小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2018年5月20日日曜日

日大アメフト騒動

 アメフトの試合で日大のディフェンス選手が関西学院大学のオフェンスの司令塔QBの選手に意図的に反則タックルを繰り返したビデオ画像がインターネット上で拡散し、大きな騒動になっています。このプレーで関学QBは肉体の負傷を、日大反則選手は心の負傷を負いました。


 問題の日大選手は、関学陣地内46ヤード地点からの関学の攻撃中に15ヤードの罰退を受ける反則を3回も繰り返しました。これで関学はゴール手前の日大陣地8ヤード地点まで難なく前進できました。それでも反則選手を日大監督は交代させず、審判に退場を命じられても咎めもしなかったというのは不可解です。普通なら監督は頭から湯気を出して怒るのが常識でしょう。


 かつては大学の自治の尊さが声高に叫ばれました。その理由は大学は権力の介入や暴力を一切排除して英知の限りを尽くし、学問を通して真理を探究する絶対的な自由空間でなければならないという、人類の理想をみな共有しており、その理想は自治なくしては追えません。今回の日大の公式回答を読むと、大学が個人的な所有物になっている印象さえ受けます。


 今回の騒動は単純に反則をした選手と両チームの監督が集まって事実関係を確認すれば済むはずです。しかし、それをしないということは、まさに森友・加計疑惑の政府の対応と同じで、ウソと詭弁で逃げ切れると思っているからでしょうが、そこには大学人の誇りのかけらも感じられません。