小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2018年5月7日月曜日

男と女 日米英独

 財務省高級官僚のセクハラ疑惑がきっかけとなり、女性記者の1対1取材は控えるとか、取材規則を作ろうとか言い出される始末で、どこかトンチンカンな感じです。


 アメリカは日本と同様に男尊女卑の風潮が社会の底流に根強く残っていて、何でもないような時に男性の本音がポロリと出るくらいですから、女性大統領の登場はまだまだでしょう。


 そうしてみるとイギリスに住んでみて、ガチガチの階級社会でありながらも意外に女性の立場は強いように感じました。ちなみに首相はサッチャー女史に始まり、今日でもメイ女史です。


 一方でドイツは明らかに日本と同様に亭主関白国ですが、首相はメルケル女史ですし、実力派の女性党首も活躍しています。但し、ドイツ国家の象徴的存在である大統領は常に男性です。


 女性の地位の高さは医師の男女比率にも表れています。日本では女性比率は20%まで上昇しましたが、先進諸国では50%前後が常識です。アメリカも日本ほど低くはないにしても34%です。


 こうしてみるとセクハラ行為を殺人や強盗という凶悪犯罪に例えて高級官僚を擁護する政治家がいても不思議ではないというのが日本の悲しい現実でしょう。