宅を過剰に建設すれば、不動産バブルだなどと騒がれます。しかし、兵器はどれだけ過剰に装備しても、誰も不良資産とは言いません。そこが軍事関係者の付け目です。また、今日の経済学では戦争も生産活動の一部としてGDPにプラスに貢献するのですから、軍隊の無駄はまったく説明できていません。


 軍需産業の立場に立ってみれば、実際には敵も味方も関係なくて、みな軍事的緊張を喧伝して軍備増強を叫びたがる同じ穴のムジナですから、常にある程度の国際緊張は必要だということになります。


 私たちは平和をしっかり守る強い決意を持たないと、彼らにとことん翻弄されることになるでしょう。