小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2018年8月16日木曜日

歴史的考察のできない総理

 安倍首相がサマータイム導入を示唆したそうです。東京の日の出は、夏に最も早くて4時30分ころ、冬に最も遅くて6時50分ころですから、冬と夏の差は2時間半くらいです。


 サマータイムは英国やドイツではすでに戦前から実施されていて、コンピュータが一般にも普及し始めた1990年代にはすでにヨーロッパ全体で実施されていました。ですからコンピュータはすべてもとからサマータイム対応型にプログラムされています。


 ところが、今の日本でサマータイムが導入されるとなるとコンピュータシステムはすべてサマータイム対応型にプログラミングされなければなりません。それを完全に徹底するのは不可能ですし、日本全体ではソフト切り替えに莫大な費用がかかり、また大きな混乱をきたすことでしょう。


 総理はサマータイムとコンピュータとの歴史的な関係を理解しているのかどうか分かりませんが、言い出した主張は絶対に引っ込めない性格ですから困ったことです。