小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年9月6日日曜日

疑わしい中国脅威論

 NHKの日曜討論では与党議員は中国の脅威を暗にほのめかして安保法案を成立させる必要があると喧伝していました。日中両国が本格的な戦争状態に入るなどということは、両国の首脳が正気であればとても考えられません。そんな妄想を現実的な脅威であるかのように語って国民の危機感を煽るのは国会議員の資質と品位が疑われます。


 何故ならば全面戦争を仕掛けるにはそれなりの勝算がなくてはなりませんが、どちらが仕掛けようとも中国との貿易がなくなれば、アメリカのGDPに匹敵する規模の日中両国の経済はおろか世界経済は完全に破たんします。アベノミクスで株式市場に注ぎ込まれた多額の年金資金は消えてなくなるどころか、世界中の人々の生活は経済大恐慌のもとで完全に立ち行かなくなります。


 そんな無茶な全面戦争を本気で仕掛ける狂気の国家リーダーが出現するとは考えられませんが、それでも日中両国の首脳はもっと相互交流を深めて話し合いの場を準備しておくことが重要です。安保法案を通さんがための中国脅威論者は、中国との貿易なくして世界経済は成り立たなくなってきていることをどう説明するのでしょうか。