小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2017年8月3日木曜日

無用の長物 道徳教育の三種の神器

 日本の道徳教育では、礼儀、感謝、規律が3本柱ですが、これらは基本的に家族、学校、職場、地域などの既知の人に対する姿勢でしかありません。


 日本人として挨拶は既知の人にするものと思っていると、欧米に行って戸惑うことがあります。例えば他に人のいない場所で他人同士の二人の目が合ったら、両者はニッコリくらいするのが礼儀です。


 先日は電車が不通になって乗客で溢れんばかりの駅ホームのベンチで、鞄を脇に置いて両足を投げ出したままスマホに夢中になる身だしなみの良い男性がいました。


 また通学路のバス内で優先席に陣取った女子学生は、目の前にヨロヨロのお年寄りが乗ってきても平気でその姿を眺めていました。


 彼らは親しい人にはそんなゾンザイな態度はみせないはずですが、見知らぬ群衆の中では礼儀などはないも同然でした。


 こんな場合に欧米ならば誰かが鞄を退かせと要求したり、必ず席を譲ったりする人がいるものですが、このあたりの日本との違いはどこからくるのでしょうか。