小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年9月30日水曜日

笑い話 新三本の矢

「アベノミクスで新三本の矢が射られるらしい。」

「古いのはどうなったんだ?」

「中国の不景気風にやられて戻ってきちゃったらしい。」

2015年9月29日火曜日

精一杯生きることの効用

 人間ならば誰でも悩みはあるはずですが、私の場合は忘れることにしています。もちろん、可愛い飼い猫が死んだりすると夜中にトイレに起きて、そのまま眠れないことになりますが、その緊張は何ヵ月間もは続きません。


 この忘れるというのは、すっかり記憶が消えてなくなるという意味ではありません。苦しみや悲しみと折り合いがつけられるようになるということです。何事も早く忘れる秘訣は、損得を考えずに毎日を精一杯生きることではないでしょうか。

それはないでしょ、スポーツ応援

 私の大学のアメリカンフットボールチームがリーグ優勝筆頭候補の呼び声が高いチームと対戦しました。


 この相手チームは、高校時代から鍛え上げられた選手の集まった総勢100名超のセミプロ集団で、眩いばかりの有能な選手が次々とアリのように出てきてプレーします。一方で私たちのチームは、大学に入学してから始めた一般学生のチームで総勢45名しかいません。


 試合前には、どう贔屓目に見ても相手チームの楽勝ムードが漂っていました。しかし、いざ試合が始まると、お互いに一歩も退かぬ攻防戦となりました。私たちが負けはしましたが、彼らが大苦戦した理由は様々な言い方があるでしょう。


 私には、対戦相手をリスペクトしない、敵としか見ない意識が彼らには強すぎるように思われました。とにかく、「○○負けろ!頑張れ!頑張れ!◎◎」という小学生水準のセリフの大合唱には唖然としました。

2015年9月28日月曜日

オリンピックはアテネを開催地に固定しよう

 オリンピックが自国で開催されてもほとんどの人々はテレビ観戦を決め込みます。冷静に考えてみると、オリンピックを自国で開催するメリットは大枚を果たして大騒ぎするほどには大きくはなさそうです。このあたりで発祥の地アテネに開催地を固定化し、商業化し過ぎたオリンピックの理想を取り戻すのもいいのではないでしょうか。

2015年9月27日日曜日

歴史に抗う海外での武力行使

 安保法案が参院で可決成立しました。従来は憲法のおかげで専守防衛という建前がありましたが、これを政府は強引に放棄してしまいました。政府が存立危機事態だと言えば、日本はこれでいつでも他国で武力行使ができます。


 鎌倉時代の元寇(2回)を除いて、過去の戦争はすべて日本が日本列島外で武力行使したことで始まっています。つまり日本は海外に出て武力行使をしなければ、悲惨な戦争には巻き込まれないというのが歴史の教訓です。

日本では命が廃棄物になる

 日本の雑種犬が絶滅してしまった理由は、まず野犬が徹底的に捕獲殺処分されて、鎖に繋がれた家犬しかいなくなり、その繁殖の機会を奪われたからです。


 そこにペットショップが純潔犬の可愛い子犬を売り出してペットブームが到来しました。人気のある小型犬は大量に人工繁殖されるようになり、今ではファッションアイテムになった感もあります。


 しかし、ペットの商品市場では生後3か月の賞味期限を過ぎた犬や猫は売れ残り、殺処分されて産業廃棄物になります。こうした悲しい流れは先進国では日本にしかありません。

2015年9月26日土曜日

笑い話 猫知恵

「おい、俺たち猫に餌くれた人に55万円の賠償命令だってよ。」

「知ってる。9月17日の福岡地裁の判決ね。」

「日本は政治家だけでなく裁判官まで暴徒化してるなあ。」

「そろそろ俺たち難民申請するか。」

「ダメだよ。日本は俺たちや難民には冷たいから。」

「じゃー、先住民の権利を国連に訴えよう!」

2015年9月25日金曜日

ムカデに注意しよう

 私の指導するクラブの学生が部室に置いてあった靴を不用意に履いて、ムカデに刺されました。これだけジメジメした天候が続くとムカデがよく出ます。玄関にある靴を履くときは内部をよく見てからにしましょう。

2015年9月24日木曜日

野党はどうする?

 共産党の志位委員長は、これまでの考え方を捨てて政治的立場の違いを越えて野党は結束しなければならないとして、民主党などとの選挙協力体制を示唆しました。


 一方で維新の党は新党という形で野党の結束を目指すと言っています。ダメな野党がいくら再編されようとも、小選挙区で公明党を抱き込んだ自民党の強さに対抗できるはずがありません。


 主義主張を脇に置いて共産党と共闘すれば当選圏内に入る民主党の候補者はひとりやふたりではありません。野党の政党としての本気度が試されそうな気配です。

現代栄養学に?

 現代人は炭水化物(糖質)摂取を控えめにしますが、これは余分な炭水化物が皮下脂肪として蓄えられると肥満体になるからです。またこの過剰な脂質が余分な女性ホルモンを産生し、乳がんの発生リスクを高めるとも言われます。しかし、私は長い間ほぼ毎日13㌔歩いてみて、この栄養学の考え方に少し疑念を持つようになりました。


 私はBMI22を維持するようにしていますが、十分な炭水化物を摂らないと結局は痩せ過ぎ(BMI 21未満)になります。こうなると翌日まで疲労が持ちこされる悪循環に陥り、いつも体がだるくて気力も盛り上がらず、歩く楽しさが感じられなくなってきます。


 今日では細身が流行で炭水化物を悪者扱いしますが、基本的なエネルギー源の糖質を絶ってしまうのは疑問です。むしろ糖質、脂質、タンパク質の3大栄養素のバランスのよい腹八分目の食生活を心がけ、体重は有酸素運動(時速6㎞の早歩き)の量によって調節するのが健康の基本のような気がします。

ラグビーワールドカップ 対スコットランド戦

 日本チームはスコットランドに負けそうですが、相手のクレバーなキャプテンに負けたようなものです。

2015年9月23日水曜日

世界ラグビー事情

 ラグビーのワールドカップで日本チームが世界ランキング2位の南アフリカチームに勝利して大きな話題になっています。ラグビーはイギリス紳士の素養を培う伝統スポーツとして発展してきました。ですから世界の強豪はニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、イングランド、フランス、アイルランドなど、イギリスと歴史的につながりの深い国々が名を連ねています。


 人種的にはラグビーは白人スポーツの典型です。ここにアメリカの身長190㎝体重100㎏100m10秒台の黒人スーパーアスリートがたくさん入ってくれば、ラグビーの勢力地図に革命的変化が起きそうですが、その可能性は99%ありません。なぜならば、アメリカにはアメリカンフットボールという伝統スポーツがあって、最高の名誉と富を与えてくれるからです。ここに日本ラグビーが外人助っ人の力を借りれば世界でも通用する可能性があります。

ドイツ人とイタリア人

 ドイツの巨大自動車会社VWが、アメリカの環境基準をクリアするために、実走行では考えられないクリーンな排ガスを出せるように検査用車両の制御系プログラムを書き換えていたようです。私はこの記事を読んで、このような極めて悪質な不正をあの厳格なドイツ人がするはずはないというゆるぎない信頼と、ありえない話ではないという一抹の疑念を同時に抱きました。


 私が生活していたドイツの印象は、10月から4月頃までは太陽がひどく恋しくなる重苦しい国、日本的な角ばった感覚でいても違和感のない国というものです。待ち合わせをしても約束通りですし、街にゴミは落ちていませんし、交通ルールはきちんと守りますし、釣銭をごまかされることはありません。とにかく何事も整然としていて人間が規律の鎧を着ている感じです。


 一方で一年中明るい太陽がいっぱいの地中海地方の人々の生活感覚は一変します。例えばイタリアに行けば、明らかに人好きで物事がおおらかおおざっぱになり、自分を押し殺す息苦しさがなくなります。ですから時には激しい喧嘩も勃発しますが、オオ、生きているという感じであまり陰湿さがありません。とにかく彼らの生き方は生真面目な日本人には何かと楽しい話題の種を提供してくれます。


 このようにドイツ人とイタリア人とを比較してみると、個人差としては何とも言えませんが、国民性という文化的傾向から見てみると明らかに雰囲気に違いが感じられます。

2015年9月21日月曜日

流石!ファッションの街 原宿表参道

 久しぶりに用事で表参道を通りました。大型連休中ですから、あの広い歩道が人で溢れかえっていました。


 歩き疲れたり、待ち合わせをしている人たちが、ガードレールの代わりに設置された手すり様のレールの上にたくさん腰掛けていましたが、街に溶け込んだ巨大な彫刻のような存在感がありました。


 白い味気ないガードレールがないだけでもホッとするのに、機能性を残して休憩用のベンチに変えてしまった巧みなデザイン力は、流石にファッション街原宿だと感心しました。

笑い話 ヒゲの元隊長

「やっと堂々と戦える。でもホッとしている。」

「そうですよね。これで現役復帰してバンバンやれますからね。」

「そうじゃない。議員バッジのおかげで行かなくていいから、ホッとしてるんだ。」

2015年9月19日土曜日

日本が破たんする前に、私たちの生活は確実に破綻しつつある

 財務大臣は、どんなに政府の借金が膨らもうとも、日本の国債の買い手が国内にいるのだから、ギリシャのような異常な事態に陥ることはないと断言しています。確かにこの説明は間違いではありませんが、国民生活を見てみると正しくもありません。


 ここで国民を富裕層、中間層、貧困層に分けて考えてみると、そのことがよく分かります。富裕層⇒中間層⇒貧困層という流れにそって社会保障の重要度は増しますが、その大切な社会保障が完全に先細り状態になっています。この視点がのんきな大臣の話にはまったく欠落しています。


 例えば、年間所得が160万円以上ならば介護保険サービスの自己負担割合は1割から2割に引き上げられました。月15万円の所得の人が月3万円以上の負担増になるケースも出てきます。また保育費も無認可保育園のお世話になれば月6万円の負担です。老人医療費は無料だった時代もありました。こうした自己負担増は貧困層にとっては深刻な問題です。


 さらには生活保護の認定は厳格化され、こども手当ても2年で廃止され、先進国の常識である幼稚園や高校教育の無償化も実現薄です。このように日本の社会保障の中身は薄ら寒く、政府の財政は破たんしないと強がってみても、すでに国民の生活は破綻しつつあると言えそうです。

2015年9月17日木曜日

すでに始まっている徴兵制の道

 集団的自衛権の行使が可能になれば、住基ネットやマイナンバーの情報を使って貧困層に的を絞って自衛隊への入隊勧誘が集中的に始まるでしょう。


 マイナンバーで個人の収入状況をスクリーニングして、そこから抽出された低所得者や非正規労働者のリストから住基ネットを使って年齢と住所そして家族構成を調べれば、勧誘に乗ってきそうな若者を効率的に選び出すことができます。住基ネット法では先回りしてこうした情報を防衛省に提供できるようになっています。


 一億総中流と言われた昭和の経済的黄金時代が過ぎ去って、経済的文化的階層差が拡大していくなかで、経済界は非正規雇用を増やしていく流れを作り上げました。最終章である集団的自衛権行使の法整備が完了すれば、貧困者を戦争に追い込む一種の選択徴兵制の仕組みが完結します。


 アメリカのように医療はタダで受けられるぞ、年金は心配するな、大学に行きたければ兵役を全うすれば奨学金をやるぞと誘われるようになるでしょう。でもそんな心配をしなくてもよい社会を作るのが政治家の本当の役目だったのではないでしょうか。

反戦歌 シャンソン 『脱走兵』 を知っていますか。泣けます!

 私はこの歌が大好きです。ただ電車の中で聴いているとどうしても最後に目頭が熱くなってくるのがたまに傷です。私は Serge Reggiani が唄っているのが一番好きです。


 作詞はフランス人ボリス ヴィアンです。フランスでは反戦歌として販売禁止になったことがあるようですが、勇ましい抗戦的な言葉が躍るわけでもなく、内容に暴力的な要素があるわけでもありません。


 平凡な日常生活から言葉を選んで綴られた歌詞には気負ったところがどこにもありませんが、死を賭して無抵抗を貫く者の凄味がヴィヴィドに表現されています。かつてフランス政府が嫌ったのも納得です。


 どうも絶望に打ちひしがれた男が最後にすがりつくのは母親の姿のようです。この歌にしても戦争で息子たちを失った亡き母を脱走兵がすがる気丈夫な人間として象徴的に描かれています。


 エルトン ジョンの『Have mercy on the criminal 』という曲があります。ここでは漆黒の闇夜の中で、母親の面影を瞼に浮かべながら容赦のない警察犬の追跡から必死に逃れようとしている脱獄囚が描かれています。この歌も聴いていてやはりホロリとします。


 どちらにしても迫りくる死を意識する瞬間に男の脳裏に浮かぶのは母親の姿の方です。母と子には分娩という尊い命を賭けた契りがあり、その重さを度々忘れてしまうのが男です。だから男は戦争に走ったりして最後になって後悔するのでしょう。

2015年9月16日水曜日

毎年70億円の無駄使い

 小中学校の最終学年の全員を対象に毎年実施される全国学力・学習状況調査のテスト結果が発表されると、必ずマスコミで都道府県順位などが大きく取り上げられます。


 教員やお役人そして教育専門家のなかで、約230万人を対象にした全員テストを毎年実施する意義を本当に信じている人はいないはずです。ただお役人などにとっては、マスコミや社会の強い関心を背景にして、最もコントロールの難しい現場教員の締め付けを強めるには非常に都合のよい道具ですから、無駄だと分かっていても黙っているのでしょう。そのために直に接している先生たちが生徒たちのいちばんの理解者であるという教育の基本が活かされず、上から目線で現場に口出しして教育の混乱に拍車をかけているのです。


 言い方は悪いかもしれませんが、毎年70億円の費用がかかる前近代的テストを業者に丸投げしてドブに捨てているような気がしてなりません。

2015年9月14日月曜日

愛犬を拳銃で射殺

 紀州犬が飼い主や警察官を襲ったので射殺されました。13発発砲されたようですから、とんでもない大暴れをしたのでしょう。


 大型犬の好きな人も多いですが、こういう事件を知ると身の丈に合った体格の犬を選ぶべきでしょう。私の友人はドーベルマンを飼っていましたが、人に危害を加えるのが心配になり、結局は専門家に譲ったそうです。


 そして犬が欲しければ、芸能人のようにペットショップに行くのではなくて、先ずは保健所を訪ねてみてください。きっとあなたを待ってくれている犬がいるはずです。

2015年9月13日日曜日

脳梗塞で半身不随

 数年前の初秋に脳梗塞で倒れて3か月の入院生活を余儀なくされてから、辛いリハビリをして自宅に帰って生活をしている隣人がいます。


 その人は非常に頑固で何事にも融通がきかないうえに、自分勝手で笑顔がない性格のためか、家族関係は決して円満には見えません。また子どもたちが孫を連れて訪れてきたところを見たこともありません。


 この人が半身不随という逆境にありながらも、仕事と日常生活に超人的な踏ん張りをみせているのを見て、人の短所などというものは人生の在り方によっては、どちらに転ぶのかわからないものだと改めて思うこの頃です。

アメリカンフットボールのシーズン始まる

 関東の大学のアメリカンフットボールのシーズンが始まりました。昨日は東京大学と駒沢大学という強豪同士の対戦を応援しました。両大学ともよく踏ん張って延長戦にもつれ込む白熱した試合でした。


 結局は東大が執念を見せて勝利しました。一般学生チームの東大がスポーツ推薦のある駒大と戦ってどうして勝てるのか。それがアメリカンフットボールの醍醐味です。


 野球、サッカー、ラグビー、駅伝等、チームスポーツはたくさんありますが、未経験者でも大学スポーツで活躍できるのはアメリカンフットボールしかありません。何故ならば個人の力はもちろん大切ですが、試合前にたてる戦術と戦略そして試合中の分析力と対応力が勝敗を分ける大きなポイントでもあるからです。


 私が指導するチームもスポーツ推薦制度がないために一般学生チームです。東大と比較すると選手数で半分、スタッフ数では5分の1以下という劣勢ではありますが、選手たちは頑張ってくれるはずですから対戦をとても楽しみにしています。

2015年9月12日土曜日

長雨で桜に異変が

 例年ならば、我が家の桜の大木は毛虫だらけになって葉っぱを食べる音が聞こえてくるくらいですが、今年はさっぱり姿を見ません。


 彼らは秋の長雨が始まる頃までに腹いっぱいに桜の葉っぱを食べて、鈴虫が鳴き始める頃には一斉に地表に下りてきます。そして幹から1m範囲内に深さ10㎝ほどのくぼみをつくって全員でだんごになります。その上に枯葉が落ちて自然の毛布ができあがると冬眠が始まります。


 そんなところまでは‘調査’していますが、冬季にはどんな様子で過ごしているのか、春になって羽化してどんな姿になるのかも私は知りません。ただ、そんな毎年の季節の行事のようなことが欠けてしまっても、彼らはまた来年には現れるのでしょうか。

2015年9月10日木曜日

プロ棋士の凄さ

 偶然ながらプロ棋士の人からいくつか貴重なお話を聴く機会がありました。勝っているときは貯金を取り崩していて、負けているときはお金を貯めているときだという話でした。


 また助言を与えるにはヨーヨーの要領でいくのがよいそうです。ヨーヨーを効率よく引き上げるように、一番低いところに到達した頃合いを見計らって引き上げるのがよいそうです。


 さらには自分の勝ちパターンを会得しても、それにすがり続けていると必ず負けが込んでくる時期が訪れるそうです。その時に勝ちパターンに頼った期間が長ければ長いほど大きなスランプが長く続くようです。


 プロの世界の頂点で活躍する人の経験から生まれた教訓は深い洞察と普遍化があって貴重な人生勉強ができました。

フランスが40年原発の廃炉決定

 新聞報道によりますと、フランスのオランド大統領は公約通りに1977年稼働開始したフェッセンハイム原発を2018年に閉鎖することを表明しました。原発一色のフランスが、日本が稼働後40年経過した老朽原発を必死で延命させようとしているのとは対照的に、非常に慎重な姿勢を取り始めました。


 フランスには地震はありません。とはいってもまったくないわけではなくて地震らしいものがないという意味です。私がフランスに住んでいた時に、その‘地震’が起きたことがありました。震度1にも満たないような規模の小さなものでしたが、住民の間では随分と話題になっていました。


 フランスが古い40年原発を閉鎖するとはいっても、最新鋭の原発を新たに建設中ですから、脱原発依存に踏み切ったとは言えません。しかし、福島の事故を見て神経質になっている国民の気持ちを尊重する姿勢を示したことだけは明らかです。

2015年9月8日火曜日

これだけ雨続きではアリも飢餓状態

 先週は金曜日が晴れ上がっただけでずっと雨続きでしたが、これで大変に困っているのがアリです。その日は猫に餌を与えてからアメリカンフットボールの練習を見に一時間ほどグラウンドに行って帰ってみたら、見たこともない数百匹のアリが食べ残された餌に群がっていました。


 アリは流されると帰巣本能が機能しなくなる危険があるためか、雨天時には絶対に地表面には出てきません。恐らく雨水が巣の中に入ってこないように入り口をふさいでじっと晴天の日を待っているのでしょう。そのけなげな姿(?)を想像してみたらアリが愛おしく思われてきました。

地中海料理は認知症予防に役立つ?

 テレビ番組「林修の今でしょ!講座 実は怖くない認知症」によりますと、オリーブ油を使って料理した魚をよく食べる地中海の人たちは認知症になる確率が半分くらいだという話でした。しかし、私たちがオリーブ油いっぱいの地中海料理を毎日食べたらどうなるかは分かりません。


 地中海沿岸に生活する人たちは太陽がいっぱいの明るい気候のせいか、西はスペインから東はトルコに至るまでどこに行っても、とにかく明るくて笑顔の似合う人たちが多いというのが私の印象です。地中海の人たちのように認知症なんか気にせずに、明るく楽しく社交的に暮らすのが一番の予防策でしょう。

笑い話 動物病院待合室

「どうなさったんですか?」

「おしっこが出なくなって。おたくは?」

「お腹に腫物ができて取ってもらったの。」

「良かったですね。お大事に!」

「ありがとう。じゃ、またね!」

「エエッ!?」

軍需産業はみな同じ穴のムジナ

 安保法案が成立すれば中国や北朝鮮の脅威の増大という理由で、次々と高価な最新兵器を購入することになるでしょう。15年度予算では1機100億円もするオスプレイの導入も決まっていて、自衛隊のホシイホシイがすでに始まっています。


 中国では盛大な軍事パレードがあって軍拡路線だと騒がれますが、中国の兵器はほぼ純国産ですから軍備増強は立派な公共事業で内需拡大策のひとつです。それが使われないで終わっても、共産党にとっては国威発揚と人気上昇につながれば一石二鳥です。また日米の軍事関係者にとっても見せかけの脅威を煽る絶好の材料でもあります。


 内需拡大のために住宅を過剰に建設すれば、不動産バブルだなどと騒がれます。しかし、兵器はどれだけ過剰に装備しても、誰も不良資産とは言いません。そこが軍事関係者の付け目です。また、今日の経済学では戦争も生産活動の一部としてGDPにプラスに貢献するのですから、軍隊の無駄はまったく説明できていません。


 軍需産業の立場に立ってみれば、実際には敵も味方も関係なくて、みな軍事的緊張を喧伝して軍備増強を叫びたがる同じ穴のムジナですから、常にある程度の国際緊張は必要だということになります。


 私たちは平和をしっかり守る強い決意を持たないと、彼らにとことん翻弄されることになるでしょう。

2015年9月6日日曜日

地中海に難民のために島を買ってしまおう!

 CNNMoneyの報道によれば、エジプトの通信企業グループ「オラスコムTMT」の経営者で中東有数の大富豪ナギーブ・サウィリス氏が、イタリアかギリシャから島を私費で購入して難民収容施設を建設したいと言い出したようです。

 

 彼は「政治家たちは感情がないとも時に感じる」と語ったそうですが、最近では稀な痛快な話で感激しました。実現したら私もボランティアで駆けつけたいですが、この歳では逆にお世話になりそうです。わが国のトップに是非ともスカウトしたいとも思いました。

疑わしい中国脅威論

 NHKの日曜討論では与党議員は中国の脅威を暗にほのめかして安保法案を成立させる必要があると喧伝していました。日中両国が本格的な戦争状態に入るなどということは、両国の首脳が正気であればとても考えられません。そんな妄想を現実的な脅威であるかのように語って国民の危機感を煽るのは国会議員の資質と品位が疑われます。


 何故ならば全面戦争を仕掛けるにはそれなりの勝算がなくてはなりませんが、どちらが仕掛けようとも中国との貿易がなくなれば、アメリカのGDPに匹敵する規模の日中両国の経済はおろか世界経済は完全に破たんします。アベノミクスで株式市場に注ぎ込まれた多額の年金資金は消えてなくなるどころか、世界中の人々の生活は経済大恐慌のもとで完全に立ち行かなくなります。


 そんな無茶な全面戦争を本気で仕掛ける狂気の国家リーダーが出現するとは考えられませんが、それでも日中両国の首脳はもっと相互交流を深めて話し合いの場を準備しておくことが重要です。安保法案を通さんがための中国脅威論者は、中国との貿易なくして世界経済は成り立たなくなってきていることをどう説明するのでしょうか。

逆マイナンバービジネス

 マイナンバー制度の実施が迫ってきましたが、これで国民一般の生活が大きく便利になったり、公務員の数が減るなどということはないでしょう。恐らくマイナンバーに蓄積される情報の種類は増え続けて戸籍情報や所得のみならず、資産情報、健康状態、疾病履歴ひいては学歴などにまで及んで暴走状態に陥る危険性がないともいえません。


 これまで国会議員の所得や資産は公表されてきましたが、本当の懐具合を明らかにしているとはとても思われません。制度が実施されれば私たちの情報は国に丸裸にされるのですから、国会議員や各種委員会の長とその配偶者のマイナンバー情報は国民に公開しないと、制度の暴走は抑止できないのではないでしょうか。


 どちらにしても、マイナンバー制度の問題点が顕在化してくるにつれて逆マイナンバービジネスが繁盛するような気がしてなりません。それはマイナンバー制度の個人情報への介入を合法的にブロックする仕組みを提供するビジネスです。

2015年9月5日土曜日

福島の子どもたちの甲状腺がん

 原発事故で放射線被曝した子どもたちの福島県の甲状腺がん検査の一巡目が昨年3月末に終了し、二巡目検査が進行中です。これまでに疑いを含めて120名以上が細胞診を経て悪性または悪性疑いと判定されました。


 現状では福島県民健康調査検討委員会は完全否定はしていませんが被曝の影響があることに否定的な立場を取っています。チェルノブイリ原発事故の被災者では不足がちのヨウ素の摂取量が日本人では多いからとか、被曝線量が少なかったからとか、満6歳未満の乳幼児に悪性例がないからとか、もっともらしき理由が主張されますが確たる証拠は一つもありません。


 福島の甲状腺がん議論の問題点は日本において信頼できる対照集団のデータが存在しないことです。例えば数万人に及ぶ集団検査を同じ手法で実験的に実施するとなると、恐らくは悪性例も発見されるでしょう。そうなると甲状腺がんの特徴として知らないままで人生を全うする例もあるのに、子どもに知らせてしまって余計な負担を負わせることになるという批判も出てくるでしょう。


 分からない場合には行政的には因果関係なしの姿勢になるのでしょう。しかし、科学者の良心に鑑みていえば、このまま対照集団のデータがないために結論を出せないまま時間が過ぎ去っていっていいものか、関係する専門家の間で真剣に話し合ってもらいたいものです。後で因果関係ありとなったら、子どもたちに済みませんでしたで終えるつもりですか。

文理佐藤学園騒動

 学園のお金を私的に支出したとして騒動の渦中にある学園長は、入院中ながらすでに不適切支出とされた約1500万円を返金しています。報道によれば過去9回285日の海外出張で約7000万円の出費があったようです。

 

 今日では正規料金でチケットを買うなどあり得ない話ですが、仮に正規でビジネスクラスで行けば日本とヨーロッパやアメリカ間では約120万円ですから、航空チケット代の総額は約1000万円になります。そして残りを滞在費用に充当したとすれば平均して日額20万円を支出したことになります。

 

 海外校との交流であれば相手校にはゲストハウスなどもあるでしょうから、ほとんど滞在費用はかかりません。ホテルに宿泊したとしても一日に約2万円が常識的な線でしょうから、少しやり過ぎた気もします。とはいっても、どうしてマスコミはこんなに大騒ぎするのでしょうか。

2015年9月3日木曜日

笑い話 不届き者

「立て看板見たでしょ。」

「見たよ。それがどうした。」

「ポイ捨てはダメですよ。」

「俺は吸い殻なんか捨ててないぞ。」

「でも子猫を捨てたでしょ!」

「❗❗❗」

車検制度はなくそう

 日本では行政の規制が多くて民業を圧迫し、今日の経済の発展を阻害しているといわれます。 例えば道路の信号機は高価な日本製で中国製はありません。これは法的なものではありませんが見えない規制で、国民は知らないうちに高い代償を支払わされています。


 見える規制で無駄の代表は車の車検です。アメリカでもヨーロッパでも日本のような車検制度はありません。今日では世界で高い信頼性を勝ち得た日本の自動車に厳しい車検制度は時代遅れでしょう。

2015年9月1日火曜日

死んじゃおうと思ったら図書館においで

 子どもたちの自殺に心を痛めた鎌倉市図書館が発した子どもたちへのメッセージでした。充実した図書館の存在はアメリカでは住宅地の価値を高めるくらいですから、その存在感は日本でもますます高まるでしょう。一方で学校は管理統制の強化で先生は雑用に振り回されて親身な指導ができないため、その存在感は急激に薄くなってきています。


 そんな流れのなかで子どもたちの悲劇の連鎖を断ち切ろうと動いたのが鎌倉市図書館でした。一部には学校を否定するものだという批判の声もありますが、もはや今日の学校は子どもたちの成長に不可欠な絶対的存在ではなくなりつつあるということは否定できません。20世紀の天才アインシュタインも学校は大の苦手で、彼をノーベル賞科学者に育て上げたのは書物であって学校でも大学でもありませんでした。